なんてありきたりな話
なんてありきたりな話だろうか?
普通に起きて、ご飯を食べて、テレビを見て、歯磨きして、着替えて、そして靴を履き外に出て、電車に乗る。
この詩も電車の中で書いているのだが、なんとも繰り返しというものは恐ろしい。抜け出せない以前に抜け出そうともしないのだから。
なんてありきたりな人間だろうか?
普通に学校へ行き、ほどほどに友達と喋り、勉強して、スマホいじって、勉強して。受験という社会構造に良い感じに呑まれながら、今日ものらりくらりと毎日を生きている。
明日はどうなるか分からないから不安だ
そう思える方がまだ幸せか?
今では嫌でも明日が鮮明に分かるようになった。
ループしてる訳じゃない。時は過ぎる。
しかしループしてるに等しい気もする。
なんてありきたりな世界だろうか?
幸せだからこそ、満たされてるからこその悩みなのは重々承知してる。ない者たちの気持ちを考えたらそんなこと言えないだろって。しかし、そんな人間でも、毎日を健康的にいつも通りに生きていけている人間でも、つらいことはある。悩みはある。憂鬱はある。
それだけは分かってもらいたい・・
なんてありきたりな話だろうか?
それでもこうして作品にできるのだから人間って恐ろしい。でも嫌いじゃない。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます