第六話 自分が主人公だって、誰が証明できるんだ?
三つ、分かったことがある。
一つ目、酒はとても美味しくない物であるということ。少なくとも、飲み方も嗜んでいない未成年の俺が、やけくそで流し込むには相応しくない代物だ。数時間も待たずに、即座に地獄を見る羽目になる。
二つ目、煙草はとても咽る代物であるということ。少なくとも、大人の吸い方とやらも分からない俺にとっては、ひたすら煙くて、気持ち悪いだけの何かだ。もう二度と吸わない。
三つ目――――
「おぶろぇええええええええっ」
こうやって便器に縋りついて、涙を流しながら嘔吐している俺はクソだせぇということ。
「っあ、へぇ、ぶぇ……くそ、くそ、馬鹿か……馬鹿かよ、俺は!」
時刻は深夜二時過ぎ。
俺は自宅のトイレを占領しながら、悪態を吐いていた。
「普通、そうだろうがよ。ああ、そうだ、そうに決まっているさ」
自分で何を言っているのかもよくわからない。
アルコールの回った脳ではろくな思考が出来ない。けれど、どうせ、ろくでもない悪態を吐いているのだから、まともな思考能力が残っていたところで意味はないだろう。
「何を、都合の良い妄想に浸ってんだよ、俺は。そうだ、そうだよな。ギャルゲーとか、恋愛漫画とかとは違うんだよ、なぁ、違うんだよ、この世界は」
ぐわん、ぐわん、と揺れる視界の中で、俺は流水のボタンを押して便器を洗浄する。
アルコールの匂いと、酸っぱい吐しゃ物の匂いが混ざって、このトイレは最悪の環境だ。まともな人間なら一秒でも居たくない劣悪な場所だ。でも、今の俺にはお似合いだ。
「好きになった相手が、自分を好きになってくれるとは限らない。むしろ、自分以外に好きな人がいるなんて、そんなの、当たり前なのに。フィクションですら、よくあることなのに、どうして、それを考えなかったかなぁ? ああ、そうか。考えていたら、何も始まらなかったか。そうだよな、恋をしている時に、最悪のイメージなんて想像したくないもんなぁ」
は、ははは、と乾いた声がトイレに虚しく響く。
既に枯れ果てたと思っていた涙は、いつの間にか頬に流れていた。
「でも、まさか、最悪のイメージよりも、もっと上の現実があるなんて思ってもいなかったよ」
俺は頭を掻き毟りながら、今日の出来事を思い出す。
飛鳥さんに、彼氏のことを詳しく訊いた時のことを思い出す。
『生まれた時からずっと一緒に育ってきた幼馴染でね。まぁ、昔から家の中で絵ばっかり描いているような根暗だったよ。周りと孤立しないように、事あるごとに私が家の外に引っ張りだしてさー。そんな関係を高校生までやっていたのかな? うん、正直、手間の掛かる弟ぐらいにしか見てなかったんだけど、その、ね?』
彼氏のことを語っている飛鳥さんは、実に幸せそうだった。
今まで見たことが無い、女の顔をしていた。
顔も知らない男の事を、実に幸せそうに語っていた。
――――当たり前だ。そもそも、俺と飛鳥さんは二度ほど会っただけの仲であり、他人だ。
何を、何を都合よく考えていたのか、俺は。
こちらからすれば一目惚れだったとしても、あちらから見れば、ただの日常。少々変わった男子高校生に会っただけの、それだけの事だったというのに。
なんで、期待してしまったんだ。
『高校生の時に、あの絵を幼馴染が私にプレゼントしてきたんだ。あ、その、うん。実はその頃から、ちょいちょい悪いことをしていまして。でも、たまに息抜き程度だよ? そんなに常習的には吸ってないよ、ほんとだよ? と、とにかく! あっちから、頭を下げて「付き合ってください!」なんて言われたら、こう、やぶさかでもないというか? あの絵も、凄く良い絵だからね、こう、仕方ないな、って』
彼氏のことを語る飛鳥さんは、控えめに言ってもこう、惚気ていた。
頬を赤く染めて、そわそわと落ち着かない様子で、まるで、中学生みたいなリアクションで惚気ているものだから、ついつい俺はその可愛らしい姿にときめいてしまう。
ときめいて、次の瞬間に、胸に釘でも打ち込まれたかのように、幻想の痛みが湧き上がる。
このとても可愛らしい姿は、俺では無く、彼氏を想っての姿だ。
そうか、この人は、俺では無くて違う誰かの事が好きなんだな。
そんな……そんな当たり前のことを自覚したのは、飛鳥さんの惚気話が始まってから一時間ほど経ってから、ようやくだった。
『いまはあいつ、東京の美大に行っててね、不本意ながら遠距離恋愛中なんだ。まー、一か月に一回は会いに来てくれるから、ぎりぎり許しているけどね! でも、ひどくないかな? 彼女を置き去りにして夢を追って、東京の美大にゴー! だよ? そりゃ、私も付いていこうと頑張ってけど、そもそも東京の大学に入れるだけの学力無いし。や、でも、逆に私に気を遣って夢を諦めたら、それこそ絶交だったけど!』
楽しげに彼氏のことを語る飛鳥さんの姿を見ていると、どんどん死にたくなってきた。
あの時は、ほんとにもうすぐにでも叫びだしたい衝動にかられたのだが、それでも、俺はきっと、ポーカーフェイスを保って、気の良い相槌を打っていた。
そう、あの時の俺の接客は我ながら素晴らしかったと思う。完全に無我の境地だったもん、俺。自分を無にして、一か月間で身に着けた店員としての経験だけで動いていたもんな、俺。心を完全に無にしていないと、涙が溢れ出していて悲惨なことになっていただろうからな! いやあ、俺ってば本当にバイトの鏡! ははっ、はははははははは!!
