第27話 タワーの中で

平松「あれ?これって本当に『難関』ですか?」


風庭「確かに、私たちに有利なものしか出てきませんね…ってあれ!?ウォーターストーンが!」


あんかけ「あっ!光ってる!?しかも熱い!熱いよ!」


????「貴方達、早くこの塔を登りきり、元の世界へ戻りなさい。私の力が持つうちに…」


田中「誰?」


精霊「私は貴方達が『ウォーターストーン』と呼んでいるものに宿りし精霊。今は私の力がまだ周りに及ぼすことができるため難関を簡単にしたり、ウォータータワーを支えることがるが、もうそろそろで私の溜めていた力が尽きてしまう。だから早く登るのです。」


フルル「あ、外の世界が見えてきたよ!」


海月「そろそろお別れですね…」


継月「なんだかんだ言って結構楽しかったぞ。」


 ガラガラガラ…


精霊「早く…!もう持ちません…!」


平松「海月さん達は崩れても大丈夫なのでしょうか?」


海月「一応泳げますし…」


鱓「ハァ…ハァ…ま、間に合った!お別れくらい言わせてよ!」


精霊「も、もう無理…」


継月「みんな!早くしないと本当に崩れるぞ!」


あんかけ「海月さん達、本当にありがとうございました!」


パラド「おいみんな!全員担いだか?」


松前「う、うん。」


海月「では、さようならですね。」


田中「本当にここまでありがとうございました…」


BGM♪ぼくのフレンド/みゆはん


クマノミ「じゃあね!」

鱓「じゃあ!」

海月「さようなら…」


あんかけ「さようなら!」

松前「じゃあね…」

風庭「バイバイ!」

田中「さようなら。」

継月「じゃあな!」

パラド「じゃあな!」

フルル「じゃ〜ね〜」

ガブリエル「さようなら〜」

ダルタニャン「じゃあね!」


あんかけ「思い出を胸にしまって…歩き出す先は未来か…」


 みんなが外の世界に戻るか戻らないかの瞬間に、ウォータータワーは崩れ落ちた…


リュウグウ「あの方達はちゃんと元の世界に帰れたのでしょうか…?」

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