三日目

 新たな劇の練習が始まって二日目の朝。

満島の控え室では彼女と衣装担当、そして蒲笈がいた。次の劇で満島が着用する衣装を決めかねているのだ。

 次の劇で満島が必要な衣装は全部で三着。普段着として着用する桃色のワンピース、舞踏会の場面で着用するパーティードレス、そしてクライマックスで着用する純白のウェディングドレスだ。

どれも生前の浅山に合わせて作られた特注品だが、公演まで日数がないため流用する他ない状況である。

 蒲笈としては、今ある衣装を使えばいいと安易に考えていた。所詮は布切れ、誰も細部まで見ていないだろうと。

 しかし、役者が不格好な衣装で登壇するなどあり得ない。それも舞台の主役が、だ。

衣装担当としては公演前日までを目指せば、多少無理してでも仕立て直しできると考えている。満島以外にも手直しが必要な衣装がいくつかあるのも考慮した上でのものだ。

 満島の採寸結果と目の前の衣装三着を見比べ、衣装担当は強張った表情で沈黙する。厚い眼鏡の奥の目に焦りが見えた。

 一方で、当の満島は会話そっちのけでぼんやりとしている。台本を開いてはいるが全く読んでいない。

どことなく落ち着きがない様子で、誰かに話を聞いてほしそうにしている。それでいて、聞いてほしいとは全く言わないのだが。

 心労から今にも消えそうな衣装担当に対し、蒲笈が無知な問いを投げた。

「前に千幸が着てた衣装、そのまま使えないの?」

「えっと、このままでは厳しいです、すみません。満島さんは……その、背が低いので……」

「ふぅーん。それで、手直しとかってすぐできるの?」

蒲笈の高圧的な態度に萎縮しながらも、衣装担当の女性は答える。

「す、裾上げなど、満島さんの体系に合わせる箇所が……多少ありますが、それ以外は特に問題なく着用できそうです。はい」

「そう、じゃあ早めに整えておいて。明日の朝にはメイン衣装を着て練習できるようにしたいし」

と、蒲笈は気楽な態度で指示したことで衣装担当が硬直してしまった。

 メイン衣装と言うと、桃色のワンピースのことを言っているのだろう。

スカートの裾上げはもちろん、袖の長さや肩幅、ウエストの高さも上げなくてはならない。それらを明日の朝までに仕上げてほしいと言っているのだ。

 時刻は午前九時十四分。

満島の衣装以外を中断して取り掛かっても間に合いそうにない。

 壁の時計と蒲笈の顔を交互に見ながら、驚きの声を上げる。

「あ、明日の、朝……ですか?それは、えぇっと……」

「できないの?」

「その、で、できま……せん」

目を逸らしながらぽそぽそと答えた。

「なに、聞こえないよ」

怪訝な顔をする蒲笈。

 重苦しい空気の中、誰かが扉を軽く叩いた。

蒲笈が舌打ち混じりに扉の向こう側へ返答する。

「入っていいよ」

 彼の声を聞き、扉はすぐに開けられた。

劇場関係者なのだろう刺繍が施された作業着を着て、頭にタオルを巻いている青年が顔を出す。

「失礼します。こちら満島さん宛ての差し入れです」

そう言って作業着の青年は綺麗な包み紙に巻かれた箱を差し出しつつ、控え室へ入る。

 箱を一目見た満島は、手に持っていた台本を近くの机に投げ出して駆け寄った。

お菓子好きだと言っていただけあって、目を輝かせながら甲高い声で訊ねる。

「わぁーい!もしかしてぇ、お菓子ですか?」

「はい、たぶんそうだったと思います」

彼の返事を聞くより早く、満島は外装箱を開けだす。

 乱暴に包み紙を破り散らし、その内側の可愛らしいブリキの箱を見る間すらなかった。可愛い子ぶっている余裕すらないらしい。

 そうして勢いよく開かれた箱の中には、一口大ほどのカップケーキが並べて詰められていた。

「カップケーキがぁ、いっぱぁい!全部しおりのだもんねぇ」

普段の作り笑いとは違い、欲に塗れた笑みを浮かべる。

 満島は爛々とした目つきでカップケーキを一つ手に取り、うっとりと眺めて食前の言葉を言う。

「いっただっきまぁす!」

そう言って一つ目のカップケーキを頬張った。

 口に広がる甘味に瞳を輝かせ、その場で地団駄を踏みながら声を上げる。

「おぉいひい!」

食べながら感嘆の声を上げる満島。他の三人は呆気に取られたように眺めているだけだった。

 一つ目をすぐに食べ終え、調子づいた満島は二つ三つと口に放り込んだ。

満面の笑みで口いっぱいに頬張ったかと思えば、ガリっという音と共に表情が凍り付いた。

 見開かれた目からは少しずつ涙が溢れ始め、嗚咽と共に口に入れていたカップケーキをブリキの箱に吐き出す。血混じりの生地がぐちゃぐちゃに崩れ、まだ食べられていないカップケーキに降り掛かった。

