第34話 《番外編》マフユさんちのコロナ日記②


翌日の朝7:30すぎ、小児科の先生から電話。

「陽性でした~」とのことで。


発生届の提出のためか、電話でそのまま軽い聞き取りがあり(どこで感染したか,

など感染拡大防止につながる情報かな?)、告げられたのは発症日をゼロ日として、当人は10日間、家族等の濃厚接触者は7日間の自宅待機が必要、とのこと。電話を切ってからすぐ、家族へ報告に行きました。


昨日の急な熱からある程度は覚悟していたものの、実際そうなってみればやることは多く。

家庭内隔離を進めるための環境の整備、消毒やマスクの準備、徹底。

軽く外に出られる訳ではないので(濃厚接触者に関しては、日常に必要なものの買い出しなどはマスク等を徹底したうえで最低限認められているそうです)、食料をどのようにするか、などの段取り。


中でも一番大変だったのは、関係各所への連絡でした。

子どもたちの学校、所属する放課後デイ、習い事のお休み連絡。

期間中に予約の入っている医療機関への連絡と予約の変更、自分たちの職場、自分の予約の入っている医療機関への連絡などなど。

投薬のある医療機関においては、電話再診やオンライン診察、調剤薬局さんからのお薬の郵送などにもお世話になりました。

オンライン診察はこれまでもカースケさんで経験してはいたけれど、このコロナによる0410対応を受けるのは初めてのこと。仕事上、電話再診の電話を取り次いだり調剤薬局との連携を取ったりすることはあるのが、初めて自分が利用する立場となって新鮮でした。


ここまでやって、通常より閉ざされた暮らしをしているような気がしていたのに、こんなにも外界とかかわりがあるこをと改めて知ってびっくりした、というのが一番の感想。やっぱり人はひとりは生きていけない、という理想論ではなく現実を見た気がしました。


そんなことをやりつつ(忙しいながらも突然出来た長い休みに戸惑いながらもちょっと期待しつつ)、過ぎていった二日目です。

当のチーコさんは、この二日目には熱も下がり、食欲も少しずつ戻るという超高速回復を見せていました。

やっぱり症状が軽いなら軽いにこしたことはない!

子供は重症化しない、とは聞きますが、まだまだ分からないコロナですからね。

時々、「においする?」とか「味分かる?」とか問いかけつつ、様子を伺っておりました。


それぞれの親たちにも連絡しては心配され、それでもチーコさんの熱はもう下がっているし元気やし、でもまだまだ家庭内感染という観点においては油断ならんし、というなんとなくアンバランスな感覚で過ぎていった二日目でした。

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