第八章 使えない演奏
第八章 使えない演奏
よし、一か八かやってみよう。と、言うわけで、松岡さんに電話してみた。本当にできるかどうか、なんて考えている暇もなく、とにかく口に出していってみる。ダメと言われたら、その時に考えよう。それでいいや!と思う。
スマートフォンをとって、秘密の計画を打ち明けてみる。松岡さんは、彼の主張を意外にも受け入れてくれて、やってみようと承諾してくれた。まあ、メンバーさんが何人承諾してくれるかはわからないけれど、少なくとも、何か得てくれるだろうという事にはなった。くれぐれも稲葉さんには伝えないことにしようということで、次の練習日に決行という話がついた。
当日。とりあえず、原田公民館に行く。メンバーさんたちがいやいやながらも集まってくると、
「今日はですね!今から製鉄所で演奏に行きます!」
と高らかに宣言すると、メンバーさんたちは、ええっと驚く顔をする。
「まだ何の準備も、、、。」
「だって、今日は家に用事があって、夜には帰らなきゃ。」
なんてメンバーさんたちはそれぞれの事情を話す。
「いえ、屁理屈は言わないでください!もう、製鉄所の皆さんにはしっかり話してありますから、皆さん首をながくして待っているはずです!」
「なんだか高飛車に事を運ばせているようだけど、大丈夫なのかい、先生。」
もんや爺さんが、心配そうに言うが、紀夫はそれを無視して、決行してしまうことにしていた。
「それではみなさん、製鉄所に行きますので外に出てください。」
紀夫の合図で、メンバーさんたちは次々に外へ出る。製鉄所までどうやっていくかとメンバーさんが聞くと、松岡さんが大型の免許を持っているので、運転していくと答えた。外には、松岡さんが手配した、マイクロバスが止まっていた。これに乗ってもらうように、紀夫は促した。メンバーさんたちは、のろのろとマイクロバスに乗り込んでいく。全員乗り込むと、松岡さんが、マイクロバスを動かし始めた。
「先生、何の曲を歌えばいいんですかい。」
もんや爺さんが聞くと、
「皆さんが、持っている夢見たものはを歌ってください。」
と、紀夫はさらりと言った。
「夢見たものは、ですか。」
メンバーさんが言うと、
「そうですよ、今日のお客さんたちは、そういう歌詞を本当にほしがっている人たちですよ。」
「へえ、どんな人なんだか。ああいう、なんとも言えない歌詞をね。」
確かに、あの曲の歌詞は、一部の人たちには共産主義を奨励するとして批判をされたこともあったことは知っている。この地域は、特に日本共産党の力が強いわけでもないから、共感される可能性はあまり高くないから、頻繁に歌われることもないらしい。
「学校の先生の集まりとか、そういうところに行くんですか?」
「うーん、むしろその逆ですねえ。」
逆というと、どんな人たちなのか、皆思いつかないようだった。紀夫はそれでもいいやと思った。
そうこうしているうちに、松岡さん運転するマイクロバスは、市街地を抜けて、住宅街を抜けて、山岳地帯に来た。その間に、工場がいくつか立っていて、製紙工場や自動車工場の中を通り抜け、鉄工所と書かれている建物にも直面したが、いずれもすべて通り過ぎてしまった。
「はれれ?先生、鉄工所はもう通り過ぎてしまいましたけれども?」
不意にメンバーさんの一人が言う。
「これよりもっと北に行きます。」
「もっと北って、鉄工所は、あの時田鉄工所以外もうありませんが?」
「だから、鉄工所ではないですよ。製鉄所です。」
「製鉄所?製鉄所なんて、富士にありましたっけ?」
「あ、もしかして!青柳さんの?」
一人の女性メンバーさんがそういった。
「はい、まさしく。」
紀夫がそういうと、
「あ、あそこですか!あそこは、学校とか仕事とかで躓いたアウトローを一杯匿っていると聞いたことがあった!」
そのメンバーさんがそういうほど、製鉄所は悪いイメージを持たれているらしい。
「アウトローというか、あまりにも純真すぎて、傷ついてしまった人たちというべきでしょうね。」
と、紀夫は訂正したが、メンバーさんたちは既に嫌そうな顔をしていた。こ、こうなると、やっぱり難しかったのかなと紀夫はちょっと気を落としてしまう。なんだか農民十字軍を率いたリーダーみたいなああいう指導力があればいいのになあ、なんて思ってしまう。やる気がないのを率いるのは、一体どうすればできるんだろうか。
「先生、気にせんでいいですよ。わしらは、きっとそういうアウトローと呼ばれる人たちから、必要だから行くんでしょ。」
静かにもんや爺さんがそういってくれる。
友紀君は、ずっと黙ったまま、窓の外を眺めているだけである。紀夫は、それを見てより気を落としてしまう。もっとやる気を出してくれるかなと思ったのだが、、、。何か悪いことをしてしまったなあという感じの顔をしていた。