『あ、そうだ。良ければ、あいつが会いに来た時、はるるんも一緒に遊ぶ? あいつとはるるんって、何だかんだ相性が良いと思うんだ。うん、それに…………あいつはさ、この絵を好きだと言ってくれる人を見つけると、凄く嬉しそうにするからさ』
あはっ、あはははははははは! ははははははははははっ!!
なーんて、答えたっけかなぁ? その時は既にもう、心を無にして脊髄反射で動かないとやばかったからなぁ! 『ああ、それじゃあ、時間が合えば』とか無難に答えたんだろうなぁ、俺! いやぁ、優秀! さすが、俺だ! 天才だ! 最強だ! 普通、失恋している相手に彼氏を惚気られている中で、こんなに冷静な対応は出来ないぜ! ヒュー! 並のアルバイターとは格が違う自制心! 素晴らしいね、俺!
…………いっそのこと、泣き喚けばよかったのに。
「格好悪い所見せたくないって、意地を張っちゃったもんなぁ」
あの時泣き喚いて、惨めに叫べばきっと、今、こんなに苦しい思いはしなかったはずだ。
惨めに、最低に、クソ格好悪く失恋して、完全に縁を切って、バイトもやめて、何もかも、全部積み上げた物を崩して、ある程度リセットできたはずだ。
そうすれば、そうすればよかったんだ。
「…………はは、どうしようもねぇな、俺」
そうすれば――――失恋している癖に、まだ諦めきれないなんて、惨めを通り越して気持ち悪い自分にならずに済んだはずなのに。
「どうしようもねぇよ」
俺は結局、その日は夜が明けるまで惨めに喚き続けた。
眩い朝日に目を焼かれ、意識を失うようにベッドに倒れ込むまで、ずっと。
●●●
翌日、俺はもちろん学校を休んだ。
初めてのアルコールに加えて、徹夜で泣き叫んだ影響で、とてもじゃないが登校できる体調では無かったのである。だからまぁ、体調不良という建前で、現在は休養中。幸いなことに、うちの両親はこの手の休みに寛容だ。失恋して酒を飲み始めた時でも、
「こらこら、ちゃんと間にチェイサーを挟みなさい」
「あら、お父さん。駄目ですよ、お水って言わないと。後、ほら簡単なツマミ作ったから、なんでもいいから腹に入れながら飲みなさい」
などと怒りもせずに酒の飲み方を教えてくるぐらいに寛容だ。
まー、その時は余裕なく『ほっといてよぉ! YO! YO!』とラップを刻んで自室に籠ってしまったのだが、今から思えば、その忠告に素直に従って置けばよかったと思う。
案の定、体調を崩してベッドの上で呻く始末。
おまけに今日はやけに暑い。
扇風機を付けていても、汗が中々止まらない。
「死ぬわ……いろいろと死ぬわ……」
睡眠不足と精神衰弱に加えて、この猛暑。
やばいな、家の中の温度計を見ると三十度を超えてやがる。死ぬわ、この猛暑で呑気に寝ていたら死ぬわ。
死にたい気分ではあるが、本当に死ぬのは御免だ。
苦しんで死ぬつもりもない。
どれだけ不貞腐れていても、本当に腐った死体になるのは勘弁。
「……うぇーい」
我が家で唯一、クーラーが備え付けられている茶の間に逃げ込み、俺は僅かな涼を楽しむ。やっぱり、あれだ。人間は三十度以上の気温で生きていくことは出来ない。
はぁ、これでようやく眠れるわ。
俺は畳の上に布団を敷いて、そこで横になる。
ぶっちゃけ、睡眠というか、気絶して意識を失っていたのは僅か三時間ほど。とてもじゃないが、健全な男子高校生の睡眠要求を満たすことは出来ない。
それ以前に、昨日の夜からまったく飯を食べていないので何かしらの栄養を補給しなければならないのだが、昨日の事を思い出すだけで吐き気が込み上げてくるのでまだ固形物は駄目だ。スポーツドリンクを飲みながら、塩を舐めて応急処置としておこう。
「は、ははは」
そんな風に一生懸命延命処置をしていると、何故だか笑えてくる。
昨日、あれだけ死にたい気分になったというのに、翌日になれば死なないように体は勝手に動く。どれだけ吐いても、時間が経てば腹は減る。
世界なんて滅びろ、とか、もう死にたい、死のう! などと叫んだ醜態が嘘のように、体は生きたがっている。
そうか、そうだよなぁ。
失恋しても、人生が終わるわけじゃねーんだ。
「ははは、はははは…………あぁ、ねみぃ」
そうだよな、当たり前だ。
ギャルゲーでも、恋愛漫画でもねーんだ。
そして、俺は主人公様でもねーんだ。
失恋した程度じゃ、世界なんて終わらないし、人生だってまだまだ続く。
そうだ、なんてことはない。よくあることだ。誰にでもよくあるような出来事だ、こんなものは。こんなものはきっと、ありふれている。
そうだろう?
