一週後れのあとがき・番外編のお知らせ

 「九尾の花嫁」第2話が無事終わりました。ここまでお付き合いいただいた皆さま、本当にありがとうございます。

 素人の書いた物語です。つたない部分、稚拙な部分も多くあると思います。それでも読んでいただけたということに、感謝の気持ちでいっぱいです。


 ここにメインで登場する妖狐の双子(圭・壬)、鬼姫(伊万里)、巫女(千尋)の四人は、もともとサブキャラです。実はこの話は、月夜の鬼の物語の構想が他にあって、そこから派生したものになります。

 たいした力もない妖狐のもとに、格上の鬼がきたらどうなるかな? というのが、この話のきっかけです。鬼だから普通は嫌がられるだろう。でも、角があっても優しい子なら狐だって好きになるんじゃないか。そして、なんの色眼鏡もなく自分を受け入れてもらえたら、きっと鬼でも狐に恋をするかもしれない。そんな思いから「九尾の花嫁」は始まりました。


 第3話は、圭と千尋のお話です。開始までに少しお時間をいただきます。

 今から考えるのかって?? はい、今から考えるんです!

 ここまで自分が書くとは思っていなかったもので…。いや、ほんと。

 そんなノープランな私がここまで書くことができたのも、ひとえに読者の皆さまのおかげです。決して活況な小説とは言えませんが、毎週いろいろな形で皆さまから反応をいただき、楽しく書き続けることができました。

 あらためてお礼申し上げます。本当にありがとうございました。

 

 ではまた、作品を通じて皆さまと再会できますように。


2020年8月15日 すなさと

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