番外編 あたしメリーさん。いま鬼退治に巻き込まれたの……。

 切り落としたロリ飛行士の●●●を紐でぶら下げて、ダウジングというか方位磁石代わりにしてどうにか王都に生還したメリーさんたち一行。

 しかしながら街へ入ろうとしたところで、相変わらずジリオラが出していた指名手配の手配書により、インクライスフィールド河の河原で足止めを食っていた。


「あたしメリーさん。使えない変態かと思っていたけど、パーツは意外と役に立ったの……」

 片手でティン子をぶら下げながら、「♪小さい皮ははしる、ロリに逢いたくて~♪」と、謎の空歌を口ずさむメリーさんを横目で見ながら、オリーヴが呻き声をあげた。

「とりあえず変態だロリコンだより、アンタの方がよっぽど危ないわよ」


「……というか、そんなものブツで本当に方位磁石の代わりになったことが脅威なのですけど」

 ●●●方位磁石を横目に見ながら、ローラがしみじみと嘆息する。

「あたしメリーさん。一田さんところの和樹君に教えてもらったやり方だから間違いないの。居場所に迷ったらとりあえず手近な野郎をぶっ殺して、ティンコが磁石になるからこれで方角を確かめ……」

「「「「誰よ(誰ですか)そいつ!?!」」」」

 オリーヴ、ローラ、エマ、スズカの一斉ツッコミを無視してメリーさんの解説は続く。

「コツは左手は添えるだけ、古事記にもそう書かれているそうなの。あと移動手段に困ったら死体に跨って、メタンガスの噴射で進む人間バイクとして使うの。電人ザ○゛ーガーなの。大○豊がいれば、ほとんど要らないロボなの。ちなみに死体はその後もゾンビとして使えるからエコなの。カナダではこれが当たり前の日常らしいの……!」

「カ、カナダの風評被害がはなはだしいですね」

「本当なの! インディアンと和樹君は嘘つかないもん……」

 ドン引きしているスズカ相手に、メリーさんが断固として主張する。


「だいたい欧米ではポリコレの影響で国際色豊かなヒーロー集団とか、五体不満足なヒーローとか、オンナの体にオトコの心を持った――もしくは逆の――ヒロイン(?)とかが興隆を誇っているので、ゾンビだろうがサメだろうが主役になっても全然問題ないの……」

 なおも強弁するメリーさん。

「はあ……でもそれって、サイボーグ○09とか百鬼●、リボ○の騎士のサファイアとかで、手塚治虫や石森章太郎がやり尽くした分野ですよね?」

 コテンと小首を傾げるスズカの何気ない疑問に、

「その通りなの! ロボットものは鉄○28号で、ヒーローものは石森章太郎が、ケモナーを筆頭にBLや変態趣味はとっくに手塚治虫が半世紀前に開拓し尽くした道なの。それを知らずに最新だとかちゃんちゃらおかしいの……!! それなのに、逆輸入とかで最近は男の娘とかTSLとかポンポンとアニメ化している風潮は嘆かわしいの。カード○ャプターさ○らが放映された時はホモ・レズは人間扱いされずに該当シーンは全カットだったくせに……!」

 小っちゃい拳を握りしめて力説するメリーさん。


「――結局何が言いたいわけよ、アンタメリーさん?」

 ジト目でのオリーヴの問いかけに、メリーさんは悪びれることなく言い放った。

「『賢●●●●●●●●●者』をアニメ化するなら、なんで先にTSを扱ったウチに声がかからないの……!? メリーさんにいたってはコミカライズ化の話……」

 メリーさんの口を借りて、誰かの妬みが赤裸々に噴出される。

「「「「…………」」」」

 いーのかなー、ここまであからさまにして、と懸念を抱くオリーヴたち。


「……ともあれ、どうにか街へ戻るため今後の方針を立てましょう」

 メリーさんに音頭を取らせると、話がまったく建設的な方向に向かわないのを危惧したローラが、そう口火を切った。

「そうね。アインシュタインも『過去から学び、今日のために生き、未来に対して希望をもつ』って言ってるし」

 オリーヴも大きく頷いて同意する。

「あたしメリーさん。言っているのが世界的な偉人アインシュタインだから、なんか含蓄がんちくあるように聞こえるけど、高校中退の小娘オリーヴが口に出した時点でニートの言い訳にしか聞こえないの……」

