第9話 友達との嫌な再開

 俺の耳には今こんな音が流れている。


 ――ピピピピッ。ピピピピッ。


 この甲高い音が無限ループしている。

 俺はこの音を無視し続けていたが、いい加減うざくなってきたので、目をつむったまま音のする方向に手を伸ばし、目覚まし時計のボタンを押した。

 すぐに音は止まったが、俺の眠気も同時に飛んでしまったようで仕方なく目を開けることにした。

 すると、昨日の出来事を一気に思い出してくる。

 昨日は、朱音とデートをして、名前で呼び合うことになって、父さんには家族恋愛を許可されて……こう考えると、今までで一番濃い一日だった気がするなぁ……うわぁ……思い出すだけで恥ずかしくなってきた。

 俺はだんだんと頬が熱くなっているのを感じるので顔が赤くなってきてるのを自覚した。

 やめよう、昨日のことを思い返すのは。今はこれからのことを考えよう。

 そうしなければ俺の顔はオーバーヒートしたことだろう。


 えっと……今日は婚姻届けを出しに行くんだっけ……また何かありそうだな。それに、明日は引っ越しなんだから、今日は忙しくなりそうだなぁ……よしこんなところか。とりあえず、着替えよっと。

 俺はベットを降りて、部屋着に着替えることにした。

 次に、スマホのチェックをする。通知などが入ってたことは少ないが、これは朝起きた時の日課だ。

 今日は珍しい日のようで通知が入っていた。それも、昨日登録したばかりの朱音からだ。

 朝から女子とメッセージのやり取りができる日が来るとは思ってなかったので少し嬉しい。

 え~っと、なになに……なるほど。

 昨日は寝てしまって返事ができなかったようで、そのことについての謝罪とこれからよろしくという内容だった。書いたのは、朝の七時のようだ。

 春休みでも早起きか……ってことは、朝から部活なのかな? 大変だな……

 そう思いながら俺は特に気にしてなかったので、そのように返事を書いておいた。

 そして、朝食をとるために一階に降りた。


「おはよう、優」

「おはよう」


 先に起きていた父さんとリビングで会った。俺より先に朝食は済ませていたようで、今はテレビを見ている。

 俺も自分の分の朝食を用意した。

 ちなみに、雨宮家の朝はいつもパンと牛乳だ。理由は簡単で、朝はそんなに時間がないことと、洗い物が少なくて済むことだ。それに、お互いに料理は苦手なのも理由の一つだったりする。

 今日は、イチゴジャムにしよっと。

 俺はジャムを塗り、そのパンを十分もしなうちに食べ終え、牛乳も飲み終えた時に父さんが話しかけてきた。


「なぁ、優。一つやってほしいことがあるんだけど、頼めるか」


 早速仕事のようだ。

 ゆっくりしたいというのが本音だけどたぶん引っ越し関連のことだろうから、仕方ないと思うことにした。朝に覚悟はしてたしな。


「俺にできることならやるけど」

「ああ、大丈夫だ」

「なら、やるよ。それで、何をすればいいの?」

「優の隣の部屋あるだろ?」

「ほぼ物置状態になってるあそこ?」

「そう、そこだ。そこは今度から朱音ちゃんの部屋になるから、中の物を出して、掃除してくれ」

「……へっ?」


 父さんは今なんて言った?


「……父さん、もう一度言ってくれ」

「? だから、中の物を……」

「いや、それより前」


 そんな、お約束はやらなくていいから。まぁ、分かっててやってるんだろうけど。

 こういう時の父さんはいつもニヤニヤしていて子供みたいだ。


「ああ、朱音ちゃんの部屋になるってことか?」

「そう、それ。なんで俺の部屋の隣を朱音の部屋にしたんだ?」


 他にも余ってる部屋はあるだろうに。なんでわざわざ俺の隣なんかに……


「優、意識しちゃってるのか?」

「いや……」


 確かに隣が朱音の部屋になると聞いた時、生活音が聞こえちゃうよなぁとか、素の朱音を見ることが増えそうだなぁとかは頭をよぎったさ。

 つまりかなり意識していた。


「どうなんだ?」

「……別にそういう訳じゃなくて、単に疑問に思っただけだから」


 まぁ、本当のことを言う必要もないので、適当に濁しておく。


「まぁ、そうゆうことにしといてやる」


 バレてるようだが、俺はそれに対して言い返したりはせずそのまま流す。

 言い返しても軽くあしらわれて反撃をもらい、痛い目を見るのは俺だからな。


「それで?」

「まぁ、たまたまだな。ちょどいい大きさの部屋がそこしかなかった」


 本当かな? なんか裏がありそうだけどそれは気にしないでおこう。


「そうですか」

「でも、朱音ちゃんが嫌だって言ったら変えるけどな」

「まぁ、そうだろうね」


 朱音が嫌だって言ったら変えるべきだろう。無理強いすることはできない。

 でもそうなったら悲しいな。俺の隣が嫌だって言われてるみたいだし。

 ……まぁ、今考えても仕方ないことか……とりあえずあの部屋を空けないことには住むこともできないしな。

 父さんは手伝ってくれないのかな?


