第13話:むふふな夜を越えた先に
「つ、疲れた、今日は本当に疲れたわ……すっかり遅くなっちゃった。あ、ほら、遠慮せずに入って良いわよ。ここが私とフラムの部屋――」
疲れの色が濃いそんな歓迎の言葉とともに、エルウェが木造の扉を開いて僕を招き入れてくれる。
鼻腔(のような感覚器官)を擽るカビ臭い匂い。歩く度にギシギシと軋んで、近いうちに床が抜けて一階へと落ちそうな板張りの床。
夜風がガタガタと揺らすのは、ひび割れた硝子を布と粘着テープで補った窓。天井には蜘蛛の巣が幾つも張っていて、隙間風にぼよよんと揺れている。
導線が切れそうなのかチカチカと不規則に明滅する、小さな魔導ランプが一つ。
先に部屋へ入ったエルウェは、足が一本折れている木造のテーブルの腕に設置されていた蝋燭に火を灯した。ボウッと揺らめく仄かな橙色の明かりに照らされて、大量の埃がはらはらと側を過るのが窺えた。
「ようこそ、小さな騎士さん。契約は明日になるけど、もう今日からあなたは私の眷属――家族の一員よ」
「まァ、精々頑張れやァ。よろしく頼むぜェ」
こちらに向かって手を広げた、可愛い笑顔のエルウェ。続けて部屋へと入り、彼女の隣にちょこんと座ったフラム先輩も歓迎の言葉を投げてくれる。
うんうん。いいね、こういうの。家族っていいね。独りじゃないっていいね。
それだけで暖かい。じんわりと心に染みて、幸せな気分にしてくれるんだ。
うん、と一つ頷いた僕は意気揚々と一歩を踏み出して。
――そしてうわずった声を上げるのだ。
「お邪魔しま――いやボロくないっっ!?」
****** ******
「まさかこんなおんぼろ宿に住んでるなんてね……」
あんなに可愛い少女が、しかも
貴族だと言われても否定できない化粧要らずの端正な顔をしているからこそ意外だ、それなりに値段の張る小綺麗な所に済んでると思ってたから。
因みに彼女は今、一階の浴場へと足を運んでいる為この場にはいないよ。
フラム先輩によると、この荒びた宿の中で唯一清潔感を保っているのがその浴場なのだとか。魔物禁制だけど、フラム先輩は幸を呼ぶ幻獣だから特別にって大家さんから許可が出て、いつもは一緒に入ってるんだって。
しかも女湯に。あっはは、羨ましすぎて殺したい。
「我慢しろォ、新入りィ……主は今、金を返すのに躍起になってるンだァ」
「か、金を返す……?」
うん、殺すのは我慢する。
でも黒ずんだ毛布が綺麗に畳まれているベットにちょこんと座っているフラム先輩の言葉に、僕は嫌な予感を覚えた。
だってさ何よ? 金を返すって、めっちゃ黒い匂いがするぞ? エルウェが何かやらかすとも思えないから、そうだな親とか親戚あたりがやらかしてしまったんだろうか? その精算だろうか?
「……あのぅ借金か何かしてるんですか? あはは~僕もう帰ろうかなぁてではお世話になりまし――ぐぇっ」
「まァ待て」
どちらにせよ金関係に窮している人間というのは、往々にしてトラブルの渦中にいるものだ。僕が即座に見捨てる選択をとり立ち上がろうとすると、フラム先輩の尻尾が胴体にしゅるしゅる巻き付いてきた。
――フラム先輩め、僕を逃がさない気だ。
一度知ってしまったからには一蓮托生、そういうことか。
僕の体重が軽いことを良いことに、ふわふわと持ち上げて揺らしてくる。あんまり暴れると酔うから抵抗はしないし、そもそも逃げる姿勢を見せたのだって冗談だ。一種のボケだ。ほんとだよ。
「借金じゃねェよ。ヨキのヤツに育てて貰った恩を返そうとしてるんだァ」
「へぇ、あの親しげだった厳ついおじさんか……全然似てないけどさ、親子なの?」
右へ左へ、上へ下へ、フラム先輩の気まぐれで僕は宙を漂う。
フラム先輩は僕に背中を向けているが、その背中からはやりきれない思いが伝わってきた。
「……主の親はずっと前に死んだァ。その代わりの義理の父。まァ生みの親ではないが、育ての親ってヤツだァ」
「へぇ……」
「そのことに恩を感じてる主は、今の冒険者稼業で稼いでる金の八割をヨキに送りつけてるゥ。もちろンヨキのヤツは断るンだがァ……主はそこの所、結構頑固な性格でなァ」
「あー、だからかぁ。ヨキさんって人によそよそしい態度をとってたのも、それが理由なんだね。合点承知の助」
