アプリ、みたいな(その2の2)

【カクヨム】

 起動すると[ホーム]画面が表示されます。上部、下部にメニューが並んでいます。

 上部のメニューは、スワイプ操作で横にスライドします。左から「イベント」「特集」「公式」「総合」「異世界」「ファンタジー」「SF」「恋愛」「ラブコメ」「現代ドラマ」「ホラー」「ミステリー」「エッセイ」「歴史時代」「評論」「その他」というカテゴリが並んでいます。

 「イベント」をタップすると、現在開催中のイベント、自主企画が表示されます。「特集」は、カクヨムセレクトの特集記事(「金のたまご」とか)、「公式」には公式連載の週間ランキングやレーベルからのお知らせ、公式連載の新着、書籍化作品の紹介、二次創作(原作ごとに表示)、レーベルの一覧が並んでいます。

 起動時に表示される「総合」と、その右側にあるカテゴリには、注目作品とランキング、新着レビュー、新着小説が並びます。ランキングは週間/月間/累計を切り替えて表示できます。たとえば、エッセイの月間ランキングが見たければ、上部メニューで「エッセイ」を選択し、上にスワイプしてランキングを表示、「月間」をタップします。1~10位までの作品が表示されますが、[もっと見る]をタップすれば11位以後のランキングも確認できます。ただし、何位まで標示されるのかについては、法則性が分からない……50位以下のこともあれば、160位以上の時もある。通信データ量で決まるのかな? と推測しています。また、[もっと見る]で表示するページには、上下のメニューが消えます。元に戻るには、左上の[<(カテゴリ)]をタップします。


 続いて、下部メニューを見てみます。

 左から[ホーム][検索][マイページ][通知][プロフィール]と並んでいます。[ホーム]はホーム画面、すなわち起動時に表示される画面です。

 [検索]をタップすると、「小説を探す」が表示されます。検索キーワードの入力欄の下には、頻繁に使われるキーワード(短編/カクヨムオンリーなど)が表示されており、タップすることでそれぞれのキーワードによる検索結果が表示されます。その下には、「ジャンル」「小説の長さ」「執筆状況」(連載中か完結済か)、「自主企画」「人気のタグ」「公式レーベル」と続きます。ページの下部には、その他の検索、「コンテスト」「ランキング」「特集」などの項目が並んでいます。(自主企画と人気のタグがダブっているのはなぜだろう?)

 [マイページ]はユーザーページです。[小説]には自分がフォローした小説の一覧が表示されます。閲覧順と更新順がタップで変更できます。[ユーザー]には、フォローしているユーザーの動向が表示されます。近況ノートの更新情報も掲載されます。[閲覧記録]は、自分が読んだ小説の一覧です。

 [通知]は、カクヨムからのプッシュ通知履歴が表示されます。右上の歯車アイコンをタップすると、通知の設定画面が表示されます。元の[通知]画面に戻るには、右上の×マークをタップします。[<]をタップして戻ると設定画面が表示されます。

 [プロフィール]をタップすると、プロフィール画面が表示されます。自分のペンネーム、IDの下にある[プロフィール編集]をタップすると、[アカウント設定]のプロフィールが表示され、内容を編集できます。その下には自己紹介、そして、自分の書いた「小説」(と近況ノート)、「レビュー」、自分が「フォロー」している人をそれぞれ確認できます。なお、右上にペンのアイコンと歯車アイコンが並んでいますが、歯車アイコンで設定画面が表示されるのはいいのですが、ペンのアイコンをタップするとブラウザが起ち上がって小説管理ページが表示されるという残念な仕様になっています。こっちで書けと。


----


 ついでに、残念な点を上げてみます。


・入力/編集ができない

 アプリでは、小説の入力および編集作業ができません。つまり、スマホで小説を書いたり、間違いを修正することができない、閲覧用アプリなのです。技術的にできないことはないはずなので、何か意図があって、編集不可にしているのでしょう。第三者の不正使用とか? それにしては、プロフィールの編集はできるんですよねぇ。


・ランキング画面で、検索ができない。

 検索画面で探せばいいのかも知れませんが、「このランキング内で検索したい」「自分のランキングを知りたい」というニーズは検索画面では満たせません。ランキング画面に検索ボタンを、レイアウト上難しいのであれば、フォローしている人や自分の作品を検索するボタンを付けて欲しいと思います。


・小説のダウンロードができない

 WiFiでつながっている時にダウンロードできれば、通信料の節約になりますが、現時点ではそうした機能は搭載されていません。


 カクヨムの場合、アプリでできることはブラウザでできる上、アプリでは小説やレビューを書くことができません。したがって、アプリを使う意味があまりないんです。プッシュ通知がくる位でしょうか。

  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る