第923話 南極大陸茨城城と南極大陸占領宣言
「しかし、朝から肉がゴロゴロ入ったカレーの缶詰か?鮭の塩引きでご飯くらいが良いのだが」
「信長様、南極大陸では生きているだけで勝手に『カロリー』と言う、人間が生きていくための必要な熱量を消費するので兎に角食べていただきます。それが出来ないようでしたら力丸と力会わせてでも退去していただきます」
これは南極料理人と言う映画で見た知識だが、極寒の地では消費カロリーが半端ないらしい。
もし、南極大陸に気軽に来れるなら『南極大陸ダイエット』などというものが人気になるかもしれないな。
今までと変わらない食事量カロリーで南極で生活するだけ。
勝手にダイエットってなりそうな気がする。
「御大将が危険とご判断なされるなら、失礼を覚悟で上様を縛らせていただきます」
と、言うと、信長は仕方なくカレーの缶詰を食べていた。
朝食が終わった頃、アセナがヘリコプターで佳代ちゃんが飛行機で次々と物資とうちの大工衆を30人空輸を数回繰り返した。
そして、三角形パネルを組み合わせたドーム型の住宅を建築していく。
壁はウールや動物の毛皮を挟んだ三層構造。
8畳ほどのドーム型住居を8棟建て、円柱を半分に切ったようなトンネルパネルを組み合わせて連結した住居。
それを7日で作った。
勿論、事前準備しているパネルには萌え美少女装飾済み。
南極に一番似合いそうなエミ●アタンと、猫の大精霊の黄金の装飾が白銀の大地の反射される光に輝いた。
「ここを南極大陸茨城城と名付ける」
と、言うと誰も何にも言わず、『あっ、やっぱりか!』と、言う表情をしていた。
そして、大日本合藩帝国の旗を掲げる。
南極大陸茨城城に設置した通信機を使って、お江の潜水艦からタスマニアの桃信を中継して全世界に南極大陸占領宣言を送った。
1621年12月1日
南極大陸は大日本合藩帝国となった。
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