番外編 あたしメリーさん。いま鬼退治をしているの……。

 都心に向かう電車内で、俺は暇つぶしにメリーさんからの実況中継を聞きつつ、バイト先の神田にある『ロンブローゾ古書店』に無造作に置いてあった古い漫画のコミックに目を通していた。


『あたしメリーさん。いま鬼ヶ島ランドとか鬼ヶ島パークとかいう観光地にもなっている場所で、赤鬼と青鬼相手に雪の中で戦っているところなの……!』

「……鬼ヶ島って島じゃないのか?」

 てっきり離れ小島的な要害かと思っていたんだが。

『福島も広島も徳島も鹿児島も別に島じゃなくても島が付いているのと同じなの……!』

「あとそのナントカランドとかパークってのはなんだ? 東京ディズ○ーとか大阪のU○Jに規模と知名度で負けるので、とりあえず数だけ揃えました的などこぞの観光地か?」

『そんな瞬間的に話題になっただけの名古屋のアトラクション施設と一緒にするな、なの……!』


 カンカンカンカン! という雪原の中、刃物同士が交差する音を背景に、メリーさんが不本意そうに言い放った。


『え? 名古屋のアトラクション施設? “岡崎○康ランド”とか“ナガシマ○パーランド”ですか? それとも名古屋とは言い難い岐阜にある“ちびっこ遊園地養老ヨーローランド”?』

 相変わらず現世の知識が80年代で止まっているスズカの素っ頓狂な――どこかくぐもった――声が合わせて聞こえる。

『いや、知らないし。つーか、ツッコミ入れるにもそういう地元民が日曜日の家族サービスや、近隣の小学校が遠足で行くようなピンポイントな場所をあげつらわれてもイメージが掴めないんだけど……』

 オリーブのボヤキにメリーさんが相変わらず「カンカンキンキン」鍔迫り合いの音を立てながら同意する。

『あたしメリーさん。その通りなの! せめてもうちょっと知名度のある“ディノ○ドベンチャー名古屋”とか“リ○ア・鉄○館”とか、“め○たいパークとこなめ”を列挙すべきなの……!』


「いや、それも十分にマイナーな気がするが……」

 思わず俺が口を挟むと、メリーさんが不本意そうに言い返した。

『それでも名前だけでイメージが掴めるの。だいたい“ちびっこ遊園地養老ヨーローランド”とか、名前だけで矛盾をはらんでいるの……!』

「そうかぁ? “め○たいパーク”とか、ひたすら明太子を食う広場のイメージしか起きないが?」

 そして東北人は明太子メンタイコよりも圧倒的に筋子スジコを愛するのだ(たまに気持ち悪い、イクラの方がいいという裏切者がいて制裁の対象になる)。


『思い込みは良くないの! 世間やマスコミに踊らされて、「コロナは風邪だ」とか、「チョコミント味好きな女はメンヘラ」だとか、「nik○ and…を愛用している女は雑貨好きをアピールしてくる」とか、「「俺キレると面倒くさいぞ」って言う奴はキレてなくても面倒くさい」し、「身長聞かれて170cmて答えるやつはだいたい168cm」で、謝った時に「「別に大丈夫だよ」って言うやつほど根に持ってる」もので、「麻布か六本木でしか飲まないから、とイキる成金は千葉出身」、「実際、名古屋人はエビフライをそんなに食ってない」という穿うがった風潮に流されるの……!』

 一気呵成に言い放ったメリーさんの独断と偏見まみれの暴言に、

『誰がイキった成金よっ!』

『……まあ確かに。まる○食堂とかに行けば別ですけど』

 と千葉出身のオリーヴが吼え、名古屋出身のスズカが納得した。


『まあまあオリーヴさん、煮えてきたので鍋でも食べて温まりましょう』

 それを取りなすローラ。

『わ~~い、魚介鍋だね、お姉ちゃん!』

『ええ、漁港が近かったので新鮮なお魚が手に入ったの。地元名物の“バタバタ”って魚らしけど、焼いても美味しいというので、いま隣のカマクラで専門家に焼いてもらっているところよ』

 そんなおっとりとしたローラの説明に覆いかぶさるようにして、思いっきり不満そうな男の声がした。


『なぜ領主である余が、このような場所で魚を焼いているのだ!?!』

 不満たらたらの声の主に、ローラが平然と答える。

『昔から言うではありませんか「魚は殿様に焼かせよ餅は乞食に焼かせよ」と』

『お~、さすがはお姉ちゃん。有言実行だね~』

『……いやぁ、そのコトワザを実践して、城からお殿様を攫ってきて雪の中のカマクラで、魚を焼かせるローラさんも尋常ではないような……』

 はしゃぐエマと、途方に暮れた口調でしみじみと慨嘆するスズカの相槌を聞きながら、その間もどうやら孤軍奮闘しているらしいメリーさんが、四人に怒りの矛先を向ける。


『お前ら、このメリーさんが赤鬼と青鬼相手に二対一で戦っているこの状況で、のん気にカマクラで鍋突いているとはいい度胸なの……! おまけに獣化したスズカをもこもこ扱いして、ぬくぬくしてるんじゃないの! さっさとビキニアーマーに着替えて助太刀するの……!!』