「父さんは掃除を手伝ってくれないの?」


 俺は直接訊いてみた。

 手伝ってくれればすぐ終わるんだけどなぁ……


「俺は唯さんが使うことになる部屋を片付けとくつもりだから無理だな」

「そうですか」


 手伝ってはくれないようだ。

 だけどさぼりはしないみたいなのでいいだろう。

 話はもうないようで、父さんはまたテレビを見始めた。

 俺も特に話すことはなかったので、食器を台所で洗い、洗面所に行き歯を磨き顔を洗った。

 そして、二階に上がり、今度は俺の部屋ではなくその隣の部屋に入った。

 そこで俺はあまり見たくない光景を目にすることになった。

 それは大量のダンボール箱だ。よく見ると部屋のところどころが汚れてたりもする。

 うわ……この量は大変だぞ。それにところどころ汚れてるし、雑巾がけとかも必要じゃん。普通にやりたくねぇ……

 だからといって、このままという訳にもいかない。明日には朱音はこっちで住むことにもなるんだし、最初に住む部屋がダンボールの汚れだらけなんて最悪だろう。

 朱音に隣の部屋を使ってもらうためにもいっちょ頑張りますか。

 父さんのお願いではなく、自分のそして朱音ためにと思えば少しはやる気が出てきた。


 まずはダンボール箱を部屋の外に出すことにしたが、一つ一つがけっこう重い。部活をしていない俺にはかなりきつかった。

 なんでこんなに重いんだよ。こいつの中身はいったいなんだ?

 気になったのでダンボール箱の中を見てみるとそこには俺の小学の時の教科書があった。

 まじかよ。もしかして、これ全部俺のものか?

 とりあえず、全部のダンボール箱を部屋の外に出して一個ずつ確認していく。

 そこには、卒業アルバムやら、ノートやら、美術か何かで作ったと思われるものが出てきた。全部が俺のものじゃなかったが、だいたい六対四くらいで俺の物が多い。

 なんで、整理しなかったんだよ……そうすれば、無くしたと思ってた卒アルも見つけてただろうし、今日こんなに苦労することもなかったのに……


「はぁ……」


 自然とため息が出ていたが、まだまだやることは残っているので、やめるわけにはいかない。

 とりあえず、俺のものが入っているダンボール箱は俺の部屋に、それ以外のものは俺の部屋の向かいの部屋に入れておくことにした。

 時間があるときにでも確認してみよう。何か面白いものが見つかるかもしれないし。

 それからは掃除機をかけて雑巾がけをした。

 この作業は割とすぐに終わり、一階に降りて父さんに終わったことを知らせた。


「おつかれ」


 そんな短いねぎらいの言葉だけが返ってきた。

 時計を見てみると、時刻はまだ十一時だった。

 昼食まで時間もあるし、ダンボール箱の中身でも確認しよっかな。

 そう思いながら、自分の部屋に行こうとすると、家のチャイムが鳴った。

 誰だろう?


「悪い優、代わりに出てくれ」

「分かった」


 俺は進む方向を変えて玄関に向かった。

 玄関のドアを開けるとそこにいたのは朱音の母さんの唯さんだった。


「こんにちは、優くん」

「こんにちは、朱音の母さん」


 唯さんとは、俺が勝手に頭の中で呼んでいただけである。


「優くん、そんな呼び方じゃなくていいのよ。これから私たちは家族になるんだから」

「じゃあ……お義母さんと呼びます」

「う~ん、それでもいいけど……私も朱音と同じで名前で呼んでもらおうかしら」


 唯さんはいたずらっ子のようにニコニコしながらそう言った。

 俺が朱音を名前で呼んでいることに何か思うところがあるのかもしれない。


「これからは、唯って呼んでね」

「えっと……じゃあ、唯さんで」

「うん、それが一番いいわね」


 脳内だけでなく本人を直接、唯さんと呼ぶことになった。


「えっと……とりあえず入りますか」

「ありがとう」


 外にいてもらうのは申し訳ないので、唯さんをリビングまで案内して、父さんに合わせた。


「それじゃあ、俺は自分の部屋にいるから」


 父さんと唯さんは何かを話していて、俺に要はないと思ったので部屋に戻ることにした。

 まぁ、早く宝探しという名のダンボール箱あさりをしたかっただけなのだが。


「ちょっと、待ってくれ」


 だけど、俺は父さんに呼び止められた。


「何?」

「俺と唯さんは昼までに戻れないと思うから、これ昼食代」


 そう言って、父さんから、二千円を渡された。昼食代にしたら多い気がする。


「なんか多くない?」

「朱音ちゃんの分も一緒だからな」

「朱音のも?」

「そうだ。唯さんも戻れないってことは、朱音ちゃんの昼を用意できないってことだろ?」

「まぁ、確かにそうだね」


 ああ、だいたい分かったぞ。朱音と一緒に昼食を食べて来いってことだろう?


