ウホッ!激怖入国審査とお金を使えない自販機)
それじゃ次の話にいきますけどね!
やっと飛行機が空港に着きました!
やったー! 解放だ~!
と思って駆け出した先は当然の如く異国!
日本語など皆無の未知未知100パーセント(ハート)な外国。
最初の関門である入国審査に挑んだわけなんですが………………オランダ人、威圧感ハンパね~~~~~!!(叫び)
いやまあ不法入国者とかテロとかの絡みもあるから当然なんですけど、目が笑ってないのよ。
常に。
もうねパスポートと日程表やら航空券差し出すときにすでに若干震えてたからね、俺は。
屈強な審査官のアニキ達の前で震えた子猫ちゃん状態でしたからね、マジで。
また質問も単語だけでしたね~。
相手『…観光か?』
俺『い、イエス!』
相手『…日程は4日間だな?』
俺『い、イエス!』
相手『…お前一人で来たのか?』
俺『い、イエス!』
相手『…………(無言でパスポートを凝視したあとハンコを)バンッ!バンッ!ッポイ……next(低い声)』
俺『……無事に入国出来た~(涙目)』
ところでここまで書いたところで気づいたけど俺、イエスしか言ってなくね?
いや~、まあ実際は質問の合間に、しどろもどろな日本人が片言英単語で答えてたんですけど。
文章にするとあれですけど半端じゃない威圧感だったんですよ!
日本にいるとわからないけどヨーロッパは色々洒落になってないんだろうなと言うのを肌感覚で感じました(というか気づかされました)
さて無事に入国が済み、荷物を受け取って『いざ!オランダへ!』と駆け出した僕。
実はここで今日、最大の危機(?)が僕を襲うんです。
ええ、本当にね。
狭いエコノミー席での拷問と自分自身の矮小さを痛感させられ、屈強な審査官のアニキ達との問答(表現には個人差があります)をクリアしてきた僕でしたが、神はまた違う形で僕に試練を課してたんですね~(遠い目)
まあね? そこに至るまでも中々大変でしたよ? 確かにね。
空港から中央駅に行くためには電車を使うわけなんですが、当然切符を買いますよね?
ここまで読んだら当然予測するでしょう。
はい、どうぞ? うん? ああやっぱほらね ?
『切符の買い方がわからない』
当たりでした? まあそう思いますよね?
でもそんなベタなことはしませんから
僕も、もう三十路ですからね。
つい去年、風呂場で全身にサラダ油かけて遊んでたら風邪ひいて寝込んでしまうという若干童心を残している部分はありますが、当然調べてましたよ?
切符の買い方くらいね!
だけどね…まさか『お金が使えなくて切符が買えない』という状況になるとは思いもしませんでしたよ!(逆ギレ)
……説明しますとね、オランダでは切符を買う場所は自販機とチケット売り場と言われる窓口があるんです。
そりゃね?
外国に来ておいて英会話(オランダでは結構英語が通じます)ができない。
そもそも人と会話が苦手(通称 『ゼロサイクロン』=凄え口数は多いけどあとに何も残らないという意味)な僕はせっかくだから当然自販機を旅の始まる前からチョイスするぜ!(デスクリムゾン的に考えて)
ところがどうだ!
札が使えないとはどういうことだね君!(誰に言うでもなく)
コインでしか払えない? もしくはic付きのクレジットカードしか使えないとは……ガッカリさせてくれるよ!
おっとここで言い訳させてくれ!
実は日本にいるときにで日本円をユーロに両替するときに一部コインにしてくれと言ったんですよ。
だてに三十代じゃないですからね。
もしかしたらそういう可能性だっておるんじゃないかね?(紳士スマイルで)
くらいのまあ軽い気持ちで言ったんですわ
そしたらですね、両替担当の人がですね
「コインは扱ってないんで(真顔)」
一蹴されたんですよ。
あれだね、真顔って意外に傷つくよね。
だから今回の件は僕には責任が無いと思うんですよ(甘え)
まあそれはチケット売り場で切符は購入出来たからそれはそれでいいんですわ。
最大の悪夢は次ですよ。
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