「あァ……せめて主を傍らで支える存在、そうだなァ――
はぁ、と嘆息するフラム先輩には哀愁が漂っている。彼女の成長を見守ってきた眷属として、血の繋がらない家族として、やりきれない思いが強いのだろうね。
「だから新入りィ、お前も主を支えてやってくれ。あれで傷つきやすいんだァ、あんまり虐めてやるなよォ」
ちらり、と子猫の顔を半分こちらに向けて、若干蔑んだ目を向けてくる。
うん、言わずともわかるよ。眷属になるためにエルウェへと出した条件の事を言ってるんだよね。大切にしろとか、夜寝るときはおっぱいに挟めだとか、食事はおパンツですだとか。
「俺がいついなくなるかもわからねェし……」
ぼそり、と溢れた黒い靄のかかった言葉。
僕は聞き逃しはしなかったけれど、そりゃあ冒険者の眷属なんてやってれば命の危険は多いしね、と納得する。むしろ僕が死ぬ方が早いんじゃないだろうか。
あ、でもでも防御力にだけは自信があるわけでして、悪運が強くともしぶとさにかまけて生き延びようじゃないか。上等上等。そんなことで怖がってちゃあ、冒険者なんて務まらないってもんよ。
ま、どうとでもなるさ。人生って言うのは為すがまま、成されるがまま。自分の意志で運命を変えよう何て大仰な事、そうそう出来るわけがないのだから。
今は、そうだな。
――エルウェには少しだけ、優しくしようかな……とは思った。
フラム先輩が僕を床へと降ろしてくれる。
逃げられる前にこの話を聞かせて、同情を誘うという作戦だろうか。まんまとやられたよ、僕はもうエルウェにちょっとだけしか意地悪できないじゃないか。
「あはは、そうだね。僕は魔物であっても悪鬼じゃないんだ。本意ではないにせよ、半ば無理矢理だったにせよ、そんな話聞いちゃったからには、ね。泉のように湧き出るこのあくなき情欲にも蓋を――」
言ってる最中、ガチャリ、と扉が開く。
「帰ったわよ。ふぁあ……良いお湯だった。ここの宿って環境最悪だけど、浴場だけは改装したとかで綺麗なのよねー……」
そこには湯気が揺蕩う風呂上がりの美少女――エルウェがいて。
雫が滴る薄緑の長い髪。眠いのか睫の降りた半眼の銀眼。服装は上下が繋がった厚手のリネン服。パツンパツンの胸の膨らみが服の白生地と少女の身体との間に隙間を作っていて、艶めかしく火照った太股がチラリズム。綺麗な足に齧り付きたい衝動に駆られれれれれ。
僕の紫紺の双眸が細められる。
籠手先の人差し指をいつの間にやら開いた
「ねぇエルウェ。ご飯まだぁ?」
「お前はほんとにブレねェのなァッ!?」
べしんッと炎の灯る尻尾が鞭のようにしなり、僕の後頭部を打つ。
フラム先輩の爽快な突っ込みが炸裂した瞬間だった。
****** ******
夜遅くまで続いた街の喧騒は徐々になりを潜め、遠く感じる空が青白み始めるに併せて、ヒースヴァルムの首都――《皇都》はその姦しさを取り戻し始めた。
鼻があればきっとツンと痛むだろう冷たい空気は、降り注ぐ陽光が頑張ってみようとも中々暖まらず。けれど、こんなに清々しい朝は久しぶりだった。
「思い返せばここ一週間、魔物のお腹からにゅっと生えるだけの日々だったからなぁ……うーんっ、普通の生活って素晴らしい! 良い朝だよこけこっこぉー!!」
やけにテカテカした白鎧こと僕は、るんるんとご機嫌に歩く。
直ぐ後ろでフラム先輩を肩に乗せて歩いているのはエルウェだ。その顔は微妙にげんなりしている気がしなくもない。多分気のせいだ。
いやぁそれにしても、と。
昨日の夜は本当に幸せだった。幸せも幸せで、あんなに幸せな気分になったのは初めてのことだ。さすがに
『其方がいつにも増してキモいのじゃ……それから、ふぁあ~……おはようなのじゃぁ』
と、寝ていたらしいシェルちゃんが起き抜けに悪口を言ってくる。
だが今の僕はそんなの全く気にならないぜって、さらっと流せるぜってね。
(おおシェルさんや、やっと起きたかね! 眠る必要もないのに随分とお寝坊さんだことっ!)
『なんで朝からそんなにテンションが高いんじゃ……ああ、昨日の……そんなに
(ぷっ、シェルちゃん何言ってんの。人化しても子供の姿にしかなれないからて負け惜しみは見苦しいよ?)
