四日目

 公演日を一週間後に控えた今日、劇場の出入り口には朝から人だかりが出来ていた。

愁いを帯びた川瀬の瞳にもそれはありありと映る。

 人々が注目しているのは、劇場前に貼り出された新しい広告ポスターだ。

公演まで間もないこともあって掲示されているのだろうが、これまでのポスターとは大きく異なっているのも注目を浴びている。

 これまでは浅山千幸が主体となった演劇であった為、彼女の顔が大きく載った形式だった。

しかし今回は五名の役者が同じ大きさで並べられ、題名やあらすじなどと共に一週間後の日付が記載されているだけ。

 明らかに手抜きな広告ポスターを見て、人々が口々に呟く。

「稼ぎ頭が死んだのにまだ監督を続けようなんて、図太いもんだねぇ」

「実家が太いと利益なんて気にしないからな、たとえ舞台が失敗しようと道楽だから痛くも痒くもないんだよ」

「そうだよな。飽きたら全部売り払えば」

「それにしても、ここに並んでる奴ら。誰も知らんなぁ」

「どうせ寄せ集めの無名だよ。金目当ての奴らさ」

好き放題に言う民衆を見て、川瀬は腹の底から怒りが湧くのを感じた。

 しかし、ここで騒ぎを起こしてはいけない。自分の弱みになるような汚点を作るまいと、彼らを避けるようにして裏口へ回る。

幸いにも人だかりの意識は川瀬には向かず、難なく劇場へ入ることができた。

裏口はロビーの受付裏に繋がっている場所で、受付嬢たちの噂話が筒抜けに聞こえてしまう。

 例によって川瀬も彼女らの噂を聞いてしまう。

「そういえば聞いた?蒲笈さん、新しい役者を呼ぶことにしたんですって」

それに対して、やや大袈裟な声を上げる。

彼女の言葉に耳を疑った川瀬は、もっと声が聞こえる場所へ移動して聞き耳を立てた。

 受付嬢の一人が驚きを口にする。

「えぇ!?この間川瀬さんが来たばかりじゃない?」

「もしかして太田さんと入れ替わりに?」

口々に質問するも、答えは違った。

「違うのよ。川瀬さんがもう限界なんですって、だから役者を確保しておくらしいわ」

「ふぅーん。案外根性ないのね、結構息巻いてなかった?」

とくすくす笑う声。

「川瀬さんと入れ替わりなら、次の人も女性なのかしら」

「えぇ、しかも外国人よ!アメリカだかイギリスだかの人らしいわ」

ここで再び驚愕の声を上げる。

「外国人って、日本語分かるの?私は英語喋れないわよ」

「私だって無理よ、何言ってるか分かんないもの」

やいのやいの言い合う受付嬢らから静かに離れ、川瀬は控え室へ向かう。

二階の共同稽古場へ行くには、受付前を通らなければいけない。彼女らの前を通れば、ある事ない事言われるに違いないと考えたのだ。

 不毛な噂のネタにされるくらいならばと、多少居心地が悪かろうと控え室へ行ってから練習に向かおうと決めたのだった。

 控え室に着き、軽くノックした後に入室する。

「おはようございます」

そして部屋を見渡すも、誰もいない。

 数日前の川瀬なら憤慨していたかもしれないが、今の彼女は他人を怒る気力などない。

自分の保身の為に途中で役を投げ出そうとした。そんな半端者が誰かを注意できるわけがないと考えているのだ。

 川瀬は長い溜め息を吐き、ソファに腰掛ける。

重い身体がずんずんと沈んでいく。許されることなら、そのまま眠ってしまいたい。

そんなことを考えてしまうほど、川瀬は追い詰められていた。

 ふと、時計を見ると針が午前八時半を差している。

彼女の中に残った僅かな気力が、重い身体を奮い起こす。

「練習……しないと」

例え代役を準備されていても、期待されていなくても。誰にもその努力が認知されていなくても。

