第18話 求めていたもの
~森の奥~
その頃キルアはバルの頼み事を果たすために森の奥をひたすら歩いていた。あれからかなりの時間が経ったが、まだ教会についていなかった。
「……こんなに遠かったっけな。」
キルアはまるでその教会に行ったことがあるようなことをポツリと呟いた。すると漸く森が開けているところが見えた。
「お、やっと森を抜けられるか。…念の為に顔は隠しとくか。」
そう言うとキルアは一度立ち止まり、足元から影のようなものを出現させた。それはゆっくりキルアの体を包み込み、やがて真っ黒なフード付きのマントに変わった。キルアはフードを深く被って顔を隠すと、足早に森を抜けた。
「さぁて、教会はどこだっけなぁ?」
キルアは広大な草原を目を凝らして見渡すと、かなり離れたところにポツリと立っている建物を見つけた。
「……マジかよ。」
キルアはまだ歩くのかとウンザリしながら呟いた。
「…しょーがねぇなぁ。金も回収しなきゃなんねぇし、ここで帰んのも意味ねぇし。」
キルアは大きくため息をつくと、建物に向かって再び歩き出した。
~寂れた教会~
「…………やっと、着いた……ッ!!」
思った以上に離れていた建物に、キルアはやっとのことで辿り着いた。元々体力に自信はあったものの、既に膝が笑っていた。
「……しかし結構ボロいな…。本当にここで孤児院なんかやってんのか?」
「えぇ、やっていますよ。」
キルアが独り言を言うと、急に後ろから返事が返ってきた。
「うぉおっ!?」
キルアは肩を震わせながら驚き、一歩後退しながら振り返って身構えた。
「オ、オメェいつからそこにっ!?」
「貴方が『やっと着いた』と言った時から、ですよ。」
こんばんはと続けて挨拶をした金の長髪で右目に眼帯をした男は、にこっと優しく微笑んでいた。
「もー、驚かすんじゃねぇよぉ……俺ァドッキリ系には弱ぇんだから。」
キルアは胸をさすりながら警戒を解いた。
「それは失礼しました。なんせ昔から気配を消すのが得意でして……最近じゃ、無意識の内に気配が消えていて子供達にもよく怒られてしまいます。」
男は苦笑いしながら軽く頭を下げた。
「あ、申し遅れました。私はここの牧師、グレンと申します。こんな遅くにどうされました?」
男、グレンは首を傾げながらキルアに問いかけた。キルアは少し何と説明しようか迷いながら答えた。
「あー……っと、ちと頼まれ事をされてな。これを届けるようにと、そいつの金を取ってくるようにって。」
キルアがグレンに土地の権利書を渡すと、グレンはすぐに誰に頼まれたのかが分かり、目を見開いた。
「まさか、バルさんがわざわざ取り返しに……?」
「らしいな、ガキ共のためとか何とか言ってたぜ。まぁ襲われて死んじまったけど。」
「っ!!」
グレンはその言葉を聞いて表情を険しくした。
「襲われたって……誰に?」
「さぁな、あの黒い化け物だったけど、人の姿にも変わってた。あー、あのオッサンは見覚えがあったみてぇだぜ?そんな反応してた。」
「……そう、ですか。」
グレンは一度目を閉じて深呼吸をすると、目を開いて微笑んだ。
「わざわざありがとうございます。これで政府の人間も何も言えないでしょう。子供達も安心して暮らせます。」
「あんまりショックはなさそうだな。」
「……、慣れてますから。」
グレンは少し肩を窄めながら苦笑いした。
「彼のことは後で私が迎えに行きます。彼のお金を持っていくんですよね?」
「あ、あぁ。そんな簡単に渡していいのか?」
キルアは無防備そうなグレンを見て逆に心配になった。グレンはふふっと笑い、頷いた。
「そのポケットに入っている彼が持っていた鍵…そしてこの権利書をちゃんと渡してくれた貴方は信頼できますから。」
「あ?」
そう言ってキルアの横を通り過ぎたグレンを見た後、キルアは自分のズボンのポケットを確認した。確かに鍵は入っているものの、外見からでは何が入っているのか、普通の人間…ましてや片目の彼にわかるはずがなかった。
「……、何でわかったんだよ。」
キルアはポカンとしながらグレンの後をついていった。
~孤児院~
「こちらですよ。」
グレンに案内されたのは、教会と渡り廊下で繋がっている孤児院だった。教会よりは建物自体新しく、なかなかの広さだった。
「……そこそこ広いんだな。」
キルアはキョロキョロと周りを見渡しながら呟いた。グレンは微笑みながら頷いた。