 どうやら結構切羽詰まった状況らしい。

『『『『この雪の中、絶対に嫌よ(ですよ)、そんな馬鹿な格好っ!!!』』』』

 助太刀を求めるも満場一致で断られていた。


「そりゃ雪の中ビキニで戦うとか、戦い以前に寒さとシモヤケで死ぬわな」

 そもそも肝心な部分の防御力がゼロだろう。

『そう思うのは素人の浅はかさなの。ビキニアーマーの堅牢さは異世界において比類なしで、おっさんもビキニアーマーを着る世界観が敷かれているの……』

「……行きたくない世界だな、そこにだけは」

 想像してオエッとなりながら、俺は頭を振って自分が一瞬描いた想像をなかったことにする。


『後ろを取ったの! 喰らえ……っ!!』

 そこへ勝ちを確信したメリーさんの裂ぱくの叫びとともに、何かがびょーんと発射される音が聞こえた。

『――なっ!? 理論上は反応するのに0.17秒もかかる、眉が太くて背後に立たれるのが嫌いなスナイパーでも躱せない、メリーさん特製のスペツナズ包丁を躱すなんて! 出来るとしたら“足音を聞いて反応、振り返って射撃するまでの速度”が0.1秒のど○キッドかの○太か、全盛期の宇宙世紀の天パくらいなはずなのに……!』

 続くメリーさんの驚愕の声に、「の○太スゲー。つーかドラ○もんも、仕返しの際には素直に銃を渡して無双させればいいのに」と思いつつ、二体の鬼相手に手古摺っているメリーさんの状態を、想像で補完しつつ把握する。

「例えるなら、最新鋭のMSに乗った昔捨てた女と、最強専用機動けるデブに乗った、ただ敵とレスバしに前線に出てきた司令官ふたり相手に、金色の型遅れのMSでひとりで戦うグラサンみたいなもんか」

 そんな俺の感想に、カンカンカンカンと包丁を断続的に打ち合いながら、

『まだだ! まだ終わらないの……!』

 必死に応戦するメリーさん。うーーむ、幼女しぶとい。


 得意の出刃包丁を両手に持って、『すたーばーすと……なんちゃら!』と縦横無尽に振うメリーさん。

 なお対するのは、全身にワラの衣装をまとって片手に巨大な包丁、片手に木製の桶を持った赤鬼と青鬼である。

『泣ぐは居ねがー!』

『悪いは居ねがー!』


「――おいっ、その鬼は鬼ヶ島の鬼とは別の鬼だぞ!」

 分類的にはある意味メリーさんの天敵かも知れないが。

 そんな俺の呼びかけに、

『あら? ご主人様、ここ鬼ヶ島ではなくてオーガ半島という場所らしいですよ』

『あたしメリーさん。どこの鬼だろうと、首だけになれば区別なんかつかないの。問題ないの! つーかさっさと働けなの……! 給料に日給どんぐり三個追加してやった恩を忘れたの……!?』

 ローラの補足する説明と、メリーさんの叱責する声が聞こえるが、どう考えてもドングリ三個で命を賭けるいわれはないわな。


『いや、ぶっちゃけナマハゲってメリーさんあんた以外は眼中にない感じだし、一度泣かされてみるのもいいんじゃない、っていうのが全員の一致した意見なんだけど』

 熱々のバタバタ汁を食べながらのほほーんと答えるオリーヴ。

「……案の定、人徳ないなお前。つーか、状況的に『竜○の系譜』か『最後の招○状』、『黒曜○は砕けない』とか『獄○の門番』並に難しんじゃねぇか、コレ」

『あたしメリーさん。こーいう時こそあなたの頓智トンチと愛の力で奇跡を起こすの……』

「どっちもないし、奇跡って起きないから奇跡って言うんだぞ」

 名言を引用しつつも適当に考える。

「……とりあえず大声で『ホットスクランブル~!』って叫んでみようか。ワンチャン何かが起きるかも」


 カンカンカンカンカンカンカンカンカンカンカンカンカンカンカンカンカンカンカンカンカンカンカンカンカンカンカンカンカンカンカンカンランランカンカンランランカンカンランランカンカンランランキンキンキンキンキンキンキンキンタマキンキンキンキンキンキンタマタマキンキンキンキンキンキンキンキンキンキン……!!!