役を全うするならば、ここで動けなければならない。

 そうして川瀬は怠けようとしていた自分に喝を入れる為か、両手で思いっきり自分の頬を叩いた。

誰もいない控え室でその音だけが響く。

「よし!練習あるのみです!」

そう言って立ち上がり、荷物を持って勇み足で共同稽古場へ向かった。

 共同稽古場もまた誰一人おらず、川瀬は悠々と場所を使って基礎練習に打ち込んだ。

普段より準備運動や発声練習の回数を増やしたりなどし、時間を掛けて基礎を整えていった。

 ようやく終わった頃、共同稽古場の扉が開く。入ってきたのは高柳だった。

「おはよう、早いね」

「おはようございます」

のんびりとした雰囲気の高柳とは反対に、川瀬はきびきびとした態度で挨拶を返す。

「僕は午後から用事あるから、午前中だけここにいるよ」

「そうですか」

高柳が話題を振るも、川瀬の短く素っ気ない返事で会話は終わる。

 あの口論以降、一言も話していなかった二人だが、高柳の方は全く気にしていないような様子だ。

川瀬もまた気にしていないわけではないが、練習中に不要な発言はしないと決めているのだろう。時折高柳の方から話題が降られながらも、それらを一言だけ返して終わらせる。

 高柳が川瀬に会話する意思がないと気づいてからは、互いに全く関わり合うことなく練習に打ち込んだ。

そうして時間は過ぎ、壁掛け時計が昼の十二時を知らせた。

 高柳が大きく伸びをして、川瀬に向けて声を掛ける。

「それじゃあ帰るよ、お疲れさまー」

「お疲れ様でした」

短い挨拶を交わしながら、高柳は自分の荷物を手に共同稽古場を出て行く。

川瀬もまた、昼食を食べに控え室へ戻ることにした。

 荷物を手に階段を下りながら川瀬は、劇場入り口の様子を少し窺う。

朝ほどの人だかりではないが、数人はあのポスターを見ているようだった。

川瀬は朝ここへ入る前に聞いた言葉を思い出す。

憶測ばかりで語られていたあの言葉を、今あそこにいる人々も口に出しているのだろうかと。

 余計なことを考えるなと言わんばかりに、川瀬は頭を横に振って邪念を払い落す。

気を取り直して、階段を下りて控え室へ向かうのだった。


 予想外なことに控え室には誰もおらず、川瀬は誰と顔を合わせることもなく昼食を食べ終える。

そしてその流れのまま、支度を済ませて午後の練習へ向かう。

 午後になっても同様に共同稽古場には誰もおらず、再び個人練習を始める。

そのお陰で川瀬は、稽古場の広い大鏡の前を占領するように使って練習できた。

演じる令嬢の動き、所作の確認と調整。より彼女らしい動きを追求した。


 やがて時間はあっという間に過ぎ、壁掛け時計が午後六時を知らせる。

結局午後は誰一人として練習どころか顔出しすらしなかった。

控え室での練習や裏方に呼ばれている可能性もあるが、それでも一日中練習していた川瀬と比べれば、練習量に大きな差が出てしまう。

 高柳以外が練習しているところ見ていないことで、川瀬の不安は膨らむ。

彼らはきちんと練習しているのだろうか、本番に影響は出ないのか、と。

しかしそれでも彼らを探し回って問い詰めたりしないのは、これ以上いざこざを起こしたくないという意識からだろう。

 川瀬自身としてはもう少し練習できるが、朝聞いた受付嬢たちの噂が頭から離れなかった。

自分の代役が既に用意されている。

ただそれだけのことで練習に対する意欲が格段に下がってしまったのだ。

 窓の外には朱混じりの橙の空。薄い雲が漂う中に浮かぶ夕陽。

何とはなしに川瀬は、何気ない日常の終わりが近づいているような気がした。