「だから、一緒に済ませればいいと思ってな」

「分かったよ」


 やっぱりな。予想するまでもなかったか。


「この時間だと……朱音はまだ部活で学園にいるわ」

「てことは、朱音ちゃんを向かいに行かないとな」

「はいはい」


 俺はいったん自分の部屋に戻り、部屋着から外出着に着替えてから、スマホで朱音にさっきのことと、学園近くのコンビニで待っているということを連絡しておいた。

 今日も朱音と一緒かぁ……まぁ、俺は一緒にいて楽しいからいいんだけど、朱音はどう思ってるのだろう……やっぱり分かんないな。まぁ、別にいっか。どうせ、答えなんて見えてこないしな。

 そう考えてる間に、支度も整ったので、少し早いが家を出ることにした。


 ※※※


 俺の家から学園までは、歩いて約三十分くらいのところにあるが、今回はその近くのコンビニが目的地だ。

 別に学園で待っててもよかったけど春休み中なのに学園にいるのはなんとなく嫌だった。

 俺はいつも登校時に使う道を歩いて、学園近くのコンビニへ向かうことにした。

 道中では昼食について考えることにした。

 さて、どこで昼飯にしようか……

 多分……学園に近いほうがいいんだろうけど……全然思いつかねぇ。コンビニで立ち読みでもしながら考えるか。

 そう考えて、俺はコンビニまでひたすら歩いた。


 ※※※


 コンビニに着いたが時刻はまだ十一時半だ。たぶん、十二時くらいまでは部活だと思うので、朱音が来るまでの間は、予定通りに昼食のことについて考えることにした。

 そして俺は、コンビニの中に入り、雑誌などが売っているコーナーに向かった。先客がいたが、たぶん背格好からして、うちの学園のサッカー部といったところだろう。

 俺は邪魔にならないように隣に並び漫画を読もうとした。

 すると、


「優じゃねえか。お前、生きてたんだな」


 隣の奴に話しかけられた。しかもかなり砕けた口調で。


「って、隼人じゃん」


 だけどそれで逆切れなどはしない。その声の主のことはよく知っている。

 こいつの名前は鈴村隼人すずむらはやとで俺の友達だ。

 眉目秀麗、成績優秀、スポーツ万能といろいろと完璧な人間である。

 部活はサッカー部でエースストライカーだ。

 俺のもう一人の友達曰く「俺TUEEEE系ラノベの主人公かよ」との評価である。

 欠点を上げるとすれば、女たらしってとこだな。

 一月もすればこいつの彼女は変わっている。

 いい加減一人にしぼれよと思うのだけど隼人は今の生活が楽しいようで、やめる気はないらしい。

 それに、いろんな女子と付き合ったからなのか、恋愛とか女子の噂とかにはめっぽう強い。俺もよく聞かされる。


「お前、なんでここにいるんだよ」

「俺は部活が始まるまでの暇つぶしだ。お前こそ珍しいな。こんなところで何してるんだ?」

「まぁ、俺も似たようなもんだ……」

「部活に入ってないのにか?」

「……こっちにもいろいろと事情ってもんがあるんだよ」


 俺がここにいる理由は言いたくなかった。

 朱音を待ってるんだ、なんて言ったらめんどくさいことになるに決まってる。


「まぁいいや。それより聞いてくれよ、ビッグニュースがあるんだ」

「な、なんだいきなり」

「聞いて驚くなよ」

「うん」

「……」

「……」


 隼人は無駄に溜めた。

 もう、気になるから早く言ってくれ。


「あの雪村朱音に彼氏ができたらしい」

「えっ……」


 朱音に彼氏? なんだそれ。朱音そんなこと言ってなかったよな? いや、普通いても言わないか……だとするとなおさら、なんで俺とデートなんてしたんだ?

