第2章 赤ん坊の内から魔法訓練しちゃいます
私が生まれた日から1週間が経ちました。
1週間経って分かったこと…いくつか発表したいと思います。
それは私が、貴族の娘に生まれた事。
赤ん坊でも魔法が使える事。
そしてとても暇だと言うこと。
貴族の娘に生まれても別にいいよ?
赤ん坊でも魔法が使えるのはやっぱり天使だからかな?
でもさ。
暇なのは嫌なんだけど❗
これじゃあ病院に居たときと変わらないじゃん。
そりゃあ身体も丈夫になったよ?
だけどそれじゃあ意味ないと思う。
あ~暇だ~。
遊びたい~。
でも0才の赤ん坊の身体じゃあ歩く所か寝返りを打つことさえ出来ないじゃん。
お母様もお父様もお兄様も皆忙しそうだし。
ん?
待てよ。
私確かもう魔法使えるんだよね?
閃いた❗
今のうちに魔法の練習しちゃおう❗
そっちの方が後々楽だし暇潰しくらいにはなるでしょ。
そう言えば私の魔法の属性って何だろう。
漫画とかアニメでは水晶?みたいな奴で調べてた筈だけど。
此処にはそんな物ないし。
ん~。
まあ適当に思い付く魔法言ってたらいいか。
取り敢えず、
「アウーアウアー」
あっそうだ。
私赤ん坊だから喋れないんだった。
はあ~。
これじゃあ魔法使えないか。
いや待てよ。
もしかしたら無詠唱出来るかも。
やりましょう。
では、火の玉。
ボンッ
「アウー。(凄い。本当に出来たよ。)」
無詠唱って詠唱ありよりむずいんだよね。
アニメとかでは。
此処では知らないけど。
その後私は色んな魔法を使った。
使いすぎて身体が持たなく死ぬように眠った。
歌姫は異世界に転生する 黒白狐 @kurosirokitune
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