それと同時に、明日もこんな日が続くのだろうとぼんやり考えたりもしている。

要するにどっちつかずな心境なのだ。

 しかし、一日中思うように練習できたおかげか、今日はもう終わっても良いと思っていた。

時計をもう一度見て、川瀬はぼそりと呟く。

「……帰りますか」

そう決めたが早いか、荷物を鞄に詰め始めた。

鞄を手に持ち、立ち上がったその時。

 目の前の鏡に映る自分の後ろに、何者かが立っていることに気が付く。

その者は浅葱色のワンピースを着て女優帽を目深に被っており、ただ真っ直ぐに立って川瀬の様子を窺っていた。

 川瀬の表情はみるみるうちに恐怖に染まっていき、持っていた鞄を床に落としてしまう。

夢にまで見た恐怖の対象が、こうしてまた自分の目の前に現れたのだ。恐ろしさのあまり震えあがるのも無理はない。

だがそれでもこのままではいけないと、川瀬は後ろへ振り向くことにした。

 川瀬がゆっくりと振り向くと、あの時と同様にはっきりとそこに存在している。

わなわなと震える口元に手を当て、川瀬はその名を口に出す。


「浅山……千幸!」


叫び声にも似た音域でその名前を呟く。

これに対する返事はなく、今度はゆっくりと川瀬との距離を詰めようとしている。

 川瀬との距離が近づいてきた頃、浅山らしき者はどこかしらから刃物を取り出した。

それも数日前に見た、あの時浅山自身の喉を掻き切った刃物。そのものが目の前で光る。

 川瀬は今度こそ自分の番だと確信したのか、浅山らしき者から距離を取りつつ、共同稽古場の入り口に手をかけた。

しかし扉はなぜか開かない。

川瀬は内鍵の形を見て、鍵が締められているわけでもないようだと判断した。どうやら建て付けが悪くなって開かないようだ。

 じわじわと少しずつ距離を詰められる中、川瀬は全体重を掛けて扉を押し続けることにした。

一度、二度、三度。

繰り返し体を打ち付ける度にどんどんと浅山らしき者が近づいてくる。

四度。

 扉が勢いよく開き、川瀬の身体は廊下に勢いよく倒れ込む。

膝やら脇腹などを床に強く打ち付けたが、今は立ち止まってなどいられない。

刃物を手に握り締め、自分を殺そうと迫る者から逃げなければならないのだ。

 川瀬は這いずるように床から起き上がり、一心不乱に逃げる。

彼女が走り出したことで、浅山らしき者は物凄い速さで追いかけてきた。

廊下を駆け抜け、階段まで迷うことなく辿り着く。

 川瀬の足が階段に差し掛かったところで、首根っこを強く掴まれて動きを封じられる。

数日前、第二劇場で掴まれた時ほどではないが、川瀬が振りほどけないほどの力を込めて抑え込まれていた。

 川瀬が大声を上げて助けを呼ぼうとした時、自身の喉に冷たいものが当たる感触を覚える。

浅山らしき者が手に持っていた刃物、あれが今は自分の喉元にあるのだ。

頭に浮かぶのは何度反芻しても消えない鮮明な記憶。



 自然と顎が上へと向けられた瞬間、狙い定めていたかのように喉元の刃物が一文字の傷を作る。

吹き上がる鮮血。白い階段に飛び散った血が垂れる。

川瀬が自身の喉を抑えて何か喋ろうとするが、喉元からごぼごぼと音を立てて血を垂らすのみ。

 切り裂かれた痛みと死に対する恐怖で、川瀬の目が涙で滲む。


 川瀬のそんな思いを無情に吐き捨てるように、彼女を掴んでいた手は離された。


 支えがなくなったことで川瀬の身体は前に倒れ込み、硬い階段を真っ逆さまに落ちていく。その姿はさながら糸の切れた人形のようだ。

身体を階段に打ち付ける度、川瀬の血が付近に飛び散る。時折、骨が折れ筋が切れるような音も無人のロビーに響いた。

