第37話

「い、行ってみようぜ?」


「行ってみるか…、」


「死んだって…え、なんで!?」


「いくら何でもやばくね?」


「八木の次は佐々木とか……、」


「もしかしてさ…これ…全員殺されるんじゃねぇの?」


「リアルデスゲームかよ……、」


委員長「ちょ、ちょっとみんな!」


2組の生徒達は野次馬の如く中庭に向かって行った_。




中庭___


「えっ、ちょっとちょっと待って!ヤバいって!」


「誰か救急車とか呼んだのか?」


「え…ほんとに死んでるの……?」


「これ…自分から落ちたんじゃねぇの?…屋上から…、」


「え、このタイミングで自殺とか……ヤバいだろ絶対……、」


生徒達は佐々木を囲むようにして、不安な面持ちで話し合っていた。


塚原「コラお前達っ!離れなさいっ!」


その集団の中に塚原が大声を挙げて割って入ってきた。


塚原「こ…コチラです……、」


その塚原の背後から二人の刑事が歩み寄って来る。


  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る