第4話 この世界について②・・・
俺はサーシャに魔法について、教えてもらっていた。
【特殊属性魔法についてですが、これは属性魔法と違い文字通り特殊な魔法になります。人種は誰しもが産まれた時から何らかの魔法適正の属性を持っています。魔力と魔法適正、それからスキルがあれば、誰しもが大なり小なりを魔法を使えるのです。】
ここでスキルという単語に反応した俺だったが、エマの事を思い出し、後で聞くことにした。
【特殊属性はスキルも必要なんですが、3女神の加護が無ければ使えません。私達の司る生命・魔法・創造に関係しています。私の加護と聖属性の適正で
神聖魔法が使えます。】
【あたしの加護と時空属性の適正で、時空間魔法が使えるんだ。】
【わたしの加護。。。錬金属性の適正で。。。錬金術が使える。。。】
それぞれが自分の加護と適正で、使える魔法を教えてくれた。
【それでは生物・種族について説明します。先程お話致しましたが、人種には人族、獣人族、妖精人族、魔人族の4種族がいます。また人種以外にも幻獣種、精霊種です。これらの種族に関しては、ご自分でお調べになってみるのも
おもしろいかもしれませんね。人種はそれぞれ特徴があります。】
獣人族 魔力量が極端に少なく、一般に魔法は使えないと言われ
その代りに身体能力に特化しています。
妖精人族 魔力量が多いの一般です。ただ他の人種とは違い、属性魔法は
使わず、精霊種と契約を結び精霊魔法を使います。
また、物作りに才があります。長命でもあります。
魔人族 魔力量は極端に多く、他の人種よりも魔法に秀でており
ほとんどの魔人族が魔法を幼い時から習得しています。
また妖精人族と同じく長命です。
人族 特にこれと言って抜きん出た所がなく、魔力量・身体能力共に
平均的です。しかし唯一、他族と違うとこは繁殖力にありま
す。人の数で言えば、人族が一番です。
【以上が種族についての説明です。これとは別に私達の管理から外れた、魔獣種というのが存在していて、他の種族と日々争いを続けています。どれだけ滅しても、どこからともなく現れます。ですので魔獣種に関しては、可能な限り滅して下さい。】
『おぉ!やっぱり魔獣はいたんだ!これこそラノベみたいだよな!』
1人ワクワクする俺がいた。
【大陸についてですが、この世界は平面世界になっています。3つの巨大な大陸と
大小さまざまな島で構成されています。単一の種族で出来た国もあれば、多種族で出来た国もあります。それから(ストップ!)ある国の・・・え?】
俺は説明してくれているサーシャを止めた。
「種族に関してもそうだけど、国の事とかは旅をしながら自分の目で見て
耳で聞いて、肌で感じるよ!そのほうがおもしろいだろ?」
【そうだな! 父様は自由に生きて好きにしていい!いろんな場所に行って
楽しんでほしい!】
【サーシャ。。。なんだか。。。。とうさまの。。。おくさんみたい。。。】
【なっ!奥さんだんて!私はそんなつもりでは・・・でもお父様の奥さん・・・何かいいかもしれない・・・】
エマの言葉に一度は否定したサーシャだか、顔を真っ赤にしながらモジモジしだした。最後の方の言葉はうまく聞き取れなかったが。
【サーシャのアホは無視してさ!あたしが後は引き継ぐよ】
未だにモジモジしているサーシャのに呆れながらオリヴィアが話し始めた。
【後説明がいるとすれば、ステータスだな!父様、ステータスって念じてみて!】
オリヴィアに言われた通り、頭の中でステータスと念じてみた。すると半透明のガラス板のような物が目の前に現れた・・・
名前:なし ♂ 16歳
Lv:10
種族:人種-人族
適正:全属性
体力:340/340
魔力:420/420
状態:魂のみ(神霊体)
一般スキル:隠密(1)、偽装(1)、家事(1)
武術スキル:刀術(1)、短剣術(1)、槍術(3)、
魔法スキル:火魔法(1)、水魔法(1)、風魔法(1)、土魔法(1)、無魔法(1)
熔魔法(1)、氷魔法(1)、雷魔法(1)
神聖魔法(1)、時空間魔法(1)、錬金術(1)
生活魔法
耐性スキル:全耐性(1)
ユニークスキル:亜空間収納、看破
加護:最高神の加護
称号:最高神、神々の父、転生者
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