真白駅＿＿＿、

優達が普段使用している都心にもアクセスし易い大きな駅であり、コンビニやファーストフード店が多く立ち並び、学生達の待ち合わせでも度々使われる場所でもある＿＿、

優(……ほんとにいんのかよ……遊也……？)

優は大きな疑念を抱きながらゆっくりと店内に入ろうとした、

＿＿＿その時だった、

？「………田城くん？」

優「え？」

背後から名前を呼ばれた優は思わず後ろを振り向く＿＿、

優「あ、……えと………水嶋………？」

背後には例の転入生:水嶋カレンが立っていた。

カレン「うん……あたしの名前…知ってるんだ……、」

優「え、あぁーまぁ、転入生だし…名前くらいは………、」

カレン「そっか………あなた田城くん…だよね……確か1組の？」

優「え…そう…だけど……なんで俺の名前………、」

カレンが月島咲に似ているということもあって優は多少緊張していた。

カレン「今日…廊下ですれ違ったの覚えてる？」

優「……うん……、(あの時見てたんかい！)」

カレン「その後“何となく気になって”……同じクラスの理好奈ちゃんから名前を聞いたの……理好奈ちゃん、田城くんと八木くんと同じ中学の頃からの知り合いだったんだね………、」

優「理好奈から聞いたんだ……だから俺と遊也の名前……あっ!?」

優は何かを思い出したように目をまん丸と見開いた。

カレン「え？」

優「ごめん！話してる場合じゃなかったんだ

！その遊也にこれから会わなきゃいけなくて！」

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