第2星

まだ、声しか知らない君。

それでも、声を聞くたびに間違いなく私の想いは広がっていく。


一緒にゲームをする。

そうすれば、また声が聞ける。


君は多く話しかけてくれなかった。

でも、それでも、クスクスと笑う君の声が聞きたくて、たくさんゲームに誘った。


ある日、君に会いたいと言われた。

友達の友達だった君。友達とはよく会っていたが、誘われるとは思っていなかった。

私の宇宙がまた一つ、広がりを見せた。

もちろん…、2人で会うなんて緊張して出来ないから、友達もいるけど。



私の想いは広がり続ける、宇宙のように。

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