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2019年9月24日 07:38
アントワーヌさんとドウジュさんの出会いのお話であり、間者なる人たちのこれまでの概略が大まかに紹介された回でした。 魔術の威力は絶大のようです。 それが改めて分かりました。間者の人たちの仕事を奪うくらいの力があるのですから。間者の里の勢力は衰える一方かも知れません。 そして、2人の出会いは出会いに終わらず、これからの絆となっていきそうです。 その活躍は前作にて、その一端を見せていただきましたが、私はドウジュさんはアントワーヌさんよりも、ずっと年上と思っておりました。 若く優秀なアントワーヌさんが、年上のドウジュさんを上手に使っているイメージでした。 今回でそのイメージが一変しました。決して悪い事ではなく、私の受け取り様です。ドウジュさんは影の存在なので、きちんとした描写ができなかったのだとも思いました。 今回の出会いによって、ドウジュさんがもっと青年だったというイメージに上書きされました。どんな青年なのか楽しみです。 また、アントワーヌさんの父さんが、知ってて知らない振りをしたことについて、お父さん本人がどう思っていたのかが少々気になりました。 息子が間者たちと接点を持ったかも知れない、それについて、よく思っているのか? 悪く思っているのか? 接点を警戒して、お父さんのアントワーヌさんへの扱いが変わってくるのではないのか? とか、心配してしまいます。 これからに期待しましょう。
作者からの返信
普通に考えて、魔術師が相手だと間者は勝ち目なさそうですよね。ですから間者の里の人たちは細々と生活をしているのです。ペルティエ領内の自治区として認められています。 ドウジュはこれからアントワーヌと共に上京し、それから後は前作「奥様」でお読みいただいたように活躍しています。 そう、ドウジュはアントワーヌと同年代だったのです、彼よりも少し年上なだけです。なのに彼のことをいつも若と呼んでいます。確かに前作では全くの謎の人間として書いていましたから全然描写は入れていませんでした。そうですね、アントワーヌよりもずっと年が上だと思われてもしょうがないですね。 代々の領主は間者の里の存在と独立性を認めていますから、アントワーヌのお父さんが間者を悪く思っているとは思えません。ただ、息子を問い詰めて誰にどこで助けられたのか知ろうとしてもアントワーヌも答えられないと分かっておいでなので何も言わなかったのですね。それに騒ぎを大きくしても意味がないですし、折角息子の手当てをして助けてくれた間者の皆さんのことを詮索するのもかえって失礼でしょう。ということでした。
2018年7月3日 07:37
「王国物語」、いいですね。キャラクター一人一人に脚光が当たることで、物語の世界が、鮮やかになっています。 その世界に自分がいるような気持になれる。物語の醍醐味だと思います。
空知音さま第一作を書き始めた時はもう全然こんなに続くとは思っていなかったのです。それでも書き進めて行くうちに、このキャラあのキャラ色々と話が思い浮かんできて、気付いたらシリーズ第四作目ですよ。私にとっては登場人物一人一人が可愛い我が子です。アントワーヌにも是非幸せになって欲しいのです。早速のレビュー★ありがとうございました!
2018年7月3日 01:17
ドウジュもお父さんも、人を見る目は確かなようです。こうして名コンビが誕生したわけですね。仲間が増えたことですし、これからはレベル上げに勤しみ、ゆくゆくは大きな事を成し遂げてくれそうな子達ですね。
アントワーヌはともかく、ドウジュは直ぐにレベルアップに励みますよ。山の中で崖で滑り落ちて泣いていた少年は大きく化けます。アントワーヌ君の方はとりあえず怪我を治してからですね。
2018年7月2日 18:33
男女のコンビももちろん良いですけど、少年二人と言うのもまた違ったワクワク感がありますね。ドウジュの父親の言ったアントワーヌの将来の事もあり、何だか今までにない冒険の予感がします。
そうです、アントワーヌ君は自分ではそう言ってますが平凡な男爵家の次男では終わりませんよ、きっと。不思議な縁でつながったアントワーヌとドウジュです、第三作の「奥様」でも既に活躍しておりましたが、王国シリーズきっての名コンビ誕生です。
2018年7月2日 18:28
コメントに吹き出してしまいました(笑)これからも仲間が増えていくのでしょうか?( *´艸`)
まあ、この話は魔王を倒しに行くとか、そんな展開にはなりませんが……仲間は4人まで増える可能性ありですね!
アントワーヌさんとドウジュさんの出会いのお話であり、間者なる人たちのこれまでの概略が大まかに紹介された回でした。
魔術の威力は絶大のようです。
それが改めて分かりました。間者の人たちの仕事を奪うくらいの力があるのですから。間者の里の勢力は衰える一方かも知れません。
そして、2人の出会いは出会いに終わらず、これからの絆となっていきそうです。
その活躍は前作にて、その一端を見せていただきましたが、私はドウジュさんはアントワーヌさんよりも、ずっと年上と思っておりました。
若く優秀なアントワーヌさんが、年上のドウジュさんを上手に使っているイメージでした。
今回でそのイメージが一変しました。決して悪い事ではなく、私の受け取り様です。ドウジュさんは影の存在なので、きちんとした描写ができなかったのだとも思いました。
今回の出会いによって、ドウジュさんがもっと青年だったというイメージに上書きされました。どんな青年なのか楽しみです。
また、アントワーヌさんの父さんが、知ってて知らない振りをしたことについて、お父さん本人がどう思っていたのかが少々気になりました。
息子が間者たちと接点を持ったかも知れない、それについて、よく思っているのか? 悪く思っているのか?
接点を警戒して、お父さんのアントワーヌさんへの扱いが変わってくるのではないのか? とか、心配してしまいます。
これからに期待しましょう。
作者からの返信
普通に考えて、魔術師が相手だと間者は勝ち目なさそうですよね。ですから間者の里の人たちは細々と生活をしているのです。ペルティエ領内の自治区として認められています。
ドウジュはこれからアントワーヌと共に上京し、それから後は前作「奥様」でお読みいただいたように活躍しています。
そう、ドウジュはアントワーヌと同年代だったのです、彼よりも少し年上なだけです。なのに彼のことをいつも若と呼んでいます。確かに前作では全くの謎の人間として書いていましたから全然描写は入れていませんでした。そうですね、アントワーヌよりもずっと年が上だと思われてもしょうがないですね。
代々の領主は間者の里の存在と独立性を認めていますから、アントワーヌのお父さんが間者を悪く思っているとは思えません。ただ、息子を問い詰めて誰にどこで助けられたのか知ろうとしてもアントワーヌも答えられないと分かっておいでなので何も言わなかったのですね。それに騒ぎを大きくしても意味がないですし、折角息子の手当てをして助けてくれた間者の皆さんのことを詮索するのもかえって失礼でしょう。ということでした。