第一部 あとがき
こんにちは、沙魚人(はぜっと)です。『シングルスピード』をお読みいただき、ありがとうございました。レビューを書いてくれた京丁椎様ほかフォローや応援いただいた皆様には、この場を借りてお礼を申し上げます。最後に設定などを説明させていただいて、あとがきとしたいと思います。
◎本作について
私は自転車のほか、オートバイも好きでして、トネ・コーケン先生の「スーパーカブ」や京丁椎さんの「大島サイクル営業中」などを楽しく読んでおりました。その内、自分でも書いてみたくなって、比較的知識のある自転車をメインにして、本作を書きました。当初は自転車をテーマにした日常ゆるふわ系を目指していましたが、ユウやリンの設定に凝りすぎて、青春ドラマのようになってしまいました。
◎シングルスピードという自転車について
変速が付いてなければ、シティサイクルも含めて、ある意味全てシングルスピードである訳ですが、この作品中では、変速のないスポーツサイクル(いわゆる固定ギヤのピストを除く)という設定です。
◎スチームローラーについて
アメリカのミネアポリスにある自転車メーカー『サーリー』の長寿モデル。公道で乗るための固定ギヤの自転車として設計されている。ちなみに作者も乗ってます。
◎ユウ(
名前は、故小山田いく氏の漫画『星のローカス』の登場人物から。
元々引っ込み思案な性格だったが、祖父の死と転居に伴い、半引きこもりのようになる。スチームローラーに乗り始め、リンと出会うことにより、しっかり者に成長していく。当初ぽっちゃり設定だったが、スチームローラーに乗っているうちに普通にいいスタイルになった。
◎リン(
名前は、故小山田いく氏の漫画『ぶるうピーター』の登場人物から。
家族の愛情に恵まれず、孤独だった。同じスチームローラーに乗るユウと出会って、変わった。当初は、お姉さん設定だったが、後に甘えん坊設定となった。
◎ミト(
名前は、佐倉イサミ氏の漫画『おかわり自転車』の登場人物から。
ロードバイクサークル『ワンスモア』の部長。小柄で痩せっぽちだが、中身は熱血でガッツの持ち主。オーダーメイドのロードバイクに乗っている。
◎シングルスピード第二部について
まだ小ネタが少し残っていますので、まとめていきたいと思っています。年明けから発表する予定です。話としては短くなると思いますが、もう少しお付き合いいただけると嬉しいです。
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