息詰まる展開の連続、錯綜するモノローグ。それらが絡み合って先が気になってどんどん読み進めたくなること請け合いです。 終盤、語り手たちの「――ても」が明かされるたびに胸がぎゅうっとなったり、はっとしたりします。この構成は見事。 キャラクターたちもとても良い! みんな大好きになっちゃいました。もちろん一押しは京子さんです! 一話当たりの文字数は少なめなので、モノローグ回を含めてじっくり読まれることを強くお勧めします。
惹き込まれるような、複数の視点で始まるオープニング。どれも魅力的なキャラとそれぞれの異変、そしてサイバー婆さん……。この同時に起きている変調がやがて一つに収束したとき、きっと時空を超えたサイバーセキュリティが待っている……と思わせてくれる作品です。まだ途中ですが、楽しくてすらすら読めます。その道の詳しい方が書く作品ということも期待できます、オススメです!