茨城県応援・特別SS・土浦市(時系列200話付近)

「真琴様、ここは土浦と言う地名として地図に書いていますよね?」




お初には守衛隊を率いて貰っている。


その為、地図に碁石を並べて戦を想定した訓練?をしている。




「ん?そだよ、だって茨城城、俺の時代にはないよ。 慶次に任せてある土浦城がここの城だし」


「でも、ここにこのように巨大な城を築いた、水の利便性を重要視してよね?」


「うん、霞ヶ浦、利根川、北浦ルートは活用次第だからね。 俺の時代活用されずに残念な都市になりかけてた・・・・・・山近くの筑波のが東京・・・・・・んと、幕府が置かれた江戸との利便性が高くてね。 それにここにはよく来たんだよ。 日本屈指の花火の大会・・・・・・お祭りが行われてね、澄んだ秋空に大輪の花、土手には屋台の灯り、風情が凄い良くてね大好きな花火大会だったなぁ~」


「ふ~ん、そうなんだ。 花火大会、自分で始めれば良いじゃない?この常陸の国の国主なんだから。 それより、いざとなったら高野城にも鹿島の城にも逃げられるから、悪くないわよね」


「安土もいざとなれば琵琶湖を使って逃げられるしね。 それにこの城に住むのを決めたのはお初達の為も少し考えたんだよ」


「ん?なんでよ?」


「ほら、湖に面しているのって近江、お初達が生まれ育った地に似ているでしょ? 湖の魚も捕れるし、いたたたたたたっなんで耳を引っ張る」


「ばか、本当そういうとこ好きよ」


「はぁ?」


「もう、なんでもない、今真面目に50万の兵とどう戦うか悩んでいるんだから」




う~お初はデレがもう少しあっても良いと思うんだけどな、恥ずかしがり屋さん。

  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る