第47話
カレン「とりあえず…何かあったらまた連絡するから……今日はこの辺で……、」
詩織「あ、ハイ……、」
水嶋はゆっくりと廃棄処理場を後にした___。
水嶋宅___
PM17:40___
水嶋の家は潮彩高校から数キロ離れた高層マンションの最上階にあった__。
ガチャ_、
カレン「ただいま…、」
京子「おかえり♪みっちゃん♪」
カレン「ただいまー…うわ、これ全部きぃちゃんが作ったの…?」
水嶋が帰ってくると、食卓の上には所狭しと山盛りの食べ物が置かれていた_。
京子「久々の料理だから、ちょっと腕を奮っちゃった♪」
カレン「みんなはどうしたの?」
京子「今日は早めに上がらせたの…、
いつも迷惑ばかりかけてるから、今日はたまには早めに上がってって言ってね、」
カレン「……部屋の掃除も…家事も料理も……全部きぃちゃんがやったの……?」
水嶋は辺りを見回しながら聞いた。
京子「うん…ちょっとまだ汚い部分もあるけど…そこは多めに見て…、」
カレン「……いや、アタシは十分だと思うけど……、」
水嶋はそう呟くと、ゆっくりと席に座る。
京子「あっ!みっちゃん!」
カレン「えっ?」
京子「先に手洗いうがいしてきて!今からご飯なんだから!」
京子はキッチンから顔を覗かせながら水嶋にお願いする。
カレン「あ…うん……分かった……(笑)」
水嶋は言われるがままに洗面台の方へ向かった。
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