その間にも、メンバーは、口々にアウトローの話をしている。たぶんきっと、彼らは傷ついていることは確かだが、きっとアウトローとは違うんだということで、自身を保ってきたということは紀夫も見逃してしまっていた。これをしっかり押さえておけば、もうちょっと違った対応をとることができたなと思う。あーあ、やっぱりこの計画は失敗だったかなあ。
「はい、着きましたよ。先生。」
松岡さんの一声と同時に、マイクロバスは止まった。みな、しぶしぶバスを降りていく。目の前にあった建物は、八幡製鉄所のような、高炉もなければキューポラもなく、超高級な日本旅館という雰囲気を持っていた。入り口の正門には、「青柳」と書かれた表札と一緒に「たたらせいてつ」と毛筆で書かれた和紙が貼られている。メンバーさんたちが、あれまあと驚いていると、正門がぎいと開けられて、
「どうも、いらしていただいて、ありがとうございます。」
現れたのは懍である。
メンバーさんたちは、一瞬たじろぐ人と、一部の者は失笑する者もいる。
「あ、なるほど。やっぱりおかしいんですかね。僕みたいなものが主宰するとなると、どうもイメージした代表とは違うんでしょうね。言わなくてもいいですよ。例えば、暴力団の総長とか、そういうものが起こすとかであれば、また違うと言いたいんでしょう。実際そうでしょうからね。」
この発言でメンバーさんたちは一瞬黙る。こう言ってくれて紀夫は助かった。
「まあ、お入りくださいませ。皆さん、少しばかり変わり者ではありますが、悪いようには致しませんので。今日は、製鉄は行っていないのです。一度始めると、三日間不眠不休で続けなければいけませんので。まあ、クラシック音楽にさほど詳しいというわけではないですけれども、聞く意欲はもっていますので。」
懍は、車いすを動かして、建物に入っていった。紀夫もメンバーさんもこの不思議な人物にすっかり影響されてしまい、建物に入っていく。
廊下は、すべて鴬張りになっていて、人が歩くたびにきゅきゅとなる仕組みになっているのだが、ここまで大勢の人が入ると、何百匹の鴬が大合唱しているような音が鳴り出した。これを聞くとメンバーさんたちは驚いて、無駄口を一切言わなくなってしまった。
全員、製鉄所の一番奥にある部屋に通された。たぶん、多目的室のような部屋なのだろうが、確かに音楽向きにこしらえてある部屋である。懍は、メンバーさんたちと紀夫を、正面にある縁台の上に乗らせた。観客として、メンバーさんたちがアウトロー、懍たちが寮生と呼んでいる人々のほか、杉三と蘭もそこにいた。隣には、優れたピアニストとして知られている、磯野水穂もいた。杉三たちをはじめとするお客さんたちは、決して音楽を馬鹿にしているような様子を示さず、真剣に聴こうという態度を示している。この顔を見ると、とてもちゃらちゃらした集団には見えず、むしろ人生を真剣に生きてきたと思われる顔をした集団と見える。
メンバーさんたちの表情も変わってきた。製鉄所を訪れたばかりのころは、馬鹿にしているというか、とてもこんなところへ来るもんじゃないという顔をしていた。懍に連れられて建物に入り、お客さんたちと対面すると、彼らは、なんだか思っていたところと違うということを、感じ取ったらしい。そして、懍が縁台の上に乗らせる時には、メンバーさんたちもまた、お客さんたちに「答えよう」という表情に変わっていた。
「じゃあ、歌ってくれますか。よろしくお願いします。」
懍にそう言われて、メンバーさんたちも、歌おうというつもりになってくれたらしい。すぐに持っていたカバンから楽譜を取り出して、「夢見たものは」のページを開いた。
隊列を組んで歌が始まった。無伴奏の歌だから、ピアノ伴奏はいらなかった。
「夢見たものは一つの幸福、願ったものは一つの愛。」
勿論、うまいというところからははるかに遠い歌声である。しかし、お客さんたちは、真剣そのもので、中にはすすり泣く者もいた。
「日傘をさした田舎の娘らが、着飾って歌を歌っている、大きな丸い輪を書いて、田舎の娘らが、踊りを踊っている、、、。」
このような歌詞で、すすり泣く場面なのかと紀夫は思っていたのだが、多分、彼らはこういう生活を得られなかったからだとわかった。
「夢見たものは、一つの幸福、それらはすべて、ここに、ここにあると。」
そこの部分で歌は終了した。
たちまち、大拍手が起こる。
「ありがとうございます。なにか、ご感想でもございますかな。」
紀夫は、敬礼してお客さんたちに聞いてみたが、発言する者は一人もない。代わりに杉三が、
「いや、無理じゃないの。感動しすぎて、物が言えなくなってるんだと思う。逆を言えば、それだけすごかったという事じゃないのか。」
