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2019年11月5日 07:39
さすがのアントワーヌさんも、アナさんとジェレミーさんの接点が分かりませんでした。 まあ、簡単に分かっては困るような接点なのですが……。 分かっている読み手といたしましては、優位に立っている気持ちになって気分がいいですね。 フロレンスさんが福祉方面へ尽力しようと考えているようです。ランジェリーさんと言う鎖から解放された時に、飛び立てる空になっているように感じました。外に目を向けて社会に貢献していただければと思いました。 アントワーヌさんが付添人の話を断った時に、リュックさんから言われた『まあ、お前の気持ちも分かるよ』は、何気ないようで、結構意味が深いですよね。アントワーヌさんの事情を知る人と知らない人とでは全く受け止める重さが違うことでしょう。 隠れた面白さと思いました。 アントワーヌさんがアナさんと一緒に居ることに不快感を覚えたジェレミーさん、前作で表現された事象かどうか憶えておりませんが、ニッキーさんと気付く前から、ジェレミーさんにはそんな兆候があったことは憶えております。 その心の一環が再現されているようで、微笑ましくなりました。 ラストに、アントワーヌさんの大物っぷりがチラリと見えました。 その歳で胡散臭いと言われて『褒め言葉と受け取っておきますよ』と言えるなんて、そんな機転はなかなか利かないと思いました。 年上のジェレミーさんとしては一枚上手な気がして、『フン、嫌味な奴』となるのは、うなずけました。 広告についてはもう書かないとしておいて、申し訳ないですが、前回の返信を拝見いたしまして痛感させられましたので、書かせていただきます。 見る側に合わせた広告だったのですね。 若い人にお墓の広告なんて、効果はほとんど望めません。(私の年が知れてしまいそうです……) 広告を出す側としての要望を考えれば、小説の内容よりも見る側に合わせる方式の方がより効果的です。考える方向を変えれば簡単に分かることでしたが、私はそこまで気付けませんでした。 広告主の思いも含めて想像を巡らせなくてはなりませんでした。 多面的に物事を見る。書き手として、まだまだ足りていないと痛感した次第です。また、広告の違和感も解消いたしました。 ご助言ありがとうございました。
作者からの返信
そうなのです。アントワーヌ君はジェレミーとアナの両方を知っていますが、二人の繋がりについては全然知りませんでした。アメリもそうですね。アメリの婚約披露の場でアナとジェレミーも初めて公の場に二人で登場したわけです。周囲が驚く様子をジェレミーは面白がっていました。 フロレンスは時々訪ねてくれるアメリの話を聞いて、良い刺激を受けていますね。自分の不幸を嘆いているだけでは駄目だと以前言っていました。いつか彼女の夢が叶う日が来ることを祈りましょう。 リュックもアントワーヌの事情を直接聞かされたわけではありませんが、彼がフロレンスのことを想っていると何となく察していましたよね。彼のこのさりげない『まあ、お前の気持ちも分かるよ』という一言、カッコいいです。いつもいつも細かい点にお気づき下さって嬉しいです。 ジェレミーはアントワーヌ君のことを認めていながらそれと同時にライバル心?のような感情も持っています。この時点でのアナはジェレミーに遠慮してばかりで表情も固いのに、アントワーヌに対しては屈託のない笑顔を見せるのでジェレミーは少々イラついております。けれどそれがどういう感情なのか、まだ本人も分かっていない様子です。 これからジェレミーはほんの少しずつですがアナに惹かれていくのですね。前作「奥様」ではまだまだジェレミーはアナのことを何とも思っていないようでした。けれどそのうちジェレミーも自分はニッキーのことだけが好きなのに、と流石の鈍い彼でもだんだんと葛藤するようになります。 アントワーヌ君は流石高級文官としてしかも一年飛び級をして学院を卒業しただけあって、口ではジェレミーに負けていません。この将来の義兄弟二人のやり取り、私もいつも楽しく書いています。 この週末、ネットで買い物をしようと色々検索をしていたのです。そうしたら……カクヨムで開くページの広告がことごとく、私が買おうとして見ていた品物の広告になってしまいました!
2018年7月22日 19:58
そうか! アントワーヌ君がフロレンス様と結ばれたら、アナさんは義姉になるのですね!なんか、ほのぼのしてそうですね……(*´▽`*)
アントワーヌ君に早くアナのことをお義姉さんと呼べる日が来るといいですね。この二人は仲良し義姉弟になりそうですよー。
2018年7月22日 18:59
まさかこの二人の結婚にあのような経緯があるとは。さすがのアントワーヌ君も想像していないでしょうね。だけど君も一枚かんでいるんだよ。あの時玉の輿を狙えって言わなかったら、こうはならなかったかも……アントワーヌ君、よく言ってくれた!