「幼稚園中退のアンタに馬鹿にされるいわれはないわよっ!」

 すかさず混ぜっ返すメリーさんに反論するオリーヴ。

「それでもまだ、ホイ卒よりはマシなの……」

「たいして変わらないわよ! てゆーか、保育所に対する変なマウントはやめなさい!」


「――はあ、それにしてもあそこまでジリオラ公女が頑なだとは思いませんでしたねえ」

 幼稚園の話題で連想されたのか、王都の正門前に仁王立ちして頑としてもメリーさんの立ち入りを認めなかったジリオラの様子を思い出して、エマもため息混じりに愚痴る。


「いいかげんほとぼりが冷めたから、問題ないかと思っていたけどやたら執念深いの。こうなったらカウンターでジリオラの家に火をつけてやらないと気が済まないの……」

「いや、無理やりマワシ一丁あんだけで化け物と相撲をとらのことをされたんだから、一生恨みに思われても仕方ないと思うけど」

「それでもだいたい勝新なら許されてたの……!」

 オリーヴのもっともな指摘にも悪びれることなく、メリーさんはジリオラを逆恨みするのだった。

「あんたは勝新じゃない!」

「時間が経過したら、オトヒメみたいにテキトーに誤魔化されるのがこの業界なの……!!」

「洒落で通じる段階を越えてしまったのでは? あとオトヒメってほとんど誤魔化しが利きませんよね~」

 ローラがメリーさんを窘めつつ、後半は遠い目をして述懐した。


「あたしメリーさん。確かにアレって音がしてるということは、用を足しているのがバレバレってことで、ある意味放尿放屁脱糞のタイミングを周りに知らせてるようなものなの。むしろ『ブブブ~ブリブリ~ブピッ! プリブリブリ!』みたいな音にしたら、カモフラージュになると思うの。なんでこんな単純な理屈に気が付かないのかしら、開発者は……?」

 それはそれで嫌だなぁと思う一同であった。


 と、その時、川上からドンブラコドンブラコと謎の擬音を響かせながら、ボコボコにされて簀巻きになった流れてきた。


水死体エビスさんなの。きっと良いことがあるの……!」

 はしゃぐメリーさんの言葉にスズカが首を捻った。

「え、いや……水死体を恵比寿えびすって言うのは海限定の言い回しで、アレはただの土左衛門じゃないでしょうか? あと福が来るっていうのも同じで海で遭遇した場合だけで……」

 その補足を聞いて、

「じゃあこのまま海まで流されて、ドザエモンからエビスになるのを確認すれば問題ないの……」

「「「「斬新すぎる解決策だわ(ですね)!」」」」

 そのまま簀巻きと並走して走り出したメリーさんを、惰性で他の四人も追いかける。


 途端、狙いすませたかのように川の中州に打ち上げられる簀巻き。

「さっさと海まで行くの……!」


 理不尽に手当たり次第に河原の石を簀巻きに向かって投げるメリーさんの様子を眺めていたガメリン(背中に集めたドラゴンポールを結わえ付けられている)が、面倒臭そうにインクライスフィールド河に飛び込んで、そのまま無造作に簀巻きを咥えてメリーさんたちのもとへと戻ってきた。


*******************


 終息したかに見えた新型君ウイルスだが、ここに来て再びの猛威を振るうようになってきた昨今――。


「新型の新型の新型って、いたちごっこの様相を呈してきたな」

『あたしメリーさん。エンドレスエイトなの。もしくは静岡県民にとってのキテ○ツ大百科みたいな感じなの……!』

「いいや、静岡にキ○レツはもういない! 静岡県民はキテ○ツは倒したんだ!」

 万感の思いを込めて大学の学食にある安物の椅子に腰かけながら、俺は通話状態になっているスマホの向こうにいるメリーさんに向かって言い聞かせた。


『だったら、ひ○ゆきと議論している感じで、トイレットペーパーがないからトイレに入れないって風に論点をズラされたので、対抗してこっちも負けずにひ○ゆきするようなものかしら? でもそれって意味ないので、誰かがひ○ゆきの連鎖を断ち切らないといけないの……!』

「シード理論やめーい!!」

 カツカレー(500円)を食べながら、俺はエキサイトしているメリーさんに苦言を呈する。

 ああ、薄いカツと水っぽいカレーが美味い。


 なにしろ、ここんところクックパッドの沖縄料理を参考にして、大量におすそ分けしてもらった山羊肉を使って、『山羊刺し』とか『キン●マの刺身』とかいう畜生料理ばかり食って、ひたすら消費していたからな。チープな学食の飯がひとしおだ。


 なお、リモート講義が主体となっている大学だが、それでも直接来なければいけないこともあり、今日は学食で昼食……となったのだが、生憎と樺音ハナコ先輩とは日程が合わず、ドロンパは母国ステイツに里帰りしたまま足止めを食っているらしい。

 暇そうなヤマザキだが、連絡しようにも携帯の電波が届かないため(奴のスマホは田舎では全く入らない某白い犬だし)、他に一緒に飯を食えるほど親しい相手が見当たらなかったので、ひとりでメリーさん相手にダラダラと喋っているわけだが。