「優しい人達からの寄付金のお陰で、少しずつですが拡張していったんです。まぁ、広さの分、ここに来る子供達が多いのも事実ですが……あいたっ。」
グレンがそこまで話すと、上から何かが落ちてきてグレンの頭に当たった。
「あ!先生ごめんね!当てるつもり無かったんだ!」
「先生痛そ〜!」
「?」
キルアが声のする方を見ると、二階の廊下から子供達がこちらを見ていた。
「もう……私の頭にタンコブができちゃいますよ?」
グレンは苦笑いしながら、落ちてきた汽車の玩具を拾い上げた。
「あれ?先生、その人お客さんなの?」
「なんでマントなんか被ってるのー?」
子供達は不思議そうにキルアのことを見ていた。キルアは顔を少し伏せながら黙っていた。
「こらこら、お客様に失礼ですよ。すみません、これを渡してくるので、先に行っててください。この先まっすぐ言って突き当りを右に曲がったところに赤い扉の部屋がありますから。」
「あ、あぁ……分かった。」
グレンが階段の方に走っていくのを見送ると、キルアは言われた通りに進んだ。
「……ん?」
突き当りについて、そのまま右に曲がろうとしたキルアだったが、左側の廊下を見るとキルアは足を止めた。
「……地下の、階段か?」
薄暗い左側の通路の奥には、下に降りる階段があった。そこは進まないようロープが張られていたが、キルアは何故かどうしてもそっちに進みたくなった。
「……いい思い出もねぇはずなんだけどな。」
キルアはそう呟くと、そのまま左に曲がって階段を降りていった。
~地下~
下に降りると、そこは真っ暗な通路が続いていた。キルアは足元に気をつけながらゆっくり奥に進んでいった。
「……あの時のまんまか。まぁ寄り付きたくもないわな。」
キルアが独り言を言いながら歩き続けると、やがて鎖と南京錠で固く閉ざされた扉が現れた。キルアは何の躊躇もなく、それを鎖鎌で断ち切って扉を開けた。そして中に入ると、そこには巨大な何かの装置が中心にあり、その周りにも小型の装置がいくつも並んでいた。
「……懐かしい、って言いたくねぇなぁ。」
キルアはフッと笑い、中心の装置にそっと触れた。
「人を散々改良した挙句、簡単に捨てやがって……っとにどいつもこいつもふざけてんな。」
そう、ここはかつて戦争のために『人間兵器』を研究、制作していた実験施設だった。キルアは生まれついた時からここで被験体として肉体改造などされていた。全身に広がる刺青も、『人間兵器』になる際に化学反応で現れたものだった。『人間兵器』は身体能力を人間が耐えられる極限まで上げられ、五感も野生動物並に感じるように改良された。不要な感情は捨てさせ、ただ人や物を破壊することに快楽を感じるようにすることで、人を殺すこと、国を壊すことへの抵抗を無くすことに成功した。実際に戦争に『人間兵器』を導入し、実用的であることが確認されたが、本格的に『人間兵器』を導入し始める前にこの研究は中止になった。キルアはその原因を知らなかった。研究が中止になり、被験体と下級研究員が全員処分される寸前に一人逃げ出すことに成功したため、事情など知る由もなかったのだ。
「ま、俺にはもう関係ねぇ事だけどな。お陰で今まで生き延びてこれたし……切り裂きジャックさえいなけりゃ、もっと……」
キルアはだんだん声が小さくなり、やがて唇を噛み締めるように口を閉ざした。拳を強く握りしめ、何かを必死に堪えるように肩を震わせた。
「っ……俺だって……俺だって『普通の人間』になりたかったっての!!!」
キルアは怒りをぶつけるように、拳を装置に振り下ろした。鈍い音が部屋に響き渡り、装置は大きくへこんだ。キルアは荒れた呼吸を落ち着かせながら、血が滲んだ拳を見つめた。
「……何もしてねぇのに、好きでこんなんになった訳じゃねぇのに……俺ァ普通の幸せも許されねぇのか……?」
キルアは泣きそうな顔をしながら、額を装置にそっと当てて呟いた。その声はあまりにも悲しそうで、今までのキルアからは想像もつかないような弱々しさだった。キルアはただの殺人鬼ではなく、一人の『被害者』だったのだ。
「あれ?誰かいるぞ弟よ!」
「本当だ!誰かいるよお姉ちゃん!」
すると部屋のどこからが子供の無邪気な声が聞こえていた。キルアは口から心臓が飛び出そうになるぐらい驚き、腰を抜かして装置にしがみついた。
「だ、だだだだ誰だっっっ!?オバケとかやめろよっ!?」