ええ、アナの婚約、結婚にはアントワーヌ君も深く関わっていますね。そんなことはジェレミーさまも露知らず、、、ジェレミーさまとアントワーヌ君の絡みを書くのはとても楽しいです。
2018年7月22日 18:23
いやあ、アントワーヌ君、有能すぎるでしょ。こう有能だと、魔法が使えるのと同じ凄さだと思うのは、私だけ? だけど、そのくらい有能じゃないと、敵にはかなわないでしょうね。
アントワーヌ君はフロレンスを奪回する為に学院時代から懸命に努力していますからね。悔しさをバネにして成長しました。
さすがのアントワーヌさんも、アナさんとジェレミーさんの接点が分かりませんでした。
まあ、簡単に分かっては困るような接点なのですが……。
分かっている読み手といたしましては、優位に立っている気持ちになって気分がいいですね。
フロレンスさんが福祉方面へ尽力しようと考えているようです。ランジェリーさんと言う鎖から解放された時に、飛び立てる空になっているように感じました。外に目を向けて社会に貢献していただければと思いました。
アントワーヌさんが付添人の話を断った時に、リュックさんから言われた『まあ、お前の気持ちも分かるよ』は、何気ないようで、結構意味が深いですよね。アントワーヌさんの事情を知る人と知らない人とでは全く受け止める重さが違うことでしょう。
隠れた面白さと思いました。
アントワーヌさんがアナさんと一緒に居ることに不快感を覚えたジェレミーさん、前作で表現された事象かどうか憶えておりませんが、ニッキーさんと気付く前から、ジェレミーさんにはそんな兆候があったことは憶えております。
その心の一環が再現されているようで、微笑ましくなりました。
ラストに、アントワーヌさんの大物っぷりがチラリと見えました。
その歳で胡散臭いと言われて『褒め言葉と受け取っておきますよ』と言えるなんて、そんな機転はなかなか利かないと思いました。
年上のジェレミーさんとしては一枚上手な気がして、『フン、嫌味な奴』となるのは、うなずけました。
広告についてはもう書かないとしておいて、申し訳ないですが、前回の返信を拝見いたしまして痛感させられましたので、書かせていただきます。
見る側に合わせた広告だったのですね。
若い人にお墓の広告なんて、効果はほとんど望めません。(私の年が知れてしまいそうです……)
広告を出す側としての要望を考えれば、小説の内容よりも見る側に合わせる方式の方がより効果的です。考える方向を変えれば簡単に分かることでしたが、私はそこまで気付けませんでした。
広告主の思いも含めて想像を巡らせなくてはなりませんでした。
多面的に物事を見る。書き手として、まだまだ足りていないと痛感した次第です。また、広告の違和感も解消いたしました。
ご助言ありがとうございました。
作者からの返信
そうなのです。アントワーヌ君はジェレミーとアナの両方を知っていますが、二人の繋がりについては全然知りませんでした。アメリもそうですね。アメリの婚約披露の場でアナとジェレミーも初めて公の場に二人で登場したわけです。周囲が驚く様子をジェレミーは面白がっていました。
フロレンスは時々訪ねてくれるアメリの話を聞いて、良い刺激を受けていますね。自分の不幸を嘆いているだけでは駄目だと以前言っていました。いつか彼女の夢が叶う日が来ることを祈りましょう。
リュックもアントワーヌの事情を直接聞かされたわけではありませんが、彼がフロレンスのことを想っていると何となく察していましたよね。彼のこのさりげない『まあ、お前の気持ちも分かるよ』という一言、カッコいいです。いつもいつも細かい点にお気づき下さって嬉しいです。
ジェレミーはアントワーヌ君のことを認めていながらそれと同時にライバル心?のような感情も持っています。この時点でのアナはジェレミーに遠慮してばかりで表情も固いのに、アントワーヌに対しては屈託のない笑顔を見せるのでジェレミーは少々イラついております。けれどそれがどういう感情なのか、まだ本人も分かっていない様子です。
これからジェレミーはほんの少しずつですがアナに惹かれていくのですね。前作「奥様」ではまだまだジェレミーはアナのことを何とも思っていないようでした。けれどそのうちジェレミーも自分はニッキーのことだけが好きなのに、と流石の鈍い彼でもだんだんと葛藤するようになります。
アントワーヌ君は流石高級文官としてしかも一年飛び級をして学院を卒業しただけあって、口ではジェレミーに負けていません。この将来の義兄弟二人のやり取り、私もいつも楽しく書いています。
この週末、ネットで買い物をしようと色々検索をしていたのです。そうしたら……カクヨムで開くページの広告がことごとく、私が買おうとして見ていた品物の広告になってしまいました!