と、発言して、隣にいた蘭に袖を引っ張られた。
でも、その答えが、一番ベストな答えだろうと思われた。
「せっかく歌ってくださったのに感想を発言しないというのは失礼というものですよ。本当に何もないのですか?」
懍がそういって、お客さんたちを統制するが、紀夫は無理して言わせなくてもいいなと思った。
「いや、先生。大丈夫です。感想をいただけるようなほど、私たちはうまくありませんので。」
紀夫は急いでそう弁明した。
「しかしですね。礼儀というものはありますので、一人でも誰かに感想を言っていただかないと困ります。例えば、そうだな、朝原さん、何かありますかな。」
朝原さんと呼ばれた、水穂の隣に座っている女性は、先ほどから、目にいっぱい涙をためて泣いているのだった。水穂が心配して肩に手をかけてやっている。
「教授、彼女に批評をさせるのは、酷というものだと思いますけど。」
水穂は彼女をかばってそう言ったが、
「いや、僕は賛成!おそらく、彼女の怒りというものが、最も優れた感想になると思うから、とにかく思う存分彼女の持っている怒りを存分に発言させろ。」
杉三も、懍に同調する。
「あんまり語らせると、紀夫さんに失礼になるのでは、、、。」
蘭も心配したが、
「とめるなとめるな、彼女に思う存分発言させろ。君が思っている怒りを思う存分言ってごらん!」
杉三が、彼女の背を叩いたので、
「はい、一番つらいのは、、、。」
彼女は泣きながら語り始めた。
「皆さん、高齢になって、そうやって歌を歌っていられるのが、正直に言うと、憎らしいというか、妬ましくてなりません。私は、中学校まで合唱がすごく好きだったんたんで、越境で合唱の名門校を受験するつもりだったんですけど、家族が反対して、進学校に無理やり通わされて、どうしても馴染めなくて、病気になってしまったんです。そのあとは、もういるよりは、いないほうがいい存在になってしまって、もう出て行けの連続で、結局家を追い出されてしまう始末でした。私にとって、大人というのは、私が発言すると都合をおしつけて反対し、病気になれば、汚い者のように私を追い出そうとする、自分勝手な存在にすぎません。一度でいいから謝罪をしてほしいとお願いしても、自分のほうが正しいと言いふらして、私が、あの人たちのロボットみたいになるのが、あの人たちの幸せなんです。だから、そういう人たちが、楽しそうに歌っていると、私は、ほめるどころか、憎たらしくてならないというのが、正直な気持ちでしょうか、、、。」
これを聞いてメンバーさんたちに、ちょっと動揺があった。きっと、うまかったとか、そういう感想を予想していたのだろう。確かに、憎くてたまらないと言われれば確かに良かったと思うことはない。紀夫も、朝原さんの泣いている理由がまさかこれとは読み取れなかった。
「どうですか、皆さんがアウトローと呼んでいる人は、みんな、こういう事で悩んでいるのですよね。」
懍が、解説者みたいにそういうと、それを証明するように、彼女はわっと泣き始めるのであった。
「きっとね、こういう気持ちがうんと積み重なっている人たちだと思うのです。だから、行き場がなくなって製鉄所にやってくるわけですよ。でも、憎らしいという表現を使ったことは確かですけれども、皆さんが来てくれてうれしい気持ちも持ち合わせていると思いますよ。その証拠に、本気で憎んでいたら、直ちにここで暴動がおこります。」
水穂が、泣いている彼女にそっと手拭いを手渡した。
「音楽って、不思議なものですね。味方にもなるし、時には敵にもなるんですよね。」
「そうかあ、、、。でも、なんとなく、気持ちがわからないわけでもないわよ。あたしたちだって、若いころは、そうだったもの。私も、できることなら、ずっと歌を歌いたかったなあ。でも、結局、親の妨害で、全部だめになっちゃったけどさあ。まあ、今、ここに合唱団方舟があって、やった!やっと歌わせてもらった!という気持ちで来ているもんね。あたしが若いころは働くのに一生懸命で、大人を憎むことはしなかったけど、あなたくらいの歳の時だったら、怒りが生じたのかもしれないなあ。」
一人の女性メンバーさんがそう発言した。すると、これを皮切りに、メンバーさんたちが口々にしゃべり始める。
「あたしも、そんなことあったよ。あたしは、東京の大学に行って、歌を始めたんだけど、本気で歌えたのは四年間だけで、卒業したら、無理やりお見合いさせられて、歌の事なんか忘れなきゃならなかった。幸い、子供が無事に育ってくれたから、もう一回歌おうと思ったんだけど。」
「俺も、願わくは歌をずっとやりたかったけど、急に転勤を命じられちゃってさ、それでもうだめだったなあ。会社を定年になってやっと歌に取り組もうと思うようになった。」
