~ 色彩 ~

あの時、私は画家だった


白いキャンバスに迷い無く


筆を走らせ美しく


願いの通りに描きあげる




その時、私は画家なのか


黒いパレットを握り締め


ねじ込む様に筆を撃つ


染まれ、染まれと侵していく




今も私は画家なのだ


心が胸から溢れるままに


暗く明るく、とりどりの


絵の具をすくって滑らせる




完成させるためなのか


破り捨てるためなのか


考えるのは後でいい


今はただ、踊る気持ちを形にしたい





2018.6.27

ふと、目覚めた。ある真夜中のうた。

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ただ、日々より溢れ出でる詩を mer-cy- @mer-cy-

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