 なろう名物の擬音だけで読者に殺陣たてを想像させるという手抜き――もとい、高等テクニックを使用しながら、メリーさんが異議を申し立てるのだった。

『もうちょっとまともに考えろなの! だいたいメリーさんが持っているのはZのつく機体じゃないの……!』

「あー、んじゃとりあえずオープニングテーマ曲を流すか? 主人公補整で勝てる確率が格段に上がるし」

 言いながら適当にMeTubeで選んだメリーさんに合いそうな曲を流す。

『あたしメリーさん。なんでメリーさんのテーマ曲がダ○ソーでかかってそうな、2000年くらいの軽快なエロゲ―のOPみたいなの……!?』


 いや、なんとなくイメージ的に。

「検索サイトで調べても『メリーさんの羊』が出てくるくらいだしなぁ。――これ流すか?」

 カンカンカンカンカンカンカンカンカンカンカンカンカンカンカンカンカンカンカンカンカンカンカンカンカンカンカンカンカン!!

『死闘の最中に童謡流すとか、ある意味嫌がらせなの……!』

 なおさらお冠のメリーさん。

 ま、確かに俺だってナントカ動画で、カナダのパンクバンド『The Dark○st of the Hil○side Thick○ts』の楽曲『Nyarlathotep』における日本の空耳――サビの部分で放たれる「「「リアル童貞~♪」」」――の弾幕を見た時には、

「誰が童貞じゃオラァ!!!」

 と、その場でスマホを床の上に叩き落したものである。気持ちはわからなくもない。


 カンカンカンカンカンカンカンカンカンカンカンカンカンカンカンカンカンカンカンカンカンカンカンカンカンカンカンカンカン!!

「――おっ、検索サイト見てたら『メリーさんの住所』で、山口県と大阪府岸和田市が該当するって出てきたけど、どっちが正解なんだ?」

 カンカンカンカンカンカンカンカンカンカンカンカンカンカンカンカンカンカンカンカンカンカンカンカンカンカンカンカンカンカンカンカンカンカンカンカンカンカンカンカンカンカンカンカンカンカンカンカンカンカンカンカン!!

『そんなものはない……なの』

 と、関羽のように断固とした口調で言い切るメリーさん。

『だいたいなんで東北人の敵長州藩と、警察も含めて民度が大阪の中でも低評価な場所がメリーさんの住所なの?! 岸和田在住だったらメリーさん足で現地へ行かないで、だんじりに乗って相手の家の玄関ぶち壊しながら乗り込むの……!!』

 憤慨したメリーさんが手足をバタバタ振り回して抗議している気配がする。

『てゆーか、大阪だったら悠長に「あたしメリーさん」とか言ってたらガチャ切りされるから、「おるかー」、「いまいくからー」、「じゃあのー」で済ませるの……!』

「借金の取り立て屋か!?」

 ある意味メリーさんよりも怖いけどさあ……。


 カンカンカンカンカンカンカンカンカンカンカンカンカンカンカンカンカンカンカンカンカンカンカン!!

 その間もカンカンと打ち合う音は途切れることがない。


「――って。ちょっと待て、いま誰が戦っているんだ。桃太郎か?」

『桃太郎ならさっきからずっと雪をかぶって動かないでいるの……』

『ねえちょっと、これ桃太郎じゃないわよ。誰かが作った雪だるまよ』

 メリーさんが指さす先を確認したオリーヴが、いまになって気が付いた感じで首をかしげる。

『……あれ? なの』

 カンカンカンカンカンカンカンカンカンカンカンカンカンカンカンカンカンカンカンカンカンカンカン!!!

「……いや、それ以前に誰がカンカンと音を立てて戦っているのか――」

 と、そんな俺の疑問に答えるように、聞き覚えのない老人の声と若い女性の声が響いてきた。


『ヨーコさん、夕飯はまだかい?』

『もう、お義父とおさん。そんなに箸で茶碗をカンカン叩かないでください。ご飯だったら昨日のお昼にインサラータ・ディ・リーゾを食べたばっかりじゃないですか』

 どうやら漏れ聞こえてくるのは、カマクラが設置してある近隣の民家での、しゅうとと嫁のやり取りのようだ。

 なお、『インサラータ・ディ・リーゾ』というのは残飯を冷飯にかけて、マヨネーズと黒コショウで食べる南イタリア夏の手抜き――もとい、定番家庭料理である。


「実際に食わせてないんかい!? だいたい冬場にサラダ飯って……いやちゃんと三食食わせてやれよ、鬼嫁か!?!」


 カンカンカンカンカンカンカンカンカンカンカンカンカンカンカンカンカンカンカンカンカンカンカンカンカンカンカンカンカンカンカンカンカンカンカンカンカンカンカンカンカン!!!

