第23話 仲良く喧嘩しな!


昨日の仕事は、正直言ってきつかった.....重労働で1日みっちり働いて

1人50ベルクだったのである!それなら3時間で終った大工仕事の方が、

作業的に楽だったよ。裁縫仕事って男性がすると重労働の方を担当する

はめになるので、もう裁縫仕事は行きたくなかった。


お金には困ってないから、我が儘が言える事なのかもしれない?



今日は、どうするのアンジェ?

「どうしようか?何もする事が無いわね。」

『それならば、戦闘訓練でもするか?』

〈えぇ~~ボクは戦闘訓練は嫌だよ!〉


今日1日休みにするのは、どうだろうかアンジェ?

「休みにするの?別に良いわよ!」

〈やった~休みだ!〉

『戦闘訓練をした方がいいぞ?』


「今日は休みって事で解散するわよ!」

≪は~い!・戦闘訓練.....≫




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{アンジェの休日}


台所と借りてから、何か美味しい物でも作ろうかしら?

それならば、まずは買い物ね!食品市場に出かけないと。



{お出かけ中}



ん~何を作ろうかな?夕飯?それともデザート?

デザートの方が良いわね!それなら子供の時から作ってる

これを作くるわよ!


【バーチ・ディ・ダーマ】 


バター40g

砂糖20g

薄力粉60g

アーモンド パウダー小さじ2

チョコ適量


この量で16枚クッキーが作れるわ!


作り方の説明!


1.石窯を200℃位まで温め


2.バターと粉糖を混ぜる。


3.粉とアーモンドパウダーを振るう→切るように混ぜる→バターを押しつけて混ぜる。


4.6等分に分けて、丸く成形する。→2枚セット×8個分=16枚にする。


5.石窯で焼く


6.温かいうちに、クッキーとクッキーの間にチョコをサンド


7.完成したわよ!


うふふ!美味しそうね。1人で食べたら駄目かしら?



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{レオンの休日}


zzzzzz!zzzzzzz!



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{アンの休日}


あれ?アンジェが出かけてる!ボクを誘わないとか

妖しい!何をする気なんだ?追跡してみよう!


此処は食品市場なのかな?美味しそうな物が一杯だよ!


あっ!アンジェを見失っちゃうよ.....


居た!危なかった......


ボクはアンジェの秘密を探らないと行けないんだ!


何か買ってる!何だろう?


今度は、こっちで買い物してる!


何を作るのかな?ワクワク!


あっ!屋台で果実ジュース買って飲んでる!


ずるいよ~ボクも飲みたいよ!


ん?帰るのかな!


宿に戻ってきたね。


台所で何してるんだろう?


アンジェって料理が得意なのかな?


テキパキ作業をしてる.....意外だ!


あぁ~~~好い匂いがしてきた。


ボク甘い匂いって好き!


此れは、お菓子だよね!


がっるるるるる!


す...隙を見てから、お菓子を頂に行こうかな。




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{ヨハンの休日}


以下略!



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{レオンの休日}


zzzzzz!zzzzzz!



{ちょ~!貴方だれよぉ?きゃ~ヨハンの休日をやり直せ?ですって!

      嫌よ!面倒だから!きゃ~~叩かないで...やり直しますから}



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{おっさんの休日}


おっさんの休日ってなんじゃい?

そこは、「ヨハンの休日」じゃろうがぁ!


{煩いわね!あるだけマシでしょ?}


たくぅ~近頃のナレーターときたら仕事も碌にしないで...ブツブツ


中庭で戦闘訓練でもするかの!


足捌きの練習からじゃな!


一歩踏み出して、その後に退く!


いち!にぃ!いち!にぃ!いち!にぃ!



{1時間後}



ふぅ~好い汗を掻いたわい!


風も気持ちいいな!


おっ!シルフィー達よ、ありがとうな!


シルフィー達の会話(あの爺さん...汗臭い!)(もう行きましょう!)(うんうん)


ふむ!シルフィー達も喜んで去って行きおったわい!


同じ精霊族だけあって、心が通じているのかも知れんの?


ま~儂みたいな渋いオッサンに惚れるなよ!



{ないわ~マジ!ないわ~}



運動もしたから腹が減ったの.....


台所に何か無いかの?


そこの窓が台所じゃったな?


どれどれ?


ん!何じゃ~あれは?甘い匂いがするの?


誰も居ないの?おっ!テーブルの上に何かあるぞ!


美味しそうじゃの!頂きます。


ガッシャリ!



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{台所のテーブルの下での事}


「あぁ~粉をこぼしちゃったわ!掃除しなくちゃ.....」


{台所前の廊下}


あれ!アンジェが居ないよ?.....今だ!


{台所の外で}


ガッシャリ!ご馳走じゃわい!


≪んっ!何してるの?≫


{3人とも台所で、固まって動かない!}


「何してるのよ?」

〈テーブルに、お菓子があったから食べようと思って。〉

『戦闘訓練したら、お腹が空いてので台所に来たんじゃよ。』


「此れは私が作った。お菓子よ、誰にもあげないわよ。」

〈頂戴よ~アンジェ!〉

『お腹空いたぞい~アンジェ!』


「煩いわね!私が1人で食べるのよ」

〈ボクと2人で食べようよ?〉

『儂にも~お菓子をくれ~!』



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{宿で寝ていたレオンが目を覚ます}


あぁ~~お腹すいたな、台所に何かあるかな?


部屋には誰も居ないな.....酒場で呑んでるのかな?


それより台所に行こうかな.....


んっ?何か下が騒がしいな?


台所の方からアンジェ達の声が聞こえるな!


やっぱりアンジェ達だった!何してるのかな?


おっ!テーブルの上にお菓子があるよ!


頂きます。......甘くて美味しい!


モグモグ......


ふぅ~何か物足りないな...屋台にでも行くかな!



┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈


{その頃、台所では}


「ちょっと!私の作ったお菓子は何処よ?」

〈アンジェお菓子が無いよ?〉

『アンが食べたんじゃないのか?』


〈ちがうし!〉

『お主は甘い物に目がないからの!信じられんわい!』

「私のお菓子は、何処に行ったのよ~~~~~」



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ふぅ~~~好い休日だったな。

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