それでも女子は味方してくれた?
まあ、アタシは自分が精神障害者と気付くまでは普通の子どもだと思ってたよ。
でも、自分は運動が苦手だし、勉強だって普通のレベルを取れるのがやっとの事。
「普通の女の子」らしくいこうと思って流行を知ったり、少女漫画雑誌を読んである意味「努力はした」つもり。
アタシは子供の頃から、本や雑誌で情報を得る事は出来ても、いざ話題にすると他の子は追いつけなかったかも。前向きに考えたら「凄い物知り」に自分でも思えた。アタシが本で得た知識を求めた女子の同級生や先輩もいた。
よく男子にからかわれたり、悪口を言われて女子のクラスメートに相談する事もあった。アタシの学生時代は、父親や親戚以外の男性に対しては不信感を募らせてたわ。
でも、それなりに好きな男子に想いを寄せた事はあったよ。これって初恋と言うべきものなのかしら?ただ、他に好きな子が出来たと知った時は頭にきて流石に自分から振ったよ。
小学生ながら切ない初恋だったな。実に勿体ない。
上級生の女子は、よく相談に乗ってくれたし、先生も味方してくれた。
勉強も運動も劣等生レベルだったけど、音楽と文章を書くことぐらいはかなり秀でていたよ。自分で言うのもアレだけどね!
学生時代を振り返ってみれば、良くも悪くも無かったって事かな!
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