第623話 ヨーロッパ大戦準備
22人の処刑の後、前田利家は馬車駆動戦車隊・大洗型戦車20両と酒列型戦車20両。
リボルバー式歩兵銃を装備した兵士5000を引き連れ、同盟国フランス王国首都パリ近郊の城に向けて出立した。
その行列は馬揃いも合わせているため、絢爛豪華な甲冑を着用して沿道の人々を驚かせた。
前田利家はせめてくるかも知れない神聖ローマ帝国へのフランス王国への援軍。
わざわざ見せつけるような軍はフランス王へ対しても裏切らぬように牽制にもなる。
黒坂水軍艦隊の旗艦を蒸気機関外輪式推進装置付機帆船型鉄甲双胴型戦艦・伊弉諾尊(いざなぎ)から蒸気機関スクリュー式推進装置付機帆船型鉄甲双胴型戦艦・伊弉冉尊(いざなみ)変更し、真田幸村には戦艦・伊弉諾尊の艦長として、Champion of the sea TSUKUBA号・船長・飛猿佐助、Champion of the sea KASHIMA号・船長・柳生利巌の3艦でバルセロナ港に入港を命じ、合わせて城塞化を命じた。
俺はケアンズから向かっている前田慶次の戦艦・摩利支天とChampion of the sea HITACHI号・船長・佐々木小次郎を待ちながら各国の使者を期待せず待っていた。
俺の艦隊を地中海に集結させ一気にこの戦いを終わらせるつもりだ。
各地に忍ばせている忍びからの報告では戦支度を始めているという。
最新鋭兵器に対して、兵数で勝とうとしているらしく、何十万と言う大軍の準備をしているとの事。
水軍力では勝てない事を敵は理解している。
その為大軍で陸地を攻めてくるのだろう。
しかし、陸戦においても新たな兵器を作っている。
それが、馬車駆動戦車隊・大洗型戦車と酒列型戦車だ。
地上戦においても200年は軽く進んでいる装備だ。
だが、敵は数で勝てると思っているのだろう。
数だけでは戦争は勝てない、それを今一度見せつけてやるつもりだ。
そして、オスマン帝国も合わせて動くように連絡を取り合っている。
オスマン帝国には黒海周辺一帯、東ヨーロッパの征服をする手はずで話は進んでいる。
イギリス帝国にはドーヴァー海峡の封鎖を依頼した。
この戦いが後の世に『第一次世界大戦』として名が刻まれる戦争になることを俺は知らない。
【黒坂水軍艦隊】
『旗艦・伊弉冉尊・船長・黒坂真琴
二番艦・伊弉諾尊・船長・真田幸村
三番艦・不動明王・船長・柳生宗矩
四番艦・摩利支天・船長・前田慶次
五番艦・毘沙門天・船長・真壁氏幹
六番艦・韋駄天・船長・伊達政道
Champion of the sea HITACHI号・船長・佐々木小次郎
Champion of the sea TSUKUBA号・船長・飛猿佐助
Champion of the sea KASHIMA号・船長・柳生利巌
他旧旧型南蛮型鉄甲船5隻』
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