『きぃいい~~っ! よくわからんがムカつくのじゃぁあ!?』
悔しそうに地団駄を踏んでいる気配。健康体操かな。
いいさいいさ、僕はこれから毎晩あの幸せを噛みしめられるのだから! 暴れるだけ暴れればいいさ! あ、でも
と、焦り始めてきた頃、エルウェから声がかかる。
「小さな騎士さん、行き過ぎ。こっちに曲がるのよ。今日はまず、『契約』をするためにジェノサイド神殿に寄るの」
「な、何その神殿。すごい殺伐としてそうな感じがびんびんするんだけど。行ったら急に殺戮されない? 大丈夫?」
そんな神殿があったなんて初耳だ。
いったい何をどうやって
先走ってしまっていたらしい僕はエルウェの元へ引き返しつつ、不安になってというか不安しかなくて聞いてみた。
「魔物を司る神――破壊神ジェノサイドを奉った神殿よ。余り良い印象は持たれていない神だし、すごくマイナーな
「要するに迷信を信じるタイプの主はァ、何か御利益があるかもって思ってるんだァ」
「そ、そういう風に言わないでよ……まぁ、概ね正解よ。フラムは賢いわね」
「へっ、俺ァ幸を呼ぶ幻獣――主の眷属だからな。主のことは何でもお見通しだぜ」
なるほどなるほど。神々なんぞどうでも良すぎて秩序神アルバトリオンくらいしか知らないが、そんな名前の神もいるんだね――いやなんで魔物を司るのがそんな物々しい神なんだよ。魔物が物々しいからか納得だわ。
学者じゃないので、そこんところ追求する意欲も湧かないわけですけども、そんなことより「良い子ね」と撫でられているフラム先輩が羨ましい……ぬぐぐぐ。
「じー……」
「……な、何よ」
「じー……」
「何よ、どうしたのよ?」
追いついてから回り込み、エルウェの進路を塞ぐように立つ。そして僕はじーっと彼女と肩に乗るフラム先輩を見つめた。そして怪訝な顔をするエルウェに堪らなくなって、僕は「とうっ」と彼女の肩に飛びついた。フラム先輩が腹ばいになっている肩の反対側だ。
「いっ、痛ぁ!? それに重い……あなたは硬い鎧なんだから、その、
「ええ……フラム先輩だけずるくない? 僕もエルウェの柔い身体に触れてたいんだい! 温もりが欲しいんだい!!」
「あなたはが言うと卑猥に聞こえるのはなんでかしら!? と、とにかくおりっ、降りて! 降りてぇ――ッ!!」
「ふはははは僕は一生離れな――ふぁ、やっぱり良い匂いぃ……すりすり」
「ふぇええぇえっ!?」
それからしばらく、引き剥がそうとする魔物使いと意地でも離れまいとしがみつく眷属の死闘が続く。早朝から一日の準備に忙しいヒースヴァルムの住民達からは、どこか微笑ましいものでもみるような、優しい目で見られていた。
****** ******
「そういえばここ――《龍皇国ヒースヴァルム》って、龍と盟約を結んだ国……なんだっけ?」
僕は死闘の末勝ち取った魅惑的なポジション――柔い太股に四肢でガッチリとしがみつきながら問うた。ローブ越しではあるがその温もりと柔らかさはこの世のどの品よりも至高品である。あとどこがとは言わないが芳しい匂いもイイネ!
