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海の中では 3」への応援コメント


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    こんにちは。
    少しずつ読ませていただいております。

    いくつもの対比に、考えさせられました。
    ひとつは、AIと人間。
    SF的側面ですが。笑

    データ処理能力が高度に進めば、人間の感覚を完璧に作り出せるか。
    感覚をもとにアウトプットの動作自体も脳や身体末端に認識させて、かつその結果のフィードバックも計算してまた感覚として戻せるか。
    AIの身体性を育むことができるか。

    できると考えるのが、遠未来SFのひとつの醍醐味なのでしょう。
    脳みそだけではなくて、身体じゅうの末端、細胞があって機能していて、意識だけじゃなくて、その影のより大きな無意識があって正常に働いていて。
    そんな人間自身をも変えていくように、未来へ進むのだと思います。

    AIが進化すると、同時に人間というものに対する理解が深まるものです。
    作中では、人間への理解の壁を、人間ではなく発展途上のAIが突破したように思いました。
    では、人間のほうは?
    人間は進化して自らへの壁を破ったか?
    そうだとしても、そうでないとしても、人間が世界の中心……。
    ぼく、がこの世の主人公で……。

    作者からの返信

    いつもコメントありがとうございます。

    AIが発展してくのと、人間への理解が進むのはきっと相互補完的に進んでいくんだろうなぁと感じます。
    いまはまだ生命と機械の線引きははっきりしていますが、その枠組みが薄くなっていくのではないか、というSFを読んでワクワクして、自分でも書いてみたくなりました。

    自分でも気に入っているお話なので、みなさんにコメントを残してもらえてすごく嬉しいです。


    ぼく、を主人公にしたのは集合知に対する個人の体験や経験の蓄積、を描きたかったからなのかも。今の段階では私はまだ、個人の持つ偏りこそが希望であり、すべての種だと思っているみたいです。