 一番下の段で頭を強くぶつけ、その反動で全身が床に投げ出されるようにして転がる。

ようやく止まった頃には、川瀬の肉体は冷たくなっていた。

首だけ横向きにした仰向けの姿勢で、喉元から血がどろどろとゆっくり垂れ広がる。

 川瀬がロビーへ投げ出される頃には浅山らしき者の姿は消え、その痕跡すら残っていなかった。

誰もいないロビーでただ一人、床の大理石のように冷たく硬くなっていく。


こうして、川瀬百合子は切創と殴打の末に死に絶えた。



――――――――――――――――――――――――――――――――――――――



 私、桝谷小太郎は後悔している。

なぜもっと早く劇場へ足を運ぼうとしなかったのかと。

目の前で転がされている女性の喉元からは血が溢れ、ロビーの大理石を赤く紅く染めている。

彼女の濁った瞳には涙が流れた痕跡があり、酷く恐怖し絶望したのが見て取れる。


 もう既に息のない冷たい身体を投げ捨てるように、川瀬百合子が劇場ロビーで殺されていた。


どうやら私はその第一発見者となってしまったらしい。


 ひとまずは警察を呼ばなくては。

周囲を見渡すと、受付横の壁際に公衆電話を見つけた。すかさず十円を入れてダイヤルを回す。

警察を呼ぶというより、晴雄を呼び出す方が早いだろうか。その方が確実だろう。

重苦しい静寂の中、公衆電話のコール音だけがロビーに響き渡る。

 しばらく待った後、電話口の向こうから応答があった。

「こちら警視庁本部。緊急ですか、救急ですか」

「緊急なのですが、田立警部を呼び出していただけますか?桝谷からだと言えば通じる筈です、至急お願いします」

「は、はい!刑事部へお繋ぎします」

私の意図が通じたのか、電話向こうの相手はすぐに対応してくれるようだ。

数秒の間保留音が流れ、程なくして電話口に聞き馴染みのある声が聞こえる。

「俺だ。緊急ってどうした?何かあったのか?」

「晴雄か。事件の進展をと思って件の劇場に来たのだが、一足遅かったらしい。川瀬百合子が殺されていた」

「なんだと!すぐに向かうから迂闊に触るんじゃないぞ。勝手に嗅ぎまわらないこと、いいな?」

「はいはい、了解したよ。あぁ、遺体の顔にハンカチをかけるくらいは―――」

「駄目だ、とにかく現場のものは何も触るんじゃない!約束しろ」

「はいはい。田立警部の仰る通りに」

私がそう言っている間にも、電話の向こうでは晴雄が部下に指示を出しているようだ。こうして聞いていると、流石は警部だと実感する。

 私と電話が繋がっているのを思い出したのか、電話口に戻ってきて一声掛けてきた。

「それでは。すぐ向かうから動くなよ」

「わかってるさ」

そう言って電話を切った。

 受話器を置くと、現実の静寂に再び戻される。

少し離れたところには生々しい遺体が転がり、凭れるような生臭い匂いが辺りに漂う。

空には僅かな赤みが残り、夕陽はすっかり沈んでいった。

 晴雄らが到着するまでは何も触ってはいけないし、何も調べてはいけない。と、何度も肝に銘じておく。

さもなければ、私が逮捕されてしまう危うさがあるのだとか。

 親友を誤認逮捕した警察にさせたくはないので、自分の好奇心をどうにか抑え込む。気晴らしに他のことでも考えるべきなのだろうか。

とは言え、こんな場所で他の事など何も浮かぶ筈もない。

 どうしたものか。と、考えあぐねている私の耳に悲鳴が届く。

「きゃあああ!!」

耳に突き刺さるような女性の悲鳴がロビーで反響する。

まだこの劇場にも人が残っていたとは。

と、呑気なことを考えていると私の後ろに伸びる廊下から、何者かが駆け寄ってきた。

「何事だー!」

