茨城県応援・特別SS・大子町(人物設定200話付近とする)
「温泉行きたいなぁ・・・・・・」
「マコ~また温泉?」
「お江、またってないだろ、しばらく入ってないよ」
「ねぇ~、常陸の国には温泉は?」
「んと、有名なところだと、筑波山温泉と大子・袋田温泉郷かな~あとは掘り当てた所が多かったような・・・・・・」
「大子、袋田ってマコたまに常陸国自慢で語るよね?」
「あ~うん、山間部なんだけどね、温泉もあるし大きな滝『袋田の滝』もあるし、刺し身こんにゃくも名産だし、『常陸秋そば』に『奥久慈軍鶏』奥久慈軍鶏入りけんちん汁で蕎麦最高だったなぁ、あと・・・・・・りんごも名産で、贅沢に温泉に浮かべると自然の甘い匂いがふわ~と漂ってきて良い風呂だったんだよなぁ~もちろん、蜜がたっぷり入ったあま~いりんごで食べて美味しいしって、お江、またよだれ」
「あはははははっ」
懐紙を渡すと口元を拭くお江、
「大子、美味しい物いっぱいなんだね?」
「俺の時代にはだけどね」
「あっ、そうか!ねぇ~マコ、早く軍鶏とか蕎麦とかりんごとか大子で作ろうよ~」
「無理言うなって。 幸村が中心に蕎麦は力入れ始めたばかり、軍鶏は・・・・・・うん変なのうちの庭にいるよね・・・・・・」
梅子が可愛がっている長鳴きの鶏と軍鶏が交配してしまった、やたら素早い長鳴きの鶏?軍鶏?どっちだ?姿は軍鶏だが。
「なら、梅子ちゃんに頼んで増やして貰う。 雛、送っても良いよね?」
「領民に無理強いじゃなければ良いよ」
「うん、わかってるって、学校の生徒の実家に頼んでみるね」
そう言って、奥久慈軍鶏に期待したお江は、長鳴き軍鶏を増やすのを梅子と力を合わせた。
・・・・・・う~御免なさい。
数十年後、やかましい軍鶏が闊歩するのが当たり前の光景になるとわ。
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