ハーフのアスリートの小説
近頃、大坂なおみ選手をはじめ、ハーフのアスリートの活躍が目覚ましい。
何を隠そう、ワタクシも3年前に、ハーフのアスリートの小説を電子書籍で出版した。「お前の拳で叫んでくれ」というタイトルで、日本とタイのハーフの女子ボクサーの物語だ。着想はもうちょっと前。その頃はたくさんのスポーツ青春小説が話題になってたけど、ハーフの子を主人公にした作品はあんまり多くなかったと思う。人があんまり書いてないんなら書いてみよう! ……と、へそ曲がりなわたくしのへそ曲がりが過ぎて、スポーツにろくに興味のなかったワタクシが無理やり書いてしまった。思えば先見の明があったってことか?(と、恐る恐る言ってみる)
……ま、選手がハーフであろうがなかろうが関係ないっちゃあ関係ないんだけどさ、スポーツってほら、何かと「サムライ」だの「日本代表」だのナショナリズムが前面に出やすい分野なんで、ハーフっていうキャラの属性がかえってスポーツ小説の中では面白く作用するんでないか? と思ったわけだ。
まあ、なかなか読んでもらえないけど。自分の小説で人を楽しませる、なんてこと、ぜんぜん、ぜーんぜんです、ホントに。
ただ、小説を書くことでいい事もあります。
それは、書くっていう行為を通じて、自分自身の興味の幅が広がるってこと。ハーフのアスリートの小説を書いちゃったから、その後活躍するハーフのアスリートには俄然注目しちゃって来歴とか調べちゃってるワタクシがいるのです。もちろん大坂なおみ選手も。でねー、彼女の日本語面白いですね。小説や短歌やってる人間には、むちゃくちゃ刺激になります!
うん。自分の小説は大したことないけど、ハーフのアスリートの小説、絶対面白くなる要素あると思うんだなあ。卓球の張本君のように、「両親が日本に帰化」っていうケースも面白いかもしれない。みんなどんどん書いてください! 読みに行きます!
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