『相変わらず陰の者なの……』

「たまたま今回は独りなだけだ! それに田舎にいた時は、だいたいにおいてアホ義妹真季のせいで、人間関係の断捨離させられただけであって俺がハブられていたわけでは――」

 付け加えるならヤマザキの場合、再開した同人誌即売会の売り子を頼まれたのを断った手前、顔を合わせづらいという理由もある。


 あと、最後に会話した時に、

「うおおおおおおおっ! 拙者は神と対話をしたのでござる! 拙者はついに宇宙の真理に至ったのでござる! あと、地球は狙われているっ!! 守護まもらなければならない、使命を帯びたのでござるよ!」

 と、興奮して〝流され○藍蘭島”くらい鼻血流してまくし立てていたので、ほとぼりが冷めるまで距離を置くことにしたのだった。

「……なんか変な宗教にでもハマったのかね?」

 まあ、カルトと宗教の違いは信者の数だけとも言うので、多少の主義主張の違いは目をつぶるつもりではいるが。


『あたしメリーさん。きっとゲッ○ー線の影響なの。石○賢も死ぬ一年位前から家族に「俺は宇宙の真理を解き明かした」と言っていたそうなので、そいつも○ッター線でどうにかなるの……』

 なお、メリーさん曰く、

①ゲッタ○線に拒絶される→滅亡させられる

②ゲ○ター線に受け入れられされる→自我をなくして同化させられる

③ゲッ○ー線に気に入られる→永遠に戦わされる

「ろくな結果にならねーじゃねーか!」

『自我を持ったエネルギーなんて、だいたいろくでもないモノなの……』

 と、ラ=グ○スや時○空を遥かに超える、次元とかそんなものを超越した(時空そのものであるヨグ=ソトースですら到達できない)訳の分からんエネルギーの化身にして究極無比唯一の神アザなんとかが寝言をほざいているが(なお、その玉座まで行ってご尊顔つら拝謁するおがむことができるのは、這い寄る混沌ただ一柱だけだが、大した顔でもないので別にありがたがるほどのものでもない)、ツッコミを入れる気にもならず、

「ソーダネ」

 と全肯定bot並みに心の籠らない同意を示す俺がいた。


『だいたいもう新型君ウイルスてきは斃したとか、油断するほうが悪いの。慢心なの。慢心しまくって乖離剣を使わなかった英雄王とか、投入すれば一発で戦況をひっくり返せるテンプルナイトとブラッド○ンプルを出し惜しんだ挙句、舐めプして負けたポセ○ダルのようなものなの。あと近年では鬼舞○無惨、雅、DI○という三馬鹿が有名なの……』

「まあそう言われると弁解の言葉もないんだが、ちょっと前まで周りの雰囲気も『終息だ終息だ』って感じで、一時使用禁止になっていたトイレの風で乾かす奴も復活してたし」

『雰囲気で決める骨無しチキンなの。あと、あれってすごくショボい風量でなかなか乾かないから、後ろに並ばれると焦るの……』


 ああ、わかるわかる。得てして後ろの奴のプレッシャーに負けて、まだ乾いてないのに譲っちまうんだよな。


『というか、なんか病気の話題がいつの間にか、時空に関する壮大な話になっているの。スケールでかくしようとして、気が付いたら巨大熊と犬が戦う話が、いつの間にか宇宙から来た謎の巨大触手生物と犬が戦う話になっているようなもんなの。あと超時空シリーズはだいたいマ○ロスから流れた視聴者の半分がオ○ガスの半ばで挫折して、サザ○クロスの初回数話で見放した歴史があるの。というか、ぶっちゃけマ○ロスの次はモ○ピーダでよかった気がするの……』

 話している傍からどんどんと話を脱線転覆させていく幼女であった。

「……いや、だからヤマザキの話だろう。本名ヤマザキ・ケンの」

 どーいう漢字を書くのかは相変わらず知らんが。

『〝ケン”ってありふれた悲しみの果てみたいな名前なの。咄嗟に出てくるのは狼に育てられた、タラコ唇の少年だし……』

「古い、古すぎる! せめて世紀末救世主くらいにしておけ!」


 だいたいにおいてあの作品はいまの放送倫理規定に引っかかって放映できないだろう。ジャングル黒○゛えと同じで【封印作品】ってやつだ。


『あたしメリーさん。そういえばアレの最後でドリルでバッ○に穴を開けた奴ってなんて名前だったかしら……?』

「知らん……というか、そんなラストだったっけ?」

『ぶっちゃけカ○オウ戦以後はほとんど記憶にないの。あとケンと言ったらメリーさん的にはウルトラ○ンケンが推しなの……』

「……そんなウル○ラマンいたっけか?」

 ウル○ラマンもゴチャゴチャ出ているけど、最近のは名前もハイカラな風味だけに、そういう昭和の香りのするネーミングは一周して記憶に残りそうな気がするが、俺的には心当たりがない。


