子供時代は苦労の連続
アタシは子供の頃から生真面目だった。
ふざけているのは「悪い事」だと思い込んでいた(今でも少しそう思う事は時たまある)。
小学校に入った時、そりゃあまあ馴れ合いの友達は出来た。
でも男子がふざけているのを見ると、「お仕置き」をしたい衝動に駆られれるので、そのため囲いは女子の友達だけ、という状態が続いてたよ。
まあ女子の先輩も優しくしてくれたけどね。
そのせいかいつも男子に冷やかされたり悪口を言われたりということが多かったよ!
かくいう自分も、人前で鼻くそを食べたり、学校の集まりで平気でオナラしたり、男子に聞かれて易々と好きな食べ物や好きなもの、嫌いな,食べ物まで明かしてしまったわ!
それで学校に行く度に男子にからかわれたり、いじめられた記憶があるのよ!
それで何度死のうと思ったことか!!
挙句の果てには「男に生まれた方が良かった」だの「もう学校には行きたくない」って思うようになってしまったのよ!
つまり、子供時代はまだ自分が人付き合いが下手な事にあまり気付いてないって事!
でも、楽しい事もそれなりにあったかな。
アタシは本や雑誌等で情報を得ると、誰かに教えたいって事に駆られてしまう事が多いんだ(今もそうだけど)。
それでもアタシが本で得た知識を惜しげもなく話すと、周りから「凄いね!」とか「そんな事まで知ってるの!?」と言われる事が少なからずともあったのよ!そのたびに子供ながら優越感に浸っていたけどね。
まだ自分の精神障害に気付いてないから、アタシは普通の子と同じかもしれないと思ってたよ。
まあ、運動が苦手で、勉強もイマイチだけど、文章を書くのは良く出来た方かな。文章も苦手なら、今のアタシはいないけどね。
家にクラスメートが遊びに来たり、泊りに来てくれた事はかなり嬉しかったよ。こんなアタシでも友達がいてくれる事を実感したね。あの時の友達に感謝したいよ!!
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます