第十三択。再度左
私は呆然としていた。
左を選んだ時と同じ死に方をしたからだ。
前を選んだのに何故?という疑問が私の頭の中をを支配していた。
私は最初、右を選んだ。
次に左を、そしてさっきは前を選んだ。
そして私は自分の疑問を立証する為に再度、左を選ぶ事にした。
真っ黒な道を突き進み続ける。
私の想像が正しければこの選択での死に方は初体験だ。
一歩ずつ堂々と進むと何かを踏んだ。
カチッという何か作動した音が聞こえて私は何か光るのが見えた。
それから妙な感覚が生まれた。
私は左に倒れながら右に倒れて行っている。
ふむどうやら初体験だ。
つまり私のかせ―――。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます