応援コメント

--主要登場人物紹介--」への応援コメント

  •  始めの注意書きにあった通り、ネタバレが多く見受けられました。
     まあ、仕方ないですね。

     やっぱり、結婚は避けられなかったのか……、とか、冷たい侍女頭がいるのかとか、この物語にもオージェさんが登場するのかとか、上司には恵まれていそうとか、でした。結婚につきましては、苗字で分かっていたと思われますが、ストーリーの流れ的な印象からです。

     オージェさん以外は何となく予想の範囲内と感じました。嫁ぎ先で冷たくあしらわれるなどは、よくあることですから。

     物語の主人公には敵がいないと面白くなりません。多くの敵がおり、主人公や仲間たちの知恵や行動によって、敵を退けていくシーンを読み手は見たいと思っています。特に男性と思いますが……。
     そんなことを期待します。

     嫁ぎ先は、ほぼ敵中というイメージが湧きました。
     17歳にはつらいことでしょう。

     そこで、アントワーヌさんの役目に期待が集まるというものです。
     大いに活躍してもらいましょう。


     私事ですが、相手が嫁ぐというところで、私の『花バト!』のラスト辺りを連想してしまいました。背景など全然違いますが、相手を取られてもなおって感じがして、そう思いました。関係ないことで申し訳ありません。


    作者からの返信

     シリーズ作どの作品から読んでも分かるようになっているとはいえ、第一作から順を追って読み続けて下さっている読者の方々優先ですので……こんな形になっています。

     「世界」ではフロレンスは既に他家に嫁いでいます。姓がラングロワになったとは書いていなかったと思います。番外編で少しだけ登場しています。アントワーヌ君も第一作には出てきますが彼はまだまだ学院在学中の少年で、クロードのノロケを聞かされているだけです。

     「貴方の隣」ではフロレンスは出て来ませんが、お母さまのテレーズが嫁いでしまったフロレンスの娘時代のドレスのお古をアメリにあげています。この話ではアントワーヌ君は就職したばかりでした。

     「奥様」ではフロレンス・ラングロワとして息子のナタニエルと共に登場しています。アナが時々ラングロワ家にアメリと訪ねていました。伯父ジェレミーにそっくりなナタニエル君にめろめろになるアナでした。その時にフロレンスの結婚生活についても少し触れています。

     ですから、まあネタバレとは言っても既に語られていたことです。

     「貴方の隣」でエティエン王太子を狙ってアメリに大怪我を負わせたオージェ父です。苗字がオージェ電子のオージェなので亜逢さまは良くお覚えのことと思います。その息子は芥子栽培をしていて捕らえられて牢獄の中で自殺していました。それを逆恨みしたオージェ父が王太子襲撃事件を起こしたのですね。この事件とオージェ親子はこの話に非常に深く関わってきます。どのような展開になるのか、どうぞお楽しみに。

     話の区切りが良かったのでこのタイミングで登場人物紹介を挟んだというわけです。この話はシリーズ作中登場人物が一番多く、色々なイベントにそれぞれのキャラの人生が交錯しています。他の作品と矛盾の無いように構成を組むのに非常に骨が折れました。