応援コメント

第三十四話 鬼に金棒」への応援コメント

  •  時間をかけていただけに、やれることは全てやるという徹底振りですね。

     前々作でも重要だったあの事件、王太子襲撃事件、その大元の事件、グスタヴ・オージェさんのケシ栽培及び自殺事件の真実が公になりそうです。
     以前から個人的に引っかかっていた事件です。その真実が公になるのだろうと思うと、楽しみでたまらないですね。

     貴族院への告発についても、連名にしたり直接陳述はアントワーヌさんなど、いい落としどころと思いました。
     ノンフィクションにおける会社組織などでも、こんな感じの発表形式がよくあります。なので、現実味を感じました。


     ソンルグレさんの妻ロレインさんは、夫からアントワーヌさんのことを以前より聞いていたようです。
     縁談まで考えていたなんて、ずいぶんな気に入りようと思いました。
     今後もいい関係が築けそうで何よりです。


     物語本体とは関係ないのですが、ソンルグレさんの名前が、かなり言いずらく感じています。始めの頃は黙読でも、つっかかっていました。
     でも今は、心の中で「ソンさん」と呼んでいます。東洋人のようですが……。
     申し訳ないです。


    作者からの返信

     アントワーヌ君、侯爵家を告発するのですからね、準備は抜かりないです。有力な証拠に手掛かりは全て集めました。

     前々作からの事件と昔の事件が今回ランジェリーとどう係わってくるのでしょうね。王太子襲撃事件を起こしたグスタヴの父親セルジュ・オージェはまだ服役中で存命です。

     アントワーヌ君は心強い味方のソンルグレ侯爵とクリストフ君の三人で貴族院に乗り込みます。頑張って欲しいです。彼の言うように、一人で告発するよりも仲間が居た方が証人にもなるし、貴族院に握りつぶされる可能性は低いと言えます。

     ソンルグレ侯爵はアントワーヌ君が就職して来た時から目をかけていたので、もちろん家では仲の良い奥さんに彼の話をしていない筈がありません!奥さんは今回が初体面でしたが、世話焼きの性格が災い?してどこかのお嬢さんを紹介したいと思ってしまいます。余計なお世話なのですねー、残念でしたロレインさん。彼には学院時代から一途に想っている女性がいますもの。

     さて、カタカナで書くのも発音するのも難しいソンルグレ姓ですがSansregretと書いて「後悔せずに」という意味です。確かに言い難い言葉は使わないようにしているのですが、好きな苗字の一つなので使ってしまいました。

     あのジェレミーもやはり亜逢さまと同じことを思ったようで、ソンルグレ姓も彼には後にもじられてしまいます。

    ラングロワをランジェリー
    ボルデュック(アナの旧姓)をボルシチ
    と言った感じです。

     これからシリーズ作は続くのですが、ソンルグレ姓はずっとあちこちの作品に出てきます。そちらの方もお楽しみに!

  • 長かった。
    今まで調査したり人脈を築いたりと散々下準備をしてきましたが、ついに憎きあのヤローの悪事を暴く時が来たのですね。

    待ってろよ、ギッタギタにしてやるからな!これがケシの実で苦しんだ人たちの分、これがフロレンスの分だ―っ(o゚Д゚)=◯

    作者からの返信

    アントワーヌ君、たくさんの強力な味方をつけ、得手に帆を揚げております。さあ、貴族院の面々はどう出るでしょうか!?ラングロワに下る裁きは如何に?