好きになった人に、別に好きな人がいるなんて、陳腐なほどにありふれている。
「なのに、どうしてこんなに辛いんだか……まったく」
呻くように吐き捨てて、俺は微睡に身を委ねる。
ゆらゆらと、ゆりかごの中のように揺蕩う眠気が、俺の意識を浚う。
ああ、願わくは、どうか……今日だけは、夢も見れないような深い眠りを。
………………。
…………。
……。
「――――何時まで寝てんだ、このサボり野郎は」
「ひうあ!?」
首元に当てられた、冷たい感触で、俺の意識は急速に眠りから引き上げられる。
同時に、気持ちの良い眠りを邪魔された怒りで即座に理性が沸騰。このような低レベルな悪戯をしてきたクソ野郎を睨みつける。
「何しやがる、佐藤。ぶん殴るぞ?」
「もう殴ってるじゃねーか…………おおう、マジで脇腹がいてぇ。なんなの? 修業の成果なの? 以前よりも格段に威力が増しているんだが」
俺が目を覚ますと、布団の横で佐藤が脇腹を抱えて蹲っていた。その手にはビニール包装に包まれた、アイスが握られている。
ほほう、俺の一撃を受けてもアイスを手放さないとは、殊勝な態度よ。
「これでも手加減した方だ。つか、今何時?」
「午後五時半」
「うっわ、もう夕方じゃん。よくもまぁ、がっつり寝たもんだ」
「んで、これが差し入れ。はい、寝起きのアイス」
「はははは、内臓が弱っている今の俺が、アイスなど食べられるとでも?」
「どんだけ弱ってんだ、お前は」
呆れたように言うと、佐藤は勝手にアイスを我が家の冷凍庫へとしまい込んでくる。
家が隣同士の幼馴染なので、既にお互いの家は『勝手知ったる』というわけだ。エロ本の隠し場所すら把握している俺たちの間に、秘密というものはあまり存在しない。
「それで、振られたのか?」
加えて、時には語っていない事すらも的確に推測してくるから、本当に幼馴染という奴は厄介だ。おまけに男の幼馴染なのだから、色気なんてありゃしない。
異性の幼馴染が良かったぜ…………いや、やっぱりそういうのはいいや。
「それ以前の問題だった」
「彼氏が居た?」
「居た。それも、幼馴染。生まれた時からずっと一緒。姉弟のように育って、高校生の時に異性として意識して、告白されて付き合うようになったという流れ」
「おいおい、完璧じゃねーか。今時、ギャルゲーでも、こんな定番な王道は見当たらないぞ」
「だよなぁ? んでもって、今は遠距離恋愛中なんだって」
「お、チャンスじゃん。寝取れば?」
「馬鹿言うな、童貞だぞ、俺は…………後、そういうのは、駄目だ。仮に、そういう事が出来たとしても、その過程で――――きっと、俺の好きな飛鳥さんじゃなくなるだろ」
「…………そっか」
俺たちは視線も交わさず、雑談を続ける。
そうだ、こんなものは雑談だ。互いにスマートフォンを弄ったり、漫画を読みながらだったり、テレビを付けながらだったり、適当にだらだら言葉を交わす。
これが、雑談じゃなくて、何が雑談なのだろうか。
「ピュアだな、相変わらず」
「こちとら童貞だぜ?」
「童貞だったら、むしろがっつくところじゃねーの? いや、お前の場合はピュア童貞だからな。近年稀に見ぬピュアだからな、お前は」
「うるせぇ。言っておくけどな、俺が本気出せばいつでも童貞捨てられるんだからな!」
「ほうほう、具体的な方法は?」
「師匠に頼み込んで、年齢詐称してもらってから高級ソープに行く」
「ガチじゃねーか、お前」
他愛ない会話だ。
クソどうでもいい会話だ。
男の幼馴染との雑談なんて、そんなもんだ。
真剣な話なんて、年に数回有るか無いかだ。
だから、これでいい。いつも通りだ。そう、いつも通りの事で、特別に何か辛いことがあったわけじゃないんだ。
大したことなんて無いんだ、失恋なんて。
「…………で、鈴木。どうするんだ、これから?」
「どうするって何だよ? これから夕飯の準備だよ、自分でおかゆ作るんだよ、内臓に優しいレシピでな!」
「いや、そうじゃなくてな…………失恋したんだろ? じゃあ、次の相手を探そうぜ」
「…………」
佐藤は読みかけていた漫画を閉じると、軽い笑みを浮かべて俺に語り掛ける。
「なぁに、今回は運が悪かっただけさ。失恋したなら、また新しく恋を始めればいい」
「…………いや、そんな急には」
「というか、大抵はあれだぜ? 男子高校生なんて性欲を満たすために恋をしているようなもんだぜ? 俺だって多少なりとも、恋に性欲が入ってたし。だから、性欲を満たすために合コンしたりとか、誰か好みの外見の女の子を探したりとか、すればいいんじゃね?」
「…………」
「何も、結婚相手を探しているわけじゃねーんだ。もっと気楽に誰かと付き合ったり、別れたりすればいい。とりあえず、目指せ、童貞卒業ってことで! お前の予定が合えば、俺が合コンをセッティングしてやってもいいぞ」
「…………その、あれだ。気持ちは嬉しいんだが――」
「まだ、好きなんだろ? 飛鳥さんの事」
軽い笑みを消して、真顔で佐藤が俺に訊ねた。
おいおい、真面目な話でもするかよ、まったく。そんな、ね? 俺の失恋なんてね、全然大したことじゃないんだ。ほんと、もう、あれだ。気にしなくていいから、ああそうだ、飯でも食いに行こうぜ! 無駄に金があるから、ファミレスで奢ってやるよ。
そんな軽口を叩こうとして、けれど、佐藤の真剣な眼差しで口が閉じる。
「…………そう、だな」
俺はここでようやく観念して、胸の中のわだかまりを吐き出すように呟き始めた。
「なぁ、佐藤。そりゃあさ、俺だって知っていたよ。馬鹿じゃないんだ。恋愛漫画の主人公や、ギャルゲーの主人公みたいに、ルートや選択肢を間違えなければ美少女と付き合えるなんて、思っていなかったんだ。でもさ、いくらなんでも、これはちょっときついと思うんだ。だって、これじゃあ俺、よくある恋愛漫画に出てくるお邪魔虫みたいじゃないか」
口元は自然と引きつり、声は震えている。
それでも、吐き出される言葉は止まらない。
「大学生編で、遠距離恋愛。離れた彼女の事を一目惚れで好きになる男子高校生……ははっ」
「ああ、うん。そうだな、完全に二人の遠距離恋愛を盛り上げるためだけに設置されたような、お邪魔キャラだな」
「読者からは嫌われる奴」
「お呼びじゃないんだよ、とか読者アンケートで書かれそう」
「だよなぁ、ははははは」
そんなのが、そんなのが、俺なんだ、きっと。
主人公なんてポジションからは程遠い、クソ童貞。誰かの恋愛の邪魔になって、障害として逆に燃え上がらせて、後は惨めに敗北するだけの道化みたいな存在。
なんて、滑稽な役なんだ、救いようがない。
そう、救いようがない。
「は、はははっ! ははははははは……なぁ、佐藤」
「なんだ?」
「失恋した癖に、まだその相手の事が好きなんて、ほんと、女々しくて情けないよなぁ」
「…………」
「俺はさ、もうちょっと自分の事を格好良い奴だと思っていたよ」
最低限、親友の前では泣かない程度の意地は張れると思ってんだがな。
俺は流れ出る涙を無理やり止めようとするが、抑えれば抑えるほど、止めどなく両目から涙が流れ出てくる。なんだよ、これ。
「…………あーあ、かっこ、わりぃ」
くそ、情けねぇ。
俺は、格好悪くて、情けなくて……ほんと、度し難いクソ童貞野郎だ。
「そうでもねぇよ」
惨めたたらしく泣き喚く中、佐藤が呟いたその小さな言葉だけが、俺にとっての唯一の救いだった。
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