 もはやメリーさんと関係ないところで盛んに鳴り響くカンカン音。


「今度は何だ!? 誰かカンカン踊りでもやっているのか?!」

 やけくそで聞いてみると、

『火事だーっ!』

『半鐘をもっと鳴らせっ、延焼するぞ!』

『いかん、火元の家にあっという間に火が回って屋根が落ちたぞーっ!!』

『おおっ、見ろ! ナマハゲ様が桶で火消しをしてくださっている!』

『ありがたやありあがたや……』


 片や感謝される鬼と、片や関係ないとばかりカマクラでぬくぬくと暖を取っている勇者。

「――言うことはないのか、おい」

『あたしメリーさん。冬場は火の元に注意すべきなのに、間抜けな奴もいるモノなの。――できた。ミカンニンゲンなの……』

 他人事という姿勢でミカンを食べるのに夢中なメリーさん。


 と、そこへうら若い女性の切羽詰まった悲鳴が響き渡った。

『きゃあああああああああああっ! まだヒデ君が中に――身長185㎝で十九歳、ビジュアル系バンドのボーカルをやっているイケメンの彼が……!』

『『『『えっ、それは大変|(ね)(ですね)(だ)!』』』』

 それを聞いて、慌てて火の手が上がった家に向かって行くオリーヴたち。

『お前ら、イケメンと聞いた時のレスポンスが、打って変わって迅速なの……』

 ついでにカマクラから引きずり出されたらしいメリーさんの不満げな声が漏れる。


 と、そこで急にスマホの向こう側からワッと歓声が上がった。

『逃げ遅れていた火元の住人が、ナマハゲ様に救助されたぞーーーっ!』

『ああああっ! よかった、ヒデ君!!』

 感極まって駆け寄っていく彼女と、

『――ふう、助かった。ああ、リズちゃん……』

 煙を吸ったせいか、中年男の声に聞こえる“ヒデ君”とやらの力ない声が応える。


『『『――んん???』』』

 同時に盛大に眉をひそめるオリーヴ、ローラ、エマ。

 遅れて人化したスズカの首を傾げる気配がする。

『アレがそうですか? どう見ても身長160㎝そこそこで四十歳前後のイケメンとは程遠い、うだつの上がらない中年男性に見えますけど……?』


 その忌憚きたんのない評価が聞こえたのだろう、“リズちゃん”とやらが不服そうに頬を膨らませながら抗議した。

『何言ってるのよー! ヒデ君はもうすぐ王都でメジャーデビューする予定だってあるんだから!』

『いや、リズちゃんあんた騙されてるわよ。なんでこんな一目瞭然のウソに引っかかるわけ?』

 嘆息するオリーヴに、うんうん頷きながら同意するメリーさん。

『恋は盲目なの……』


「いや、お前が言うな、お前が!」

 いろいろな意味で突っ込みまくる俺を置いて、さらに事態は予想外の方向に推移する。

 どうやらこの騒ぎでメリーさんたちの存在に気が付いたらしい“ヒデ君”が視線を巡らせた刹那、動転した叫び声が火事場に響き渡った。


『げげげっ!?! ロ、ローラ……エマッ!!』


 同時にローラの口調は柔らかだが、氷点下の雪原よりも冷たいブリザードのような挨拶が吹き荒れる。

。私たちを奴隷に売ったお金を持ったまま、夢だった吟遊詩人バードになると阿呆みたいなことを口走ってトンズラこいて以来でしょうか。娘と大して変わらない女の子を騙して、ようですねえ』

『い、いや、これはその……あれだ。世間体という奴で……』


 しどろもどろに弁明するオッサンを眺めて、得心がいった口調でしきりに頷くオリーヴ。

『ああ、どっかで見たことあると思ったら、ローラとエマの父親かー』

『へーっ、そうなんですか。こんな場所で再会できるなんて奇遇ですね』

 詳しい事情を知らないスズカが、感無量という口調でしみじみと感動し、メリーさんはと言えば――。

『ほい、包丁なの……』

 寒さではなく怒りに震えるローラとエマに凶器を渡していた。

「ノーモーションで事態を悪化させるんじゃない!」


 そんな俺の忠告もなんのその。

『『ありがとうございます、メリー様(ご主人様)』』

 躊躇ちゅうちょゼロで包丁を受け取るふたり。

『ま、待て! 親子じゃないか、話せばわかる!!!』

『えええっ、ヒデ君娘さんがいたのぉ?』


 慌てふためく親父と、心底驚いた調子で確認するリズちゃん。


『あたしメリーさん。また鬼がふたり増えたの。渡る世間は鬼ばかりとはよく言ったものなの……』

 感慨深げなメリーさんの独白を聞きながら、

「上手いこと言ったつもりか、こらっ」

 俺は改めてメリーさんを叱責するのだった。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る