よく通る大きな声を発しながら、作業着の男性がロビーに駆け込んだ。

 私が突っ立っているのに気づくと、すぐさま声を掛けてきた。

「おうお前さん、あそこにいるは―――」

と、ここまで言って言葉を途切れさせる。

はて。この男性、どこかで見覚えが……。

私が記憶を巡らせるより早く、作業着の男性が口を開く。

「あぁー!桝谷じゃないか、こんなところで会うなんて奇遇だなぁー!」

そう言って状況にそぐわぬ明るい笑顔を浮かべる。

「もしかして……こうちゃんかい?」

私は殺人事件の現場でかつての級友と数年ぶりに再会した。



 晴雄率いる警察隊が劇場に到着してすぐ、劇場は一次封鎖となった。

正面玄関には目隠しのブルーシートが垂れ下がり、全ての出入り口には立ち入り禁止のテープが貼り巡らされている。

 川瀬の遺体はすぐに運び出され、現場に残るおびただしい出血痕がこの殺人の凄惨さを示す。実に痛ましい事件だ。

 私はいつぞやに座ったロビー脇の長いベンチに座り、この殺人事件について推理する。

 被害者は川瀬百合子。

死因は喉からの大量出血によるものか、階段を転がり落ちる際の衝撃によるものだろう。

 正確な情報は鑑定結果を待つしかないが、出血痕からして落下時に受けた衝撃である可能性が高い。

 死亡推定時刻は恐らく午後六時頃から午後六時三十分の間。

私が川瀬を発見したのが午後六時四十分頃のことだから、それより前に亡くなっているはずだ。

 警察が到着した時に劇場にまだ残っていたのは斉木、洸ちゃん、小野みこ。

彼らは順番に取り調べを受け、既に帰宅させられている。

 晴雄から聞いた内容をまとめていこう。

 まず一人目、斉木という男。

劇場の支配人として一日の業務の記録を付け、戸締まりと居残りがいないか見廻りをしていた為に、一番最後まで劇場に残っていたのだと供述。

 事件発生時には控え室を順に見廻りしていたらしく、洸ちゃんよりやや遅れてロビーに駆け込んできた。

 次に二人目、洸ちゃんこと浅山洸治。

第二劇場で舞台配置の確認と点検を終え、帰宅しようとしていたところ、小野の悲鳴を聞きつけて駆けつけたのだと供述。

 事件発生時には供述の通り、第二劇場にいたとのこと。

 そして三人目、小野みこ。

二階の倉庫で探しものをしていたら気付けば夕方になっていて、急いで帰ろうと階段に向かうと夥しい出血と階下に転がる川瀬を見つけたのだと供述。

 事件発生時には供述の通り、倉庫にいたとのこと。

 三人全員が別々の場所に居た為、全員のアリバイが証明されていない状態と言える。

それでもは犯人候補から外しても良さそうだ。

 これまで劇場で起きた殺人事件を全て同一犯とするならば、今回の殺人事件も何らかの条件が満たされてしまったのだろう。

その条件は未だ掴めていないが、後日また劇場へ来た時にでも調査しよう。

 所謂、計画殺人というものは、犯人が被害者を殺害する動機が明確な場合が多い。

今回の事件でそれが確定的になったが、語るにはまだ早い。万が一にも外れていたらそれこそ探偵の名折れだ。

 しかしそうなると先程の三人の内、誰かが犯人だと考えるのが妥当だろう。

 今日は証拠不十分で拘束する権利がないとして帰宅させてしまったが、次に顔を合わせる時には逮捕させたいものだ。

 そして私は、あのはがきを寄越してきた人物もこの中にいると見ている。

先日推理した三つの条件に当て嵌まる人物には、またこの劇場に来た時にでも声を掛けておこう。

私の考えが確かであれば、だが。

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