第25話 フィリップ・モリス 外伝(性描写あり)
エリカがフィリップ・モリスの部屋に入ると、フィリップは急に鍵を閉め出した。何のつもりなの?学校で、あなたと演習を組むことになったから来たのに。フィリップ・モリス、静止しなさい!何かするならただじゃあおかないわよ。ただって何のことかな?エリカ。例えば──エリカは考えて赤面して言った。性行為ね。私たちはまだ子供だし、妊娠しても責任が取れる年齢ではないわ。それに私は女だからもし身籠ったら退学させられる──お先真っ暗よ。僕が責任取るから大丈夫だよ。僕の家はエリカよりお金持ちだからね。震えるエリカをフィリップ・モリスは抱きとめる。大丈夫だからね。疲れたようなフィリップの髪の毛と子供のようなエリカの瞳が混じり合う。エリカはフィリップ・モリスのわずかに成熟した男の匂いを嗅いで、屈してしまった。少年性と成熟した男、多面的な人格を持つフィリップ・モリス。エリカの頭の中の──本能がいう。その男ともっと話せ、そしてもっと近くへ──もっと、もっと!フィリップ・モリスのたくましい胸にエリカは抱きつく格好になる。エリカはフィリップの胸に身体を預け、胸に頭をこすりつける。フィリップはエリカの手に口付け、ベットまで運んでいく。
痛い。ダメだなこれ以上入らないな。麻酔を使わないとなー。フィリップはエリカの身体中にキスをする。やめてとエリカは泣き出す。僕のこと嫌い?好きよ。でもこういうことはまだ先に──。エリカはフィリップの胸に口づけし、下は下へと下ろしていく。フィリップの頬は赤くなる。エリカがフィリップの性器に口づけすると、フィリップは達してしまった。ダメだダメだ。失明するかもしれないから女の子がそんなことしちゃいけないよ。苦いわこれ。全然おいしくない。本当に、本当の性行為を書いてる本って少ないのよ。どれも男向けばかり。僕が女の子向けの性行為の本書くよ。それにはまだ資料が必要だな。
エリカはフィリップのまぶたに口付けする。エリカの髪が窓からの風でなびき、フィリップの顔にかかる。フィリップを支配する甘い匂い。えもいわれぬ感情。全身を支配する甘いしびれ。フィリップの大きな瞳がさらに大きく、瞳孔が真っ暗になる。瞳、額へと口付け、頬を頬でさすり、顎の下のフィリップのわずかな顎のひげの下に頭を預け、最後にフィリップの唇と手に口付ける。やめてくれ!ああエリカ!ああエリカ!フィリップの瞳孔は真っ暗になり獣と化す。そんなフィリップの瞳にエリカは自分の瞳をこすりつけ、フィリップのたくましい背中に両手ですがりつく。
窓の向こうには星空が映っている。夜風が気持ちいい。肌の熱が夜の闇に溶けていく。三つ編みをほどいたエリカがフィリップに覆いかぶさり彼の顔をのぞきこむ。裸のエリカの小さな胸。フィリップの成熟した男の匂いとエリカの甘い少女の匂いが混ざり合う。エリカは処女で性行為に慣れていないため、フィリップは自身の欲情を押さえ込み、エリカと父親のように寝ていた。エリカが足をフィリップの足に絡めると、フィリップは欲情を抑えきれず辛そうにする。来て。エリカはフィリップの手を掴み、フィリップがエリカに覆いかぶさる。エリカは小鳥のように何度も口づけする。フィリップはエリカの服を脱がせ、股をひろげさせる。痛くなったら困るから少し前戯をするよ。フィリップはエリカのクリトリスを手で扱き舐め出す。あ、あん。あん!あん!気持ちいいかい?ん?さて入れるか。フィリップはあすなろ抱きをし、エリカを自分の膝に座らさせ、そのまま長く太い性器でエリカの膣を穿った。痛い、痛い、あ、あ!
エリカは気絶してしまった。フィリップ・モリスはエリカを再び仰向けにしてベッドで眠らせていた。女の子は大変だな。僕は気持ちいいだけなのに。
フィリップ、もうやめて!エリカが起きた。まあそのうち気持ちよくなるから、何事も慣れだよ。愛してるよ。と、フィリップ・モリス。
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