第779話 エジプトの神萌美少女化

 エジプト文明は、墓に残された物だけでなく、彫刻品などで古代の神々の姿が今でも続いていた。


様々な動物の頭を持ったりする神や、昆虫、フンコロガシが神格化されている。


「エジプトの神様って、なかなか面白い姿をしていますよね」


と、お初は資料をまとめながら言う。


「そうだね、日本は神様と言えば人間の姿で描かれているけどね、壁画がパピルスに残っているヒエログリフとともに描かれている神様ってかっこいいね」


「このようなお姿の神様は、見ていて飽きない物です。そうだ、この地にも学校を建てて、絵画が得意な者にパピルスにこの神々を書かせたら、この地の産業になると思うのですがいかがでしょうか?」


「あ~いいね。王家の墓やピラミッド周辺を保護区指定したから見たい者も訪れるようになるだろうし」


実際、平成の時間線で俺も従兄弟のお土産に貰っている。


額縁に入れ飾っていたのが懐かしい。


・・・・・・そう言えば、エジプトの神々美少女化していたよな~・・・・・・あの褐色肌の美少女可愛かったな~。


「真琴様、今、私が怒る事密かに考えていませんでした?」


「うっ、わかってしまった?」


「はい、気がつきましたよ。も~・・・・・・まぁ、萌が文化として広まってしまっている今、真琴様がやらなくても誰かがするとは思いますけどね」


「え?それって、萌化の許可?」


「やり過ぎないで下さいね」


と、以外にもお初の許しが出た。


エジプト文明は衰退して、古代の神々を崇拝する者はほとんどおらず、苦情も出にくい。


萌化した物を書いてみる。


猫の頭を持つバステト神は・・・・・・加●恵

犬の頭を持つアヌビヌス神は・・・・・・澤村・スペ●サー・英●々

ハヤブサの頭を持つホルス神は・・・・・・霞●丘詩羽


あぁ、冴えない●女の●て方の最終話も見たかったな~と思いながら書く。

最終的に誰と結ばれるのかな~と、妄想しながら。


「あっ、マコ、また可愛い絵書いてる~、久々だね」


と、お江は喜んでいた。


お江が気に入った様子だったので、お江にプレゼントすると、


「学校にお手本として飾るね」


と、ケラケラと笑っていた。


この後、パピルスに書かれた萌美少女神は一つの文化として発展していくこととなる。

  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る