特別SS・女子校生の匂いと池坊専好(時系列200話付近)
俺は女子の匂いが好きだ。
性癖だものどうしようもない。
良い匂いだけではなく、女子の汗の臭いも好き。
性癖もろにバレている茶々達や桜子達はお初がお香で匂い消ししてる。
くぅ~お初、ことごとく俺の趣味を邪魔してくれやがって。
趣味に理解がない家族、お初の事だろうな。
まぁ~良い、今は生徒達からの匂いが城に広がる。
茶々との約束は守っている。
触れない、誘惑しない、側室にしようなどとは思わない。
ただ、匂い嗅ぎたいじゃん。
学校の授業を見て回っていると、・・・・・・???
「さぁ~皆さん、次は教養を高めるのに、お花の生け方を教えます。本日は、池坊専好殿に京よりお越しいただきました」
茶々がお坊さんを紹介していた。
ん?池坊?え?平成にも続いている生け花の家元?
「さ~て皆さん、茶々の方様から聞きま~したわ~よ、常陸大納言様はな~んでも匂いが大変お好きだ~と。 そ~んな大納言様によ~ろこんで貰えるよ~う、少~し匂いの強いお~花を使ってこ~の雅な城を飾~ろうじゃありませんか」
・・・・・・何だなんだ?このロズッチみたいな坊さん?
「あら、真琴様、見ていらしたの?」
「茶々、なにしてんの?」
「生け花の授業でしてよ。 教養にと昔お世話になった先生が来て下さいましたの」
「お~初にお目にかかりま~す。池坊専好~にございます」
「常陸守真琴です。茶々の師匠殿に来ていただけるなど、ありがたいこと」
「なん~の、京で~も噂されている雅な城を見た~かったので良い機会、茶々様~に生け花を教えてやってくれと頼まれま~して」
「・・・・・・あの先ほど匂いが強い花とか?」
「茶々~様がそうして欲しい~と」
茶々の顔を見ると素知らぬ顔で斜め上を向き目を反らした。
「茶々~・・・・・・」
「な~にか、お気に召しませんで~した?」
「うっ、いや、お任せします」
茶々に口答えすると恐いからと思い、特に何も言えず学校から部屋の戻った。
・・・・・・翌日、城と、学校は花の匂いに包まれていた。
くそ~女子校生の匂いに混ざった雑味、楽しめなくなったやんけ!
苦情を言いたかったが、茶々とお初は、してやったり顔、くっ、お初と結託しているのか。
う~苦情を言うと絶対お初に蹴られる。
悔しい。
その晩の夜伽は、桃子だったので豊満な胸の谷間に顔を埋めて匂いを堪能するしかなかった。
「おにいちゃん~そこすぐ汗ばんじゃうからだめですです~だめですってばぁ~」
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます