波に揺れる硝子片のように、人の心は彷徨い続ける。

芸術を追求した者の苦悩の果てしなさを知る
元ピアノ講師と、かつての教え子である高い才能を持つピアニストとの
再会。
淡い恋のような、それとは微妙に違うような、大人の友情のような、もどかしい心の触れ合い。