第22話 ふわぁぁ…おはよう。
平松「あれ?ここは…」
田中「zzz…」
平松「あ、田中さん…彼は…いいやつだったよ…」
リュウグウ「勝手に殺さないであげてください!」
平松「あ、ごめんなさい。んで…ここは?」
リュウグウ「旅館龍宮の『しぐれ』っていうお部屋ですよ。」
平松「旅館龍宮ってどっかで聞いたことあるな…あっ、あれだ。者張鉄道のJP-20、
平城山松前は素で趣味の話をするとき、かつ相手がその趣味に興味がなさそうなときはだんだん小声になっていくのだ!外口の時は周りに了承を得てから発狂したが、今回は了承を得ていないため、小声になっていく。しかし、リュウグウはこれを聞き逃さなかった!
リュウグウ「そんな似た名前のものがあるんですね…」
平松「こちらの世界でいうエイ乗り場みたいなところの名前ですね…ところであなた、あの方に似てますよね。あの某STGの…名前なんだっけ?あっ…永」
リュウグウ「それ以上はいけない」
平松「アッハイ。(一瞬怖い顔になった…)」
あんかけ「あ、松前さん起きてたんですね。」
平松「と言っても…今起きたところでまだぼけぼけしてますが…」
あんかけ「晩御飯が用意できてますけど来れますか?」
平松「僕、寝起きすぐは食欲があまり湧かない人なんで…少し待ってもらっていいですか…?」
あんかけ「えぇ…冷めちゃいますよ?」
平松「う〜ん…まぁ…冷めてもいいんで、僕は田中さんと食べます。一人で食べるのは寂しいですから…誰かしら知ってる人と一緒に食べるだけで心が温かくなりますし…」
あんかけ「まさか松前さんって…ホモ?」
平松「いやいやいや、そんなことないですよ!僕だって普通の恋もしますよ!したことないけど…」
あんかけ「とりあえずもう寝る時間なんで、私たちは先寝させていただいてもいいですか?」
平松「えっ?あっ!?もうこんな時間!?こんなに寝てたの!?こんな長く昼寝したのいつ以来だ?わかんないや!」
リュウグウ「もしかしたら田中さん、もう朝まで起きない可能性すらありますね…」
平松「その場合…作っていただいた晩御飯どうしよう…一応もう結構経ったから僕は食べれるし…しかもお腹のすきが…」
あんかけ「どうします?」
平松「どうしましょうか…?」
継月「あんかけさんが帰ってくるのが遅かったから見にきたけど…田中君も寝ちゃったのね…」
風庭「私たちは正直言ってもう眠いんで早く風呂に入って寝たいんですが…」
平松「とりあえずそちらはそうしてもらって構いません。こちらはこちらで考えますから。」
あんかけ「わかりました!ではまた明日!おやすみなさい!」
平松「おやすみなさい。」
リュウグウ「あ、そういえば貴方はなんと呼べばよろしいでしょうか?」
平松「あっ、平城山でも松前でも平松でもなんでも構いません。できればこの三つのうちのどれかにしてほしいですが…」
リュウグウ「では平城山さんと呼ばせていただきます。一応田中さんは私が見ておきますので平城山さんは晩御飯を食べてきてください。」
平松「わかりました。」
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