『ウルトラ○ンケンって言ったら、ウル○ラの父の本名に決まっているの……!』

 電話の向こうから憤りもあらわにまくし立てるメリーさん。

「えっ、ウル○ラの父って〝ウル○ラの父”が本名じゃないのか!?」

『どこの世界に〝父”や〝母”が名前な奴がいるの……!?』

「……いや、それを言ったら初代ウルトラ○ンが、ウル○ラの男って本名になるんだが? あとセブンも上司から恒点観測員340号って呼ばれてたのに、いつの間にか仲間内や息子にまでセブンって呼ばれているし、なんかムー○ン谷やバ○ボンのパパに通じる矛盾を感じるんだが」


 だいたいウルトラ○ンってネーミングにしたって、イデ隊員に聞かれたハヤタが、

「名前なんかないよ‼」

「よせやい、名無しの権兵衛なんてあるもんか」

「……そうだなぁ、じゃあ、ウルトラ○ンてのはどうだい?!」

 と即興で思いついたものだったはずなんだが?


『あたしメリーさん。細かいことはどーでもいいの! ともかくウルトラ○ンケンは、初登場でいきなり雑魚のヒッポ○ト星人に倒されるズッコケっぷりがエモいの。あと嫁の名前がマリー(母の本名)なのも、メリーさん的には親近感があるの……』

「いやいやいや、父の年齢は16万歳で、初代マンの八倍もの高齢だぞ。しかも役職的には社長クラスだそうだし、無茶苦茶忙しい中社員の尻拭いに途中休憩を入れずに社長自ら現場に出てくるとか、これは倒れても仕方がないだろう」

 なお、その理論でゾ○ィーのへたれっぷりも説明できてしまうのが恐ろしいところである。

 しかしなんで俺はカレー喰いながら、電話越しにメリーさん相手にウ○トラの父の擁護をしているんだろう?


『メリーさん、ウルトラ○ンケンも好きだけど、同じくらいアスカ・ケンも好きよ……』

「どこのアスカ・ケンだ!? 空手バ○一代か? レ○ズナーのエ○ジ・アスカの父親の方か?」

 念のためによりマイナーな方も先に潰しておく。

『アスカ・ケンって言ったら、普通真っ先に合体ロボットア○ランジャーのメインパイロットが浮かぶものじゃない……?』

「普通出てこねえよ、そんなマニアックな知識! つーか、なんで知ってるんだってレベルだろう!?」

『あたしメリーさん。小学生のあなたがちょくちょくプラモデルを買って来てたから、メリーさんも覚えたの。他にも「古代ロボ・ゴダ○ガー」とか「レ○ガード」「シャ○アード」「超攻戦士ザ○レス」「銀河の鷲メガ○・ザマック」とか、マニアックにもほどがあるの……』


 あげつらわれたプラモデルの数々は、確かに俺が町内のプラモデル屋で買ったものである。

「いや、あのプラモ屋の親父。町内に一軒しかないのをいいことに、小学生相手にガンプラって偽って、訳の分からんプラモを売りつける阿漕あこぎな商売してたんだよな……」

 モビルフォース・ガ○ガルとかならともかく、マジでドマイナーなプラモでなおかつ町内の小中学生が軒並み騙されていたせいで、俺も高校になるまで違和感に気付かなかったわけだが。


『ちなみにメリーさん。たまにあなたが組み立て途中のプラモを置いて遊びに出かけている間、気を利かせて組み立ての続きをやっておいたりしたの、テキトーに……』

「あれは手前てめーのせいか?! 帰ってみたらプラモの部品が無茶苦茶に貼り付けてあって、泣いたのは一度や二度じゃなかったぞ!!」


 ドサクサ紛れのカミングアウトに激昂する俺に向かって、メリーさんが悪びれた様子もなく、

『あたしメリーさん。そういえばいま鬼退治に向かっているの……』

「誤魔化すな、この餓鬼っ! ――鬼退治……? 節分の話か?」

 あからさまなバックレだが、最後に残ったカツを食べて一息ついた俺は、念のために確認してみた。


『あたしメリーさん。そーいえば初代ウル○ラマンの名前はウル○ラマンマンという、漫☆画○郎のネーミングみたいな都市伝説があるの……』

「ウル○ラマンの話はもういーちゅーんだ! さっさと次の話に移れっ!!」

 会話においても落ち着きのないメリーさんにヤキモキしながら、俺は話の続きを促すのだった。

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