キルアが鎖鎌を前に向けながら周りを見渡し、声の持ち主を探した。すると物陰からひょこっと二人の子供が顔を出した。一人は金髪のくせ毛の女の子で、もう一人は茶髪のくせ毛の男の子だった。年齢的には二人とも同じぐらいだが、姉と弟と呼び合ってるため、双子であるようだ。
「あはは、メチャクチャ驚いてるぞ弟よ!」
「ごめんねお兄ちゃん!僕達はオバケじゃないよ!」
双子は笑いながらテケテケとキルアに駆け寄ってきた。キルアはキョトンとしながら少し後ずさった。
「な、何だオメェら……。こんなとこで何してやがんだ?」
「それはこっちのセリフだぞ〜?ここは僕達の秘密基地なのだ!僕達以外誰も知らない場所なんだぞ!」
女の子は自分のことを僕と言い、自慢げに胸を張った。
「いつも通り遊ぼうとしたら、お兄ちゃんがいたから声をかけたの!お兄ちゃんも遊びに来たの?」
男の子はニコニコ笑いながら首を傾げた。
「別に遊びに来たわけじゃねぇよ……その、迷っちまっただけだ、うん。」
キルアは戸惑いながら何となく誤魔化した。双子は顔を見合わせると、にっと笑った。
「「じゃあ、僕達が案内してあげる!」」
「……は?」
キルアが返事をする前に、双子はキルアの手を片方ずつ引っ張って立ち上がらせると、さらに部屋の奥に連れていった。
「待て待て待て!奥に行ってどうすんだよ!?俺こっちから来たぞ!?」
「大丈夫大丈夫!こっちの方が楽しいよ?」
「それ進め進め〜!」
双子はキルアの意思を無視し、どんどん奥に進んだ。一番端にたどり着くと、双子は壁にある小さなダクトに無理やりキルアを押し込んで中を通らせた。
「お兄ちゃん詰まってるよー!早く進んで〜!」
「………マジで詰まりそうになってんだけど。」
キルアは僅かにしか動かない体を必死に動かして奥に進んだ。双子は小さいので余裕で後ろからついてきていた。やがて突き当りが見えてきたので、キルアはギリギリまで進みながら、次はどっちに進めばいいか双子に尋ねた。
「おーい、これ以上前に進めねぇぞ?次は右か?左……か……?」
キルアが質問し終わる前に、キルアの体は突然浮遊感に襲われた。
「「下!」」
「うぉおおおおおっ!?!?」
キルアは無邪気な双子の声を聞きながら、抗う間もなく真っ逆さまに下に落ちていった。やがてダクトは滑り台のようにカーブになり、キルアはそのまま滑って外に飛び出た。
「げ……。」
外に出れたのはいいものの、出たところは地面からかなり高い位置にあり、キルアは顔面から地面に落下した。
「グフッ!!」
キルアは顔を押さえながら痛みに耐え、ゆっくりと立ち上がろうとした。
「「イエーイ!!」」
「ガッ!!!」
すると双子がキルアと同じようにダクトを滑って外に飛び出し、キルアの上に落下した。キルアは再び地面に伏せるように倒れ、顔を強打した。
「いやぁ、いつやってもこのダクト滑り台は楽しいですなぁ!!」
「先生に見つかったら絶対怒られるけどね!」
「………………。」
「あれ?お兄ちゃん死んでる?」
双子は顔を覆うようにして押さえながら蹲って動かないキルアを見て首を傾げた。キルアは暫くしてからもそっと体を起こし、双子を睨んだ。
「……オメェら、いい度胸してやがんな……?」
キルアは鼻から流れる大量の鼻血を必死に抑えながら言った。双子はそれを見て大爆笑しながら頷いた。
「でしょでしょ!?僕達どんなことでも平気で出来ちゃうんだ!」
「それより、折角案内してあげたのだ!うんとここの景色を眺めるがいいのだ!」
「のだー!!」
「景色……?」
双子に言われて、キルアは初めて辺りを振り返った。するとそこには美しい花が辺り一面咲き誇っている野原だった。キルアは思わず目を見開き、その景色に見入った。
「ね?綺麗でしょここ!」
「ここは僕達と先生しか知らない場所なのだ!もう少し向こうに行くと、小さな離れがあるのだぞ!」
二人はニコニコしながら自慢げに話した。キルアはそこでハッとし、慌てて立ち上がった。
「いや!いやいやいや!!俺ァこんなところに来たかったわけじゃねぇよ!さっさと金を回収しに……!」
「「お金?」」
「……っと。」
双子が同時に首を傾げてキルアを見つめると、キルアは慌てて言葉を濁した。
「と、とにかく!俺ァ先生のところに戻りてぇんだ、な?確かにここはいいとこだが、俺には似合わねぇし……。」
「何で?」
すると男の子はキルアのマントの裾を掴んでじっと見つめてきた。
「は?」
「何で似合わないの?このマントのせい?」
