第467話 マイアミ城の萌改造・その2
まず取りかかるのは大手門の装飾だ。
門は城の顔、そこに一番萌化するのが俺の城だ。
すでに鉄城門は完成しているため、金で作るレリーフを取り付ける。
そのレリーフは大工と言うより、インカ帝国から手伝いに来ている彫金師が主に取りかかる。
前回インカに作ったグアヤキル城門『日本インカ友好門』製作に参加した者もいるので、下絵を渡せば済む。
下絵帳からどのキャラクターを作るか考える。
今回チョイスしたのは、ハイスクール●×●の巨乳二大お姉様ヒロインお二人だ。
セイラー服を着た悪魔の姫であるお姉様を左門戸にし、右門戸には巫女の服を着た雷の巫女の二つ名を持つ、お姉様をチョイスする。
その二大巨乳お姉様はバトルモードで、厳しい目で来る者を睨み付け魔法を打つように構えている。
大門の脇にある通常家臣などが通る背の丈ほどの小さな門には、ツンデレチッパイ猫娘を左門戸・右門戸には吸血鬼男の娘を配置する。
今までの中でもかなり暴走している門だ。
阻む者がいない。
お江がいないから好き勝手に出来る。
留守居役奉行として残っている前田利家は笑っていた。
「私は、若い頃傾いておりましたが、右府様には到底及びませんな、はははははっ」
前田利家は萌の理解者になった。
お江は俺の萌え萌え装飾お気に入りなのでレリーフの完成を楽しみにしていた。
「マコ~、マコの描く絵のこの服って未来の服なの?」
「ん?ん?え?ええええええええ~、お江、いつから知っていた」
そう、お江には話してはいない。
しかし、以前から知っているようなそぶりを見せていた。
「ん~結構前から知っているよ」
「そっそうか、・・・・・・秘密だからな」
「わかっているよ。夫であるマコの秘密べらべら話すはずないでしょ。ねぇ~マコ~この服作りたいから下絵書いてよ」
「おっそうか、セーラー服のかわいさがわかるか、なら作るように命じよう」
紅常陸隊の者は裁縫も得意で、セーラー服など二日で完成してしまった。
お江に着せたのはセーラー服とルーズソックスだ。
俺はルーズソックスが大好き。
廃れたのが悲しい。
お江がセーラー服ではしゃいでいるのがかわいかった。
短めに作らせたスカートからは時折、白いシルクのパンツが見える。
最高なりチラリズム。
桜子・小滝・ラララにも作ったがなんだか、コスプレしている風俗のお姉さんみたいになってしまった。
どうやら、ルーズソックスがそういう雰囲気を出しているみたいだった。
と、言うか、元々セーラー服って水兵さんの服じゃん。
うちの水軍兵士男女問わず通常時の制服として採用した。
もちろん下はパンツ型だが、襟は立てれば集音になるし、スカーフは万が一の際に止血の血止めに使える優れものなのを忘れていた。
なぜにセーラー服が女子高生の制服に採用されたのか経緯は知らないが、まあ実用的なので良いだろう。
セーラー服に短銃型リボルバー式拳銃と短刀装備を正式採用する。
他にも城の装飾を指示する。
ロザ●オとバ●パイアから、吸血鬼姫・サキュパス・雪女を大広間の装飾に採用。
萌え萌え魔改造はお初が帰ってくるまで続いた。
もちろん通常の城の工事も真田幸村差配で進めさせて堅牢な城を完成させた。
海から来る敵には死角なしで砲撃できる稜堡式城塞だ。
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