第4話 前世からの女性? (4)
だって、本来の俺の容姿は、アイドル並のイケメン男なんだよ。
だから女性にもある程度はモテル訳で、彼女も次から次へと変えていくと、言ったノリの軽い男なのだ。
でも今の俺の状態は……。
目の前の悪魔のような女の魔法のために、こんな見るに堪えない容姿にされてしまった。
もうこれだと彼女等は、もう二度と出来ないとも思う……。
それどころか? 結婚等は出来ないと思うから、俺は自分の子供を見る事すら出来ないのだよ。
だから俺自身本当に腹も立つから責任を取れとも、目前の女性に告げたくもなる。
それこそ、面前の女性に、『お前の
でもね、目前の女性はどうも風変わりな人だと思う?
だから俺自身もこれ以上彼女とは係わりたくはない気もするのだ。
だってさ? 俺が知り合いの女達を連れ歩いている目前にいきなり現れたと思ったら。
「あなた、誰? その女達は?」
俺に対して怒りをあらわにしながら不満を告げてきた。
「はぁあああっ! 誰って、俺の知り合いの女性達だけれど……。お姉さん、どうかしたの?」
俺はね、知り合いでもないのにさ。女を連れてる俺に、憤怒しながら不満を述べてくる面前の女性に、動揺しながらだけれど、どうかしたの? と、訊ねた。
したらさぁ~? 今度は俺の面前に居る女性はね。
「旦那様の浮気者──!」
人が沢山いるにさ、声を大にして叫ばれたから。
俺は「えっ? 何と? 」と、また動揺しながら声を漏らしたよ。
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