 そして満島は持っていた箱ごと床に落とし、口を押えて座り込んだ。

この場に居合わせた三人は突然のことに自分らの目を疑っていた。

三者三様に引き攣らせながらも、満島の様子を窺う。

「んぐ、いひゃ、いひゃい」

痛い、というのを伝えたいが話すことはできない様子だ。

「ど、どこか痛いんです、か?」

戸惑う衣装担当を尻目に、蒲笈がすかさず胸ポケットからライトペンを取り出しながら、満島の前にしゃがみ込む。

「口を開けて、見せてごらん」

「あぁ、うぁ」

痛みに耐えながらも懸命に口を開ける満島の顎に手を添え、ライトペンで口腔内を照らす。

 確認できたのは三つの画鋲。二つが歯の根元近くに刺さり、一つは上顎に刺さっている。今はまだ出血は少ないが、刺さっている画鋲が抜ければ

とはいえ、いずれも簡単には抜けないほど刺さっており、口を動かす度に痛むようだ。

 満島は蒲笈が上手く解決してくれると信じ、顔を涙と唾液でべしょべしょに濡らしながらも、激痛を必死に耐えている。

「うわぁ、これって画鋲?しっかり刺さっちゃってるね」

そう言って顔をしかめる。彼女に同情しているのではなく、単に怪我の様子を気持ち悪く思っているのだろう。

すぐに照らすのを止めて、口から顔を遠ざけた。

 蒲笈が元の椅子に座った後、扉からノックする音が鳴る。

「悲鳴が上がったと報告を受けたのですが、何かあったのですか?」

「斉木か、しおりちゃんが口の中を怪我したんだ。すぐに医者を呼んでくれ!」

「直ちに呼んで参ります」

返答が聞こえたかと思えば、斉木が走り去る靴音が廊下に響いた。

 斉木が医者を連れてくるまで、満島の苦しみは続く。

口の中に深く刺さった画鋲を取り除こうとするも、衣装担当がその手を掴んで止める。

「だ、だめです!触ったら良くないです、あ、悪化する可能性が……」

語気が弱いながらも懸命に制止している彼女と混乱気味の満島。

冷静な判断などできない満島は、見当はずれにも痛みを訴えるように血走った目で睨んでいる。

「す、すみません、すみません!で、でも、触ったらいけないんです!」

満島から目を背けつつも必死に謝罪を繰り返し、暴れようとする満島の両腕をしっかりと握り締める。

 二人の様子を見ていた青年は右手で口を押え、底から湧きそうな酸味を堪えていた。

「ど、どうしよう……」

そう言って後退りする作業着の青年に向けて、威圧的な態度で呼び掛ける。

「君さぁ、困るんだよね。うちの主演を怪我させられちゃあさ」

と、先ほどよりさらに不機嫌な様子の蒲笈。

深々と座っていた椅子からゆるりと立ち上がり、青年の目の前まで詰め寄る。

「これでしおりちゃんが喋れなくなったらどうするの?舞台に立てなかったら?どう責任取ってくれるの?」

「責任って、差し入れを持ってきただけです……そんなこと言われても……」


 混沌とした状況の中、控え室の扉が勢いよく開け放たれる。

斉木が医者を連れてきたのだ。

「遅くなりました、患者はどちらですか?」

荒い息を整えながら、医者が控え室をぐるりと見渡す。

「こ、こちらです!」

「はいはい、では少し見せてくださいね」

「あぐぁ」

満島の口を数秒だけ開かせ、すぐに閉じさせた。

「この場で処置は厳しいですね、私の医院へ来てください」

「わかりました。では、あなたが付き添いを頼みます」

「は、はひ!わかりました……!」

かなり挙動不審な様子だが、医者の後に続いて満島を連れて控え室を出た。

 控え室内の混乱が落ち着きつつある頃合いで、作業着の青年が扉に向かっていそいそと歩きだす。 

「……それでは、失礼しました」

そう言って扉の取っ手を握ろうとするも、蒲笈に肩を掴まれる。

「ちょっと君、この騒動の犯人なんだから。逃げないでくれる?」

「違います!僕じゃないです!」

必至になって否定する青年だが、蒲笈はまるで聞く耳を持たない。

 肩を掴んだまま青年を引き寄せ、床へ転がす。

「それさっきも言ってたけど、僕には通用しないからね。君が持ってきた怪しいお菓子のせいで、しおりちゃんが怪我したのは事実なんだから」

「待ってください!僕はただ差し入れを運んだだけなんです……!」

縋るように蒲笈の手を両手で握るも、すぐに払い除けられた。

 それから蒲笈は蔑んだ顔で情のない一言で突き放す。

「もういい、君は今日限りで解雇だ。控え室に危険物を持ち込んだ犯人としてね」

「そんな……急に言われても困ります!明日からどうやって生活すれば……!」

悲痛な叫びを上げる青年に対し、蒲笈が恩情をかけることはなかった。

 入り口近くに控えていた斉木に目を向け、冷たい声色で指示を出す。

「斉木、さっさとつまみ出してくれ」

「……はい」

短く返事した後、青年を立ち上がらせながら声を掛ける。

「行きましょう」

「なんでですか!斉木さんからも何か言ってくださいよ!」

そう言って見上げた斉木の顔を見て、彼は声を上げるのを止めた。

抵抗するのも止め、引かれるがままに歩きだす。

 退出させられる間際、青年は顔を少しだけ振り向かせて呟いた。

「恨んでやる……」

絶望に突き落とされた後の、抗う術すら失われた空虚な顔だ。

 一人で控え室に残された蒲笈はどさっと座っていた椅子に腰掛ける。

そして整えられた髪を掻き乱し、歯を食いしばりながら呟く。

「くそっ、なんだってこう上手くいかないんだ!」

がしがしと乱雑に頭を触る顔は怒りに満ちていた。

歯の隙間から漏れ出る荒い息、感情のままに踏み鳴らす靴音。

 眉間に皺を寄せ、壁に貼られたポスターを悔しそうに見つめる。

ポスターには浅山が大きく写っており、凛とした表情で蒲笈を見下ろしていた。


「たかが千幸が死んだだけなのに!」


誰もいない部屋で、抱えていた不の感情を吐き出した。



――――――――――――――――――――――――――――――――――――――



 私が目を覚ましたのはソファの横だった。

正確に言えば床、最も正確に言えば絨毯の上で私は起床したのだ。

 当然だが、私の寝床は床ではない。なのでこれは所謂、寝落ちというものだ。

いつまでも床に転がったままというのも不潔だ。私は重い瞼を抑えながらむくりと起き上がった。

 机には今回の事件に関する記録とそれらを推理してまとめたもの、そして手帳と万年筆。冷え切った濃い緑茶も飲みかけのまま。

頭上の照明はずっと点いたまま、寝てしまった私をずっと照らしていたようだ。

 昨日、あれから事務所に戻ってすぐに事件に関する記録をまとめ、それらを基に推理して書き留めていたのだ。

徹夜を覚悟して始めたものだったが、いつの間にか寝てしまっていたらしい。

だから私が床に転がっていたのは不思議なことではないのだ。

「しかし、やらねば……」

寝不足でふらつく身体をなんとか立ち上がらせた。すぐにでも取り掛からなければ。

 だがこれもまた当然なのだが、立った直後に視界がぼやけて揺れた。

「おっと」

思うように力が入らず、私の身体はそのまま倒れるようにソファへ座り込んだ。

まだ体が眠っているのか、あまり思うようには動かない。少し体を動かすとしよう。

 首、肩、腰。手足や足首も少々回す。

難なく動くところを見るに、どこも寝違えてはいないらしい。頭が重いのは単純な寝不足だろう。

……ぐぅぅるる。

 物音一つない部屋で、薄い腹から訴えかけるような音が鳴った。

そういえば昨夜は何も食べていなかったかな。言ってしまえば、眠気覚ましに淹れた濃い緑茶を飲んだ程度か。

 何とはなしに壁の時計を見ると、針が示すのは午前十時半。

ふむ、まだ午前中か―――いや、待てよ。

 いかん、今日は助手たちが来る日だ。

私が徹夜もできず床で寝ているところを見られでもしたら、辛うじて保たれている威厳がなくなってしまう。せめて徹夜をしていた素振りを見せなければ―――。


ジリリリリ。


 事務所の呼び鈴が鳴った。

こんな時間に来るのは予期せぬお客でもなければあの二人だけだろう。まだ何も取り繕えていないというのに。

「先生、可愛い姪と甥が来ましたわよー!」

玄関の向こうから薫が私に呼びかけてくる。まずい。

 この状況をどう解決させるべきか、と頭を無理やり働かせた。

まずは放置された緑茶を一気に飲み込んだ。舌に苦みと渋みが流れ込んできたせいで、あまりにも酷い顔をしていると自分でもわかる。

 だがしかし、今は一刻を争う時。

二人に『先生』とすら呼ばれなくなってしまうのは何としても避けたい。

せめてもの体裁というやつだ。でなければ私は薫と徹にとって、だらしのないただ伯父になってしまう!