 なんだか混乱してきたぞ。


「隼人、どうゆうことだ?」


 俺はことの詳細を知りたくなったので、すぐ隼人に訊き返した。


「俺の彼女がな、『今日、雪村さんが男の人とショッピングモールを歩いてるのを見た』って、昨日わざわざ連絡してきたんだよ」

「……」


 その話を聞いて、俺の混乱は収まった。だって、その男って俺のことだし。

 しかし、今度は驚いていた。

 なぜなら誰かに見られていたとは思っていなかったからだ。

 だけど、誰かまでは特定されてないようだからその男が俺だとはまだバレていないだろう。

 でも、この話が続くようならバレるかもしれないので、この話題を切り上げる方向で話を持っていくことにした。

 だって隼人のことだ、バレたらめんどくさいことになるに決まってる。


「そうか、とうとう朱音にも彼氏が……」

「朱音? お前たちってそんなに仲良かったのか?」

「……」


 出だしからやらかした。

 朱音と呼ぶのに一日で慣れていたので、朱音と呼んでしまったけどこの話をしてる時にこれはいろいろアウトだと思う。

 本当にやらかした……でも、まだごまかせるよな? 強引に話をもっていけばあるいは……


「間違えた、雪村さんって彼氏できたんだ」

「お前、何か隠してるだろ」

「……別に、何も隠してないぞ」

「嘘つくな。そもそも、雪村さんと話したこともなかったくせに、今日会ったらいきなり名前で呼んでいるなんて怪しすぎるだろ」

「いや、だから、それは言い間違えて……」

「もしかして彼氏ってのは……優、お前のことなのか?」


 もう、ダメですね。強引に行けば何とかなると思っていた俺がバカです。

 俺はもう隠すことを諦めた。


「実はな……」


 俺は、昨日の出来事を要点だけまとめて簡潔に話した。昨日のことを、事細かに話したら恥ずかしさで死んでしまう。

 俺が話してやると、隼人は案の定驚いた顔をしている。


「お前……それマジか」

「ああ、マジだ」

「なんか、優に負けた気分」

「どうゆう意味だよそれ」

「俺が落とせなかった女子をお前が落としたんだ。負けた気分にもなるだろう」

「落としたって……俺と朱音はそもそも付き合ってないから」


 今さら朱音を苗字で呼ぶなんて変だと思ったし、嫌だったので俺は名前で呼んでいた。


「また、名前呼びだし」

「……別にいいだろうが」


 ちなみ、隼人は一年の時に朱音に告白して、普通にフラれていた。

 その時のこいつの落ち込みようはかなりのものだった。多分、俺に落とせない女子はいない、と本気で思っていたんだろう。

 というか俺に負けたも何も俺と朱音は付き合ってないんだけどなぁ……

 俺と朱音は家族になるのであって付き合うわけではない。

 だから、俺は隼人にくぎを刺しておくことにした。事実とは違う噂が流れるのだけはごめんだからだ。


「一つだけ言っとくけどな、変な風に広めるなよ。俺と朱音は家族になるのであって、付き合ってるとかじゃないんだから」

「分かってるって」

「本当だろうな」

「ああ、神に誓っても本当だ。だがな、女子の情報伝達速度は異常だし、俺には止められるものじゃないぞ」

「うっ……」


 確かにそうだ。

 てことはもう噂として広まってるかもしれない。だって、隼人が知ったのだって、あいつの彼女からなんだし。隼人に言ってる時点で他の女子に言ってるだろうし。そうなると一気にと考えるのが妥当だろう。

 最悪だ。春休み開けの学園が地獄なような気がしてきた。というか、今日朱音は大丈夫だったのだろうか? 後で聞いてみるか。

 そう考えているとスマホに朱音から連絡が来た。

 部活が終わって今からこっちに来るそうだ。

 ようやく、俺はこのコンビニから出られるようだ。というか、早く隼人から解放されたい。


「誰から、メッセージが来たんだ?」


 だけど、朱音が来るまでは俺は隼人から解放されない。

 早く来てほしいなぁ……


「別に、誰でもいいだろ」

「メッセージが来たことは、否定しないんだな」

「うっ……」

「まぁ、どうせ雪村さんだろうがな」

「……なぜそう思う」

「さっきまでの話と、お前がここにることの不自然さから考えてだな。ここで待ち合わせでもしてるんだろ?」

「……」


 完璧な推理です。

 俺は逃げも隠れもできない気がしたので、黙ってることにした。何も言わなければ、墓穴を掘ったりすることもないしな。


「優、何とか言えよ」

「……」

「お~い」

「……」

「黙秘するなっての」

「……」


 するとようやく、校門から出てくる朱音の姿が見えた。

 今の俺には女神に見える。俺はとうとう隼人から解放される。


「じゃあ、俺はもう行くわ」

「おい、待てよ。逃げるのか」


 そう、俺は逃げるのだ。

 俺は、隼人に返事をせずにコンビニを出た。

 隼人はついてこない。なんだかんだで、こういうときの空気はちゃんと読めるやつだ。

 でも、コンビニからここは丸見えだから絶対俺たちのことを見てるだろう。そして、休み明けに何があったか聞いてくるに違いない。

 休み明け、学園に行きたくねぇ……

 そんなことを考えながら、校門あたりにいる朱音のところに向かった。

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