ひゃっほう仕事復帰

仕事復帰のため、寮生活に戻ります。

やっと実家を離れました!!

ひゃっほう!!!

あんだけ世話になっといて、、、!と石投げられそうですがね。

でも私、やっぱり仕事好きなんだなぁと思いました。

働くの楽しー。好きー。


排泄も、仕事復帰する頃には、

とっくに普通にできてるようになってたし(そりゃそうだ

リンパ浮腫も症状出てないから、

外来ももう来なくていいって言われたし、

病気発覚前と、ほとんど変わらない生活でした。


違うことといえば、生理がこなくなったのと、

不正出血から解放されたこと。

これは術後からずっとだね。

寂しい気持ちと、煩わしさから開放された、

変な気分。

でも、今現在かれこれ、10年以上生理がない、

もうさすがに慣れましたよ。

同僚とか友達とかの生理の話題についていけないけどね。

感覚すらもう覚えてませんもん。



仕事復帰して、すぐの頃、こんなことがありました。

私が休んでる間に新しく入ったパートのおばちゃん。

秋も深まってきたというのに、やけに薄着だった私に、

「そんな薄着でー、体冷やすと子供産むとき大変なのよー。」

おぉぅ。

思わぬところから飛んできたカウンターパンチ。

避けられませんでした。

「私、子供産めないんで。」

いやいや。

おばちゃんってそういうこと言うじゃん!

世間話でする天気の話くらい、サクっと言っちゃうじゃん!

それにそんな返ししなくても!!!

って、あとで大後悔。

今は、普通にスルーしたり、流せるようになりましたけど、

この頃はねー、仕事復帰してすぐだしねー。

できなかったなぁ、まだまだだったなぁ。

あの時はごめんなさい。



どのくらい仲のいい人にまで、話をしていいか、って問題、

後々、しばらくは悩みます。

誰彼構わず話していいかって言ったら、

そうじゃないと思うんです。

だって、言われた方って困惑するでしょ。

えっこの人が?元気そうに見えるのに、嘘でしょ?って。

心の中では思わずにはいられないはず。

そんな気遣ってほしいわけじゃないでしょ。

同情してほしいわけでもないでしょ。

だから、仕事だけの付き合いの人になんかは言う必要ないよね。

おばちゃんみたいに、関係する話を振られても、

するーっと流せばいいんです。嘘の一つでもついて。




身体的障害とかって、目に見えてわかりやすいものもあるけど、

目に見えないものもあるんだよなぁ、って。

いろんな人がいるんだなぁって、

自分もその中の一人というのはおこがましいのかもしれないけど、

ちょっと気持ちがわかるような気がして

22歳が終わっていきました。

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