男の子は純粋な瞳でキルアを見つめ続けた。続けて女の子がまるで説教をするように言った。
「こんな綺麗な場所、似合わない人間なんていないのだ!あの黒いオバケは流石に似合わないけど、お兄ちゃんは人間なのだ!どんな大罪を持っていようと、少しでも心があるなら似合うのだ!ここにいる権利があるのだ!」
「……人間…。」
キルアが静かにそう呟くと、三人を撫でるように風が優しく吹いた。
「……こらぁああああッ!!!」
そんないい感じの雰囲気を、遠くから走ってきたグレンの怒鳴り声がぶち壊した。
「また勝手にここに来て……って、あっ!!客人まで巻き込んで…ずっとこの人捜してたんですからね!?私の労力返しなさいッ!!」
グレンは三人に駆け寄ると、急に聞こえた怒鳴り声に心臓が爆発しそうになって死にかけてるキルアを放置して双子を叱りつけた。
「あーあ、見つかっちゃった……。」
「先生、うるさいのだ。その客人が先生の怒鳴り声で死にかけてるのだ。」
「はっ!ドッキリ系だめでしたっけ!すみません!!」
グレンは慌ててキルアの背中を擦り、ペコペコと頭を下げながら謝った。
「……もう嫌だ……。」
キルアは完全に弱ってしまい、膝を抱えうずくまってしまった。
「あぁ、どうか子供のように拗ねないでください。飴ちゃんあげますから、ね?」
「餓鬼扱いしてんじゃねぇクソ牧師!!!」
キルアは頭を撫でようとするグレンの手を振り払った。グレンは微笑み、スっと手を引っ込めた。
「その様子でしたら大丈夫ですね、よかった。」
「ちっ。」
キルアは舌打ちをすると、すくっと立ち上がり砂を払った。
「んで?何なんだよこの餓鬼共は?散々人を振り回しやがって……。」
「この子達は赤ん坊の頃にある方から預けられた双子です。女の子の方が姉のリオ、男の子の方が弟のレオです。」
「……リオと、レオ?」
キルアはその名を聞くと、目を見開いて名前を繰り返した。
「ええ、確か若い男の人が雨の日に二人を抱えて預けに来たんですよ。「この子達の親は訳あって急遽遠い地に旅立たなければならなくなった。自分はこの子達をここに届け、親が戻ってくるまで金銭的援助をするよう約束した。」と言われまして……。」
「その人はたまに僕達に会いに来てくれるのだ!とっても優しい人で、この孤児院に定期的に寄付をしてくれているのだ!」
「その人はいつも僕達に言うんだ!「お父さんとお母さんは必ず君達を迎えに来る。寂しいだろうけど、それまでは俺がしっかり守るから。」って!だから僕達、ずっといい子にして待ってるんだ!」
リオとレオは眩しい笑顔でキルアに教えた。キルアはその時何かに気付き、ぐっと拳を握った。
「……あの野郎……っ。」
「?どうかされました?」
グレンはキルアの様子に違和感を覚え、顔を覗き込もうとした。
「……用事を思い出した。」
キルアはそう呟くと、乱暴にポケットに手を突っ込み、鍵を取り出してグレンに押し付けた。
「え?あ、ちょっと……!」
「あいつの金は、全部ここに寄付するように言われた。好きに使え。じゃーな。」
キルアはそう言うと地面を思い切り蹴り、孤児院の屋根に飛び乗った。リオとレオはそれに感激しながらキルアに向かって叫んだ。
「お兄ちゃん!また僕達と遊びに来てくれる!?」
「次は離れまで行くのだ!そこにはここより綺麗な花畑があるのだ!お兄ちゃんもきっと気に入るぞ!」
「……あぁ、また来てやるよ。」
キルアは軽く手を振り、にっと笑うと屋根の向こう側に飛び降りて消えてしまった。
「……行っちゃったのだ。」
「でも、また遊んでくれるって!楽しみだね!」
「うむ!待ち遠しいのだ!!」
「……あなた達、やけにあの人に懐いてますけど、何でですか?」
グレンは珍しそうに首を傾げて二人を見つめた。
「「何となく!!」」
二人はニコッと笑い、手を繋いでまた遊びに行ってしまった。
「……何となくで人をダクト滑り台に落とさないでください。」
グレンは深くため息を吐き、額に手を当てた。そして押し付けられた鍵を見つめ、瞳を細めた。
「……そう言えば、あの双子を預けに来た人、そろそろ来る時期なのにまだ来てませんね。まぁ化け物が出る物騒な時ですから、仕方ないのかも知れませんが……。」
グレンはそこであることに気がついた。
「ん?あの人……そう言えばどんな顔でしたっけ…?」
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