言葉を紡ぐ理由
物書きにはどうしても書く理由があると僕は思う。明確ではなくても、言葉には表せなくても、本人が分かってなくても何かしらの理由はあると思う。
僕が書いている理由はきっと沢山ある。
・書かないと心が疲弊するから
・書くことによって気持ちの整理をしている
・褒められたい
・感動や恐怖で泣かせたい
・誰かの心を動かしたい
・自分の限界を見てみたい
こんな。他にも沢山あるけどね。
けどこれらを纏めて一言に言い表すのならば、
何かへの渇望。
僕たちはきっと常に何かに飢えている。物も食料も技術も豊かな現代の日本で何に飢えるというのだという人もいるとは思う。それも一理ある。けど、だからこそ、
心が飢えている。
三大欲求を満たすようなモノは沢山あるし、生活水準は高いし。となればあとは承認欲求だとか誰かとの繋がりだとか、高次の欲求へと。人間は元来欲深い生き物であるからこれは自然の摂理。
物書きだとか絵描きだとかはたまた音楽を志す者なんかはきっとこの欲求が強い、もしくはその辺りの感度が高い、センサーの精度が高い。きっとこうなのだろう。
だからその飢えを満たす為に書いているんじゃないかなと僕は思っている。
そしてそういった人間は何かしらセンサーの低い人間たちとの間に確執を持っている事が多いとも感じる。
そもそも強く感じる部分が違うんだからしょうがないのに、排他的思想にある日本ではどうにも生きづらいと感じる。他をもう少し認める努力をしたらいいのに。
……まぁ僕も気を付けていこうかな。
珍しくそんなに暗くない話(笑)
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます