応援コメント

近道と理論」への応援コメント

  • なぜ可哀想と思うのか? 詩一@シーチさんは本能という言葉を使って先天的な存在と述べておられたけど、考えてみるとこれは多分に後天的な教育の賜物である可能性も高いと思いました。共感する脳(下前頭回のミラーニューロン、扁桃体、内側前頭前野)が、他者を見て自己に置き換えることで生じる感覚の現象だとすると、誰からも教わることなく生得的な感情共有が我々人類には備わっていることになります。つまり、お腹がすいているんだろうな。と他者を理解して食べ物を分け与えることは、結果的に種族の繁栄に寄与し利己的なフィードバックを受けます。しかし、高度に発達した社会では人間の感情は社会性の中で培われ、文化の学習なくして相手の立場を類推することは不可能となってきました。宇宙人同士がマントヒヒを前に悩んでいるのを見ても私達にはアドバイス出来ないのと同じことです。
    何かを期待されていると申し訳ないのですけど、結論は特にありません。

    作者からの返信

    須藤二村さん
    コメントありがとうございます!

    教育によって「かわいそう」を植え付けられているのだとすると、我々の感情とは教育の賜物なのかも知れない、と意見を聞いていて思いました。これが正しいとかそういうことではなくて、単純に思ったというお話です。

    宇宙人同士がマントヒヒを前に悩んでいる姿を想像しました。そして最後の一文に吹き出しました。


  • 編集済

    紹介文に書いておられるように、「肯定」する勇気は今のわたしにはありません。
    ですけれども、道徳では救われないという感覚をわたし自身も持っています。
    わたしが持つのは道徳では解決しない問題に対する「なぜ?」という感覚です。

    なぜその女の子は虐待で死ななくてはならなかったのか?
    どうしてその両親の子供として生まれなくてはならなかったのか?
    どうしてわたしはその女の子の傍にいてあげられないのか?

    シーチさんの書かれた「近道」という言葉がとてもしっくりきました。
    不遇な女の子の死に対して、「前世の行い」だとか「因果応報」という信じられないような「最短距離」の、怠慢な回答をする人がもしいたとしたら・・・仮にそれが世の事実だったとしても、わたしは「前世の行い」や「因果応報」に抗います。

    理想を言えば、小説でもってその女の子の背中をそっと撫でてあげることができるのならば・・・

    少し逸れたお話になったかもしれません。申し訳ありません。
    思考を諦めないシーチさんの姿勢を尊敬します。

    作者からの返信

    naka-motooさん
    コメントありがとうございます!

    綺麗な事や善は己を犠牲に人を救いますが、綺麗事や偽善は誰かを犠牲に人を救うと思います。
    どちらも人を救うという行為なので、どちらを根幹とした道徳なのかと言う事は一見して解りません。それゆえ、人々が持っている道徳の根幹には「誰かを犠牲にする」ものもあるのかも知れません。
    その、naka-motooさんがおっしゃる、女の子の親は己を犠牲にして人を救う道徳を学ばなかったのではないかと思います。もしくは怖かったので本当の意味での道徳は学びたくなかったのかも知れません。
    これは、自分がこのエッセイでいうところの「近道」とはまた違うかもしれません。
    確かに痛ましい事件を聞いた時、やりきれない思いがあり、それは己を向きます。自分はなぜ救う立場に居ないのか、と。
    本来少女の両親がただただ善であれば、救われる命であるのに。
    「産む」と言う事は「死ぬ」覚悟をすべきだと思うのですが、どういう訳か、「殺す」権利を得たと思う方がいます。同じ「死」でも他人の物か己の物かで随分違うはずなのに、同一に扱う。
    当人たちが一番考えなければいけない問題を、我々が考えさせられるというのは、酷く納得がいかないものですが、思考できる人間が思考をやめたら、救われるはずの命まで死ぬのかも知れないと思うと、考えずにはいられません。

    naka-motooさんの様に優しい小説で人の心に癒しを与えるのが、正しい活動の様に思えますし、実際私は救われました。
    私は綺麗事や偽善に基づいた道徳を否定する為に、戦い続けます。そして長い長い否定の先に、ただ一人のヒロインを肯定できる。そのヒロインに姿を重ねる少女が現れてくれたら。そんな作品を目指しています。


    こちらのエッセイはマジョリティに淘汰された弾丸の吹き溜まりです。
    肯定は勿論されない前提で書いています。ただそこに意見を持ち込んで頂けて嬉しいです。

    随筆、とは話が逸れても気にしないで書き続けるものらしいので、コメントも兎に角言いたい事を言って頂ければと思います。

    尊敬なんて恐れ多いです。
    友達から言わせれば「めんどくさい事を考えている」だけの人間です。