第3話 前世からの女性? (3)
だって皆も苛立たしいと思わないかい?
もしも仮にだよ? 俺の様に皆もこんな姿にされてしまったら、必ず憤怒し怒りわあらわにして叱咤するとは思う。
でもね? 俺の目前いる女性の、この世の芸術品ではないかと思われる、淑女の煌びやかな美しさを目の辺りにすると。
この世のほとんどのオスの部類に入る生物が、笑って許してやれよ!と、俺に述べてくるのではないか? と思うほど美しいのだ。
俺の面前に居る女性はね。
う~ん、それこそ、彼女は、世にも珍しい漆黒のダイヤか?
もしも仮に? 美の女神様が本当にこの世に存在するとしたら。先ず間違えなしに俺の面前に居る彼女みたいな女性だと思うのだよ。
それにさ、目の前の彼女、女神? 妖精? どちらか良くは分からないが、魔法も使用できるみたいだしね。
彼女の小さい顔の両端に付いてる両耳もね、笹の様に尖がっているようだから。
まるで、アニメや、マンガ、ライトノベルに出てくるような、ファンタジー世界の住人でもある、妖精種のエルフの女性にも俺は見えてしまうぐらいだからね。
ほとんどの男性は、先程も俺が述べた通りの。
俺の面前に居る女性の、お色気ムンムン香気を浴びて──アニメや漫画、ラブコメの一シーンのように、ヘロヘロとしながら、その場で倒れ込んでしまうと思う……。
と、言うか!?
実際倒れこんでいる訳だからね多々──。
多分俺自身もこんな状態に、面前の女性にされていなければ、見惚れてヘロヘロになって、その場にへたり込むかも知れない?
でも、こんな容姿にされた俺は、面前の女性に対して、好意など持つ事もない。
どちらかと告げたら? 俺自身も憤怒して気が荒くなっているから。
面前の彼女が繰り出す脳がとろけそうになるぐらいの甘い香りの効果は──。
お色気ムンムン攻撃で、相手の生命力を吸い取る攻撃の効果も、今のところ、俺には効果がないようだ。
だって俺は目の前の女性に見惚れ良い知れない……。
と、言うか? 面前の女性の事を本気で、『バカ女! 早く俺のこの容姿を元の戻せ!』と、荒々しい口調で述べてやりたいぐらいだからね。
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