と、まぁエルウェも抵抗しなくなってしばらく経つ。
その間はずっと話題を振っても無視されていたわけだが、上の方からやっとこさ返答が降りて来た。
「……もう諦めたわ。はぁ……そうよ、そう。この国で一番お偉い方、皇王様は【炎龍王フレアヴァルム】と盟約を結んでるの。龍の寿命は果てしなく長いし、世襲制だから代替わりしても継続される。そうやって昔から引き継がれてきたすっごく重たい盟約よ」
確かヒースヴァルムは『龍ノ国』とも呼ばれてるんだったっけ。
獣道に近い荒れた道を歩くエルウェの太股に揺さぶられながら、耳を澄ましていた僕は
「シェルちゃんと【炎龍王フレアヴァルム】ってどっちが強いの?」
それは程よい肉付きの太股によって、エルウェとフラム先輩にはただのくぐもった音にしか聞こえなかっただろうけれど、僕が話しかけたのはシェルちゃんだ。声に出したのはちょっとした悪戯心ってやつ。
「んっ! ……次やったら殺すわよ」
振動が伝わったのか艶めかしい声を出したエルウェは、少しだけ頬を染めて僕の兜を鷲づかみにし、ぎりぎりと力を込めてくる。き、気持ちいい。もっとやってぇ。
『まったく其方は、元人間としてのプライドはないのかえ? ……まぁ、のぉ。やり合ったことはないし、三百年外界に出ておらんかったから詳しくはわからんが……多分、我の方が強いのじゃ』
「おお~言うねぇ。だったらシェルちゃんの加護をもらってる僕ならさ、この国の天辺取れちゃうかな!」
『無理じゃ。昨日も言ったが即死であろ。今後進化を得てどうなるかはわからぬが……何にせよ、今は他のドラゴンに眼をつけられるのは避けた方がいいのじゃ』
「えっ、なんで? シェルちゃんの友達で~すって挨拶しに行こうかと思ってたのに」
『そんなもの自殺行為であろ! それに我の系統のスキル『金剛化』は見られなければ構わぬが、『真龍ノ覇気』だけは使ってはならんのじゃ。彼のスキルは龍としての『格』を見せつけるものであっての……一発アウトなのじゃ』
「えぇ……ばれたらどうなるの?」
『……間違いなく殺されるであろ』
はぁ!? と声を上げようとしたところで、効いていないと判断したエルウェが振動に悶えながら「んんっ!? この、もうっ、フラム!!」と眷属に命令。カーバンクルの尻尾が強烈にしなって後頭部に直撃した。
いたっ、流石に痛いこれは。
わかった。反応が可愛いから続けてたけど、そろそろやめてあげようじゃないか。
それにしてもドラゴンにばれたら殺されるとか、シェルちゃんは引きこもる前に何をやらかしたのだろうか。その影響が僕に及ぶなんて最悪だ。今すぐ追い出そうかな。
「はぁ。このエロ騎士……とにかく皇都の外れ、ここ《モカの森》の中に神殿があるのよ――って言ってる間に着いたわね」
エロ騎士とはなんぞや。
まぁ『小さな騎士さん』という呼び方より親近感が増したよねっていうポジティブ思考でやっていこう。これはむふふな展開になる日も近いんじゃなかろうか。
と、エルウェに言われ前方を見やると――うん、確かに神殿だね。っていうフォローが必要なレベルに凡庸な、一軒家ほどの小さな建造物が見えた。
落ち葉や溶け残った雪に汚れてはいるが、石造りの柱が幾本も連なっている大理石の道を歩く。もちろんエルウェが。僕は猿のように掴まっているだけ。
そして破壊神とやらを祀る小規模な殿舎――祠の前に辿り着く。
祠は至って普通のちんけな物だが、異常なのはその後ろに般若のような厳つい顔を彫られた巨大な像が一体、鎮座している所だろうか。おそらくこの建物はこの像を雨雪から守るためのものだろう。
そして、その像を完全に視界に入れた瞬間、
「――――」
ずおっ、と風邪の砲弾の如く、一度に情報が流れてくるあの感覚。
ふらつきそうになって、エルウェの太股に抱きつく力強めた。んっ、とえっちぃ声を漏らした後、不思議そうな顔で「どうしたの?」と僕を見たエルウェと見下ろすフラム先輩の顔を交互に見る。
……落ち着いてきた。
ああ、またこれか。そう、そうだ。
また、忘れてた。
【風天】に遭遇して以来、僕はこの現象の原因を煮詰めて密かに一つの憶説を立てていた。それが――『前世の僕と関わりがあった人物』ではないか、という荒唐無稽な仮説。
あくまで仮定形でしか語れないが、とある情報や名称、姿を見たときに限り発生する感覚のため、無作為だとは到底思えない。
――【破壊神ジェノサイド】
まさかとは思うけど、前世の僕は『神』と関係があった……?
「――ふ、ふふふっ、ありえない、さすがにありえないよなぁ」
そう小さく零して、一笑に付す。
こればかりは仮説の方を疑う必要がありそうだ。神が関係してくるなんて夢物語にしてもスケールが壮大すぎるし、殺戮の神などたちが悪すぎる。何かを見落としているんだ、きっと。そうに違いない。
もう一度鎮座する像を見る。……この胸騒ぎは何だ。
吊り上がった光のない双眸が僕を見つめている気がしてゾッとしない。
なんだか怖いな……と警戒していた僕の心境をおざなりに、エルウェが意気込んで告げた。
「何か言ったかしら? それより、ここがジェノサイド神殿の祠よ。それじゃあさっそく、私と契約を結びましょうか……小さ――エロ騎士さん」
「…………」
「…………」
「…………」
しばし沈黙が降りる。
枯れ木の間を抜けて吹きつけた風がびゅうびゅうと音を立てた。
そして、おもむろに微笑んだエルウェ。
その直後に、彼女は感情を爆発させるように叫んだ。
「早く離れなさいよぉおぉおおぉっっ!?」
いやだぁ。柔らかくて気持ちいいから離れたくないよぉ。
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