 私が右往左往している間に、無常にも金属が外れる音が響く。

あぁ、開錠されてしまった。こうなってしまえば二人を上手く言いくるめる他ない。

 程なくして開け放たれた玄関。容赦なく差し込む日光。

眩い逆光の先から双子の助手が代わる代わる挨拶の言葉を投げかけてきた。

「お邪魔しますわね」

「おはようございます、先生」

そう爽やかに、それでいて健康的な顔つきで微笑む。

 今日は制服ではないらしく、お揃いの白い半袖ブラウスを着て、それぞれ紺色のスラックスとプリーツスカートを穿いている。

 若い二人に負けじと、私なりに爽やかな笑顔を浮かべて挨拶を返す。

「あぁ、おはよう。二人とも朝から元気そうだね」

そんな私を見て、徹が先手を打つ。

「そういう先生はお疲れの御様子ですね」

「実は徹夜で情報整理をしていてね、これから寝てしまおうかと……」

第一の嘘、徹夜での作業。

これが見破られなければ、第二の嘘も問題ないだろう。

 私の発言を聞き、徹はこう返してきた。

「そうでしたか。では、朝ご飯はもう済まされました?」

「いや、まだだね。一度寝てから食べようと思っていたよ」

これは真実。一度布団で寝直してから朝食を、と思っている。

 私の発言に徹は二度頷き、そのまま真っすぐ私を凝視した。

彼なりに観察しているのだろうが、父親譲りの眼光が刺さって仕方がない。

あいつの場合はしょうもないことを考えている時にする目なのだが、徹も同じだとは限らない。既に私の嘘を見抜いているのかもしれないからね。

 穴が空きそうなくらい観察される私に対し、薫が気をつかってこう声を掛けてきた。

「それじゃあ、お休み前にお茶でも入れてきますわね」

と言って、薫が机に放置されていた急須を手に取る。

薫はどこか違和感を覚えたのか、急須の蓋を開けて中を覗き込んだ。

「あら、急須にまだお茶が入っていますわ。一晩中起きていたのに飲まなかったんですの?」

痛いところを突かれてしまった。そこは盲点だ。

 寝起きの私には湯呑みに残っていた渋い茶を飲むだけで精一杯で、急須の中にまでは気が回らなかった。

確かに、徹夜で作業していて飲み物が残ることはあまりない。

 できるだけ怪しまれない理由を考え、

「それは二番目のものでね、ゆっくり飲んでいたからまだ残っているだけだよ」

「あら、じゃあお茶葉を変えなくちゃいけませんわね」

そう言って台所へぱたぱたと向かう。

 実際には一番煎じなのだが、この際仕方あるまい。

少々勿体ない気がするが、今回のところは私の威厳を守る為だ。致し方ない。

「そういえば先生、事件について何かわかりましたか?徹夜で推理されていたのでしょう」

「あぁ、そうだね」

しまった。何と言おう。

 不確定なものを助手に語るなど探偵として恥ずべき行為だ。

例え威厳を守る為とは言え、そんな嘘までは吐きたくない。

「色々と見えてきた部分もあるが、まだ推理の最中なんだ。話せるようなものではないよ」

「そうですか」

徹は短く返答した後、こう続けた。

「今回の件はかなり難問なんですね。あの先生が徹夜で推理しても解決しないくらい、ね」

まずい。私の嘘が見破られているかもしれない。このままここにいては質問攻めに合うだろう。

何としてもここから脱しなくては。

「ううむ。少し頭痛が、私はもう休むとするよ」

と言って、眉間の辺りに手を当てながら立ち上がる。

立ち上がってすぐにふらついたが、これは演技ではなく普通に眩暈がしただけだ。

 自室へ向かおうとする私を見てか、薫が台所の方から顔を覗かせる。

「あら、まだお湯を沸かしてるところですのに」

「まぁ、私のことはいいじゃないか。起きるまでに来客があれば起こしなさいね」

「はーい、おやすみなさいまし」

「おやすみなさい。掃除とかやっておきますね」

私の投げやりな言葉に薫と徹は素直に返事した。

 自分でも強引だと思う言い方だが、こうでもしないと双子からの追撃が止まない。

更なる問いが来る前に、私はいそいそと自室へ逃げ帰った。

 色々と机の上に置いてきてしまったが、問題ないだろう。助手らに見せてはいけない情報……所謂年齢制限が必要なものなどは置いていない筈だから。

その辺りきちんと区別しておかないと、後で私が優美子に怒られてしまう。教育に悪いだとか何とか。

 私がひんやりとした布団に潜り込み、ぼんやりとした頭で目を瞑る。

遠くから助手らの話し声が聞こえるが、何を話しているかまでは聞き取れない。

だが、それがどうしてか心地良い。もう一呼吸したら完全に寝てしまえそうなほど。


あぁ、桝谷探偵事務所は今日も平穏無事だ。

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