第480話 ジブラルタル城・その2・鉄朱塗絡繰栄茨万華里温残酷天使門
「また、巨大な城を作り始めましたね、殿様」
と、ジブラルタル城築城現場を見ながら言う左甚五郎。
左甚五郎は配下の弟子達500人を連れて来ている。
「ああ、地中海を睨む城、堅牢かつ壮大、そして、絢爛豪華にする」
「殿様、その絢爛豪華ってもしかして・・・・・・」
「もしかしなくても、いつものアレだ。今回はお初も承知しているからド派手にやるぞ」
「お初の方様に怒られないなら。そうですか、好きに彫れる訳ですね。腕が鳴ります」
「そうだろう、そうだろう。まずは、海の玄関口である地中海の港となる港廓の城門に茨城城の鉄朱塗絡繰美少女栄茨万華里温門をさらに装飾を増やした物を作る」
右戸の赤色の人造人間エ○ァンゲリ○ン正規実用型2号機、左戸ピンク色の人造○間エヴァ○ゲ○オン正規実用型8号機、上部に人造人間エ○ァンゲリ○ン試作機山吹色の零号機と、黄色い零号機改を配置する。
門戸の脇には、阿吽の像のように左にバイオレットの人造人間エ○ァンゲリ○ン正規実用型初号機、右に白い正規実用型5号機をロンギヌスの槍を持たせて配置する。
勿論、仮面は可動式、仮面があがると見えてくる金髪美少女、惣流・ア●カ・ラ○グレーと、メガネ美少女、真●波・マリ・イ●ストリ●ス、綾波●イ、碇シ●ジ、渚カ●ル。
「鉄朱塗絡繰栄茨万華里温残酷天使門(てつうるしぬりからくりえぶぁんげりおんざんこくてんしもん)だ」
と絵図面を見せると、
「ほうほう、これなら以前作っているので、そんなに時間をかけずに作れます。あっしにお任せください」
と、左甚五郎は腕まくりをした。
絵図面を脇から覗いていたお江は目を輝かせて、
「うわ~完成が楽しみ~」
と、喜んでいる。
海からの来客をこの門で驚かせて向かい入れる。
天使を食らうかのような人造人間エ○ァンゲリ○ン。
そこに意味がある。
いかなる者も敵に回れば食らうと言うメッセージを込めている。
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