「確かに若い時って純粋だから、それをやめろと言われたときは、たまらなく苦しいもんだよね。まあ、同時に仕事が忙しくなったり、子供が生まれたりしたから、幸いスパッと辞められるんだけど、今の子は、それがなかなかないから、あきらめるのが難しくなっているよね。」
「あたしたちのころは、何でもスマホで解決できるもんじゃなかったから、自分の手でやらなきゃいけない仕事が、まずそこらへんにごろごろ転がっていたのよね。でも、今は、大体の事はボタン一つでできちゃうし、余計に負の感情というのかしらね、、、それが頭に残っちゃって、若い人は苦しいのかもしれないわよね。」
「じゃあ、私たちのように、それを与えられて生きている若い人は、皆さんから見たら、やっぱり罪な人間で敵だと思いますか!」
朝原さんは、これ以上怒鳴れないというほど、金切り声で怒鳴りつけた。それがたぶん、彼女の持っている一番の主訴なのだと思われた。水穂が、彼女の右手をしっかり握りしめて、暴れないように抑えているところを見ると、彼女は相当な怒りを持っていて、相当傷ついているのだろう。
「私たちは、私たちで悩んだり苦しんだりしているんです!でも大人の人たちは、私たちが真剣に悩んでいることを聞こうとするどころか、振り向くことさえしません。私たちが、そのことで怒りを示せば、うるさいから出て行けといいます。そして、テレビなんかで事件が起これば、便利なものがありすぎてそれが悪いと口をそろえて言います。私たちは、解決方法が見つからないから、インターネットに頼らざるを得ないのに、悪い影響を与えるからと言って取り上げようとする!本当に、勝手にもほどがありすぎます!結局、私たちは、意志を持つどころか、年寄りの自分勝手な命令にただ従うだけが美徳すぎて、私たちに与えられた時間は、ただ下僕として生きるしか用意されてないんですよ!皆さんはそうして、年を取ってから、いくらでも生きがいを得ることはできるでしょうが、私たちは、若い間は何も与えられない!こんな不平等、私許せるはずないです!」
「まあ確かにねえ。俺たちが、彼女くらいの年のころは、男は仕事に駆けずり回って、女は子供の世話と家事で忙しすぎていたから、そういう怒りなんか逆に感じている暇なんかなかったよ。そんな時代だったから、君のような見方はできなかったのかもしれないね。本当に、日本は、技術大国というが、変なほうばっかり発展して、肝心なことは与えてくれなかったかもしれないよね。」
朝原さんの怒りに、松岡さんが静かに応じた。
「でも俺は、トラックの運転手をしていたんだけど、あるコンサート会場にジュースを運ぶ仕事を請け負ったときね、たまたま、合唱団の人たちが楽しそうに歌っているのを目撃してしまってさ。それで、歌ってこんなに楽しそうにやれるんか、なら俺もやってみたいなってすごく思っちゃったんだよ。理由は知らないけど、なんかそう思ったんだよ。俺、トラックの運転手だから、何も音楽の知識もないしさ、音だって全く取れなかったけど、やっているうちにできるようになって、すごくうれしかったなあ。大人になると、感動は欠落してしまうというが、こういう大人もいるんだぜ。俺は、トラックの運転手しかなれないくらい貧乏な家だったから、一生下層市民のままで終わるのかと思っていて、楽しい人生なんて、金持ちにしか与えられないと思っていたが、歌を始めたことによって、それは大間違いだったなということに気が付いたよ。だからね、人生、何があるのかなんて、誰にも分らないんだよ。だから、今は怒りの気持ちでいっぱいなのかもしれないが、もしかしたら、何か良いことがあるかもしれないってことだけは、頭の片隅に置いてくれると、うれしいなあ。」
松岡さん、ありがとう、あなたみたいな人がいてくれたおかげで、僕たち音楽家も仕事がえられるのです。どうか、他の皆さんにも、あなたのような考えが持てるように、引っ張って行ってほしい。と、紀夫は心から思っていた。
「今は、大人への憎しみというものでいっぱいなのかもしれないが、必ず何かあると信じて生きていてほしいな。まあ、いつどこでどのようにやってくるかはわからないけど、人間、一度や二度は、そういう事があるようにできているらしいから。」
人情に厚い松岡さんの目に偽りはなかった。でかい声で怒鳴り散らすより、こういう静かな口調のほうが、怒りというものは止まるらしいのだ。
懍が、お返事は、と促したが、彼女は返答しなかった。しばらく製